2014年10月01日
A407・「ガン検診無用論」を調べています(3)
都合により前回の投稿(8月7日)以降、中断したままでおりました。
自己満足的なブログではありますが、続けることが生活のリズムになっていたことを改めて実感致しました。
このリズムを失わないように致したく、この先、投稿間隔が一定しないかもしれませんが、兎に角、再開致しました。ご一読願えるならば幸いに存じます。
(前回迄の目次)
1、ガン検診とガンの早期発見・早期治療について
1-1 定期検診で死亡率は変わらない (文献B)
1-2 定期検診で死亡率が高まる(文献A)
1-3胃がん検診、人間ドッグ、脳ドッグのマイナス効果(文献A)
1-4 検査よりも予防(文献A)
(今回)(文献引用文は斜文字で表示)
2、ガン検診のデメリットについて
2-1 有害な放射線被ばく受ける
(文献A)
受診者の死亡率が高まる理由の一つはガン検診でのエックス線検査にある。
国や専門家たちは、「エックス線検査には放射線被曝のデメリットよりも、ガンの早期発見というメリットの方が大きい。だから害は無視できる」と主張している。
しかし、これには科学的根拠がなく、
放射線を浴びても、それを上回るメリットがあるということを科学的に証明した論文は1本もない。
イギリスの研究チームが医療用X線検査で起こったと考えられるガンを調べたデータがある。
「日本人のすべてのガンのうち、3.2~4.4%はX線検査が原因だ」と結論づけているが、
このレポートは、日本では話題にされないで来た。
(文献A、C)
肺ガン検診で発がんした最大理由はレントゲン検査時のX線被ばくだ
胃ガン集団検診での被ばく量は肺ガン検診の6倍。バリウム検査のX線被ばくは100~
300倍。大腸ガンのバリウム検診は、そのまた3倍…!。
2-2 CTは被ばくリスクが高い
(文献A)
胸部X線検査よりも被曝量が数十倍から百数十倍もあるCTを使った検診が身体にどれだけ大きなダメージを与えるかは、火を見るより明らかだ
CTが原因でガンが発症するというデータが年々増えている。
アメリカには、CTを繰り返し受けると、がんが10数%増えるというデータがある。
ところが、日本では全く問題にされていない。(公にされていない)
それどころか、日本のCTの普及率は、2位以下を3倍も引き離し、ダントツの世界一だ。
それでも、「CTを使って数mmのがん腫瘍を早期に見つけることができれば、手遅れになる前に手術で切除して命を繋ぐことができる。だからCTは素晴らしいものだ」と、多くの人は思ってしまうでしょう。でも、一概にそう言えるだろうか。
CTで数mmのがん腫瘍を早期に見つけることができたなら、多くの場合は手術にすすむでしょうが、手術には疑問の声が大きいことを注目する必要がありそうです。
「ガンの三大療法」をご参照
2-3 ガン検診の「要精密検査」「告知」などの恐怖が発ガンを促進する
(文献C)
ガンを防ぐのは免疫細胞の一種NK(ナチュラルキラー)細胞などだが、精神力(気力)が落ち込むと比例して減少する。
ガン告知の衝撃で、恐怖で、気力は10分の1になりNK細胞も比例して激減する。
検診はガンを防ぐどころか不安ストレスを煽り、ガン激増に一役買っている。
最近のガン検診は「ガンを細胞レベルで発見する」というが、
近年の研究で赤ちゃんから老人まで、だれでも毎日平均5000個のガン細胞が生まれていることが判っていて、それでも健康なのはNK細胞などのおかげといえる。
細胞レベルの「ガン検診」をするなら、ガン細胞が見つかるのもあたりまえ。
健康な人に“ガン患者”のレッテルを貼ることになる。
2-4「ガン細胞が見つかった!即手術」は人とガンの共存を乱し、悪性化する
・老衰で大往生したお年寄りの8割にガンがあった!
・「早期胃ガンが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
これらは医者の常識で、他のガンもおなじといえる。
だから「ガン細胞が見つかった!即手術」と短絡する必然性はない。
「ガンが身体のどこかに潜んでいる人は非常に多く、
見方を変えれば、人々はすでにガンと共存し、共生している。
密かに共生しているものを、暴きたてようとすれば、どこかに無理がくる」
ところが、現代のガン検診は、
これら平和共存しているおとなしいガンも、人相が悪いとすべて“悪性”のレッテルを貼って、抗ガン剤、放射線で総攻撃する。
当然ガン細胞は反抗ガン剤遺伝子(ADG:アンチ・ドラッグ・ジーンズ)を変化させて兇暴化する。寝た子を起こすとは、まさにこのこと…。
「ガン検診」の結果「ガン細胞が見つかった!即手術」の病院は避けた方が良い
2-5 偽陽性
本当はガンではないのに、ガンがあるかもしれないと診断され、精密検査を受診しなければならなかった場合、これを「偽陽性」といい、
逆に、本当はガンであるのにガンではないと診断されるのを「偽陰性」といいます。
一次検診で陽性となり、精密検査が必要とされた方のうち、実際にがんがあった方は、胃がんで2.3%、乳がんでは4.6%と低い割合だと報じられており、多くの人は不必要な精密検査を受診したことになります。
(文献B)
・この研究は、55〜74歳の8万人の女性で、血液のCA-125 と経膣超音波検査が、年1回で6年間行われています。その結果、卵巣がんでの死亡率(1年間に1万人当たり)は、受診者群は3.1人で、受診していない群では2.6人でした。即ち、卵巣がんの検診を受けた群の方が死亡率は高いのです。その上、検診の偽陽性の約3000人のうち3分の1の約1000人が外科的フォローアップを受けた結果、15%が深刻な合併症を発症したのでした。この人達は、検診を受けなければ健康で過ごせたのです。卵巣がん検診は、無意味というより有害なのです。
・女性の乳がん検診のマンモグラフィーも多くの女性が受診していますが、これも乳がんの死亡率低下には寄与しないと報告されています。乳がんは、近年その死亡者数が増加していることから、女性の検診希望者が多くなっています。しかし、デンマークの1997〜2006年の研究では、マンモグラフィーには乳がんの死亡率を下げる効果は無いと報告されています。さらにカナダの予防医学委員会でも、40歳代のマンモグラフィー検診は必要なしとの報告をしています。
実際、マンモグラフィーは偽陽性の多い検査法です。・・・マンモグラフィーによる放射線の被曝に加え、偽陽性による精神的ストレスがあります。これは、偽陽性といわれることで精神的な落ち込みがあり、精密検査の結果が出るまでの間は、ストレスで熟睡できない方も多いのです。・・・患者にとってリスクは多くてもメリットは少ないのです。 (続く)
参照した文献
文献A;「長生きしたければがん検診は受けるな」(岡田正彦・新潟大学医学部教授)
文献B;「がん検診で死亡率は低下しない」 医学博士國香 清
『医学博士の健康ブログ』2013年10月10日
文献C;「 ガン検診、受けた人ほどガンになり、早死にする!」 (時空研ブログ)
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-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
自己満足的なブログではありますが、続けることが生活のリズムになっていたことを改めて実感致しました。
このリズムを失わないように致したく、この先、投稿間隔が一定しないかもしれませんが、兎に角、再開致しました。ご一読願えるならば幸いに存じます。
(前回迄の目次)
1、ガン検診とガンの早期発見・早期治療について
1-1 定期検診で死亡率は変わらない (文献B)
1-2 定期検診で死亡率が高まる(文献A)
1-3胃がん検診、人間ドッグ、脳ドッグのマイナス効果(文献A)
1-4 検査よりも予防(文献A)
(今回)(文献引用文は斜文字で表示)
2、ガン検診のデメリットについて
2-1 有害な放射線被ばく受ける
(文献A)
受診者の死亡率が高まる理由の一つはガン検診でのエックス線検査にある。
国や専門家たちは、「エックス線検査には放射線被曝のデメリットよりも、ガンの早期発見というメリットの方が大きい。だから害は無視できる」と主張している。
しかし、これには科学的根拠がなく、
放射線を浴びても、それを上回るメリットがあるということを科学的に証明した論文は1本もない。
イギリスの研究チームが医療用X線検査で起こったと考えられるガンを調べたデータがある。
「日本人のすべてのガンのうち、3.2~4.4%はX線検査が原因だ」と結論づけているが、
このレポートは、日本では話題にされないで来た。
(文献A、C)
肺ガン検診で発がんした最大理由はレントゲン検査時のX線被ばくだ
胃ガン集団検診での被ばく量は肺ガン検診の6倍。バリウム検査のX線被ばくは100~
300倍。大腸ガンのバリウム検診は、そのまた3倍…!。
2-2 CTは被ばくリスクが高い
(文献A)
胸部X線検査よりも被曝量が数十倍から百数十倍もあるCTを使った検診が身体にどれだけ大きなダメージを与えるかは、火を見るより明らかだ
CTが原因でガンが発症するというデータが年々増えている。
アメリカには、CTを繰り返し受けると、がんが10数%増えるというデータがある。
ところが、日本では全く問題にされていない。(公にされていない)
それどころか、日本のCTの普及率は、2位以下を3倍も引き離し、ダントツの世界一だ。
それでも、「CTを使って数mmのがん腫瘍を早期に見つけることができれば、手遅れになる前に手術で切除して命を繋ぐことができる。だからCTは素晴らしいものだ」と、多くの人は思ってしまうでしょう。でも、一概にそう言えるだろうか。
CTで数mmのがん腫瘍を早期に見つけることができたなら、多くの場合は手術にすすむでしょうが、手術には疑問の声が大きいことを注目する必要がありそうです。
「ガンの三大療法」をご参照
2-3 ガン検診の「要精密検査」「告知」などの恐怖が発ガンを促進する
(文献C)
ガンを防ぐのは免疫細胞の一種NK(ナチュラルキラー)細胞などだが、精神力(気力)が落ち込むと比例して減少する。
ガン告知の衝撃で、恐怖で、気力は10分の1になりNK細胞も比例して激減する。
検診はガンを防ぐどころか不安ストレスを煽り、ガン激増に一役買っている。
最近のガン検診は「ガンを細胞レベルで発見する」というが、
近年の研究で赤ちゃんから老人まで、だれでも毎日平均5000個のガン細胞が生まれていることが判っていて、それでも健康なのはNK細胞などのおかげといえる。
細胞レベルの「ガン検診」をするなら、ガン細胞が見つかるのもあたりまえ。
健康な人に“ガン患者”のレッテルを貼ることになる。
2-4「ガン細胞が見つかった!即手術」は人とガンの共存を乱し、悪性化する
・老衰で大往生したお年寄りの8割にガンがあった!
・「早期胃ガンが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
これらは医者の常識で、他のガンもおなじといえる。
だから「ガン細胞が見つかった!即手術」と短絡する必然性はない。
「ガンが身体のどこかに潜んでいる人は非常に多く、
見方を変えれば、人々はすでにガンと共存し、共生している。
密かに共生しているものを、暴きたてようとすれば、どこかに無理がくる」
ところが、現代のガン検診は、
これら平和共存しているおとなしいガンも、人相が悪いとすべて“悪性”のレッテルを貼って、抗ガン剤、放射線で総攻撃する。
当然ガン細胞は反抗ガン剤遺伝子(ADG:アンチ・ドラッグ・ジーンズ)を変化させて兇暴化する。寝た子を起こすとは、まさにこのこと…。
「ガン検診」の結果「ガン細胞が見つかった!即手術」の病院は避けた方が良い
2-5 偽陽性
本当はガンではないのに、ガンがあるかもしれないと診断され、精密検査を受診しなければならなかった場合、これを「偽陽性」といい、
逆に、本当はガンであるのにガンではないと診断されるのを「偽陰性」といいます。
一次検診で陽性となり、精密検査が必要とされた方のうち、実際にがんがあった方は、胃がんで2.3%、乳がんでは4.6%と低い割合だと報じられており、多くの人は不必要な精密検査を受診したことになります。
(文献B)
・この研究は、55〜74歳の8万人の女性で、血液のCA-125 と経膣超音波検査が、年1回で6年間行われています。その結果、卵巣がんでの死亡率(1年間に1万人当たり)は、受診者群は3.1人で、受診していない群では2.6人でした。即ち、卵巣がんの検診を受けた群の方が死亡率は高いのです。その上、検診の偽陽性の約3000人のうち3分の1の約1000人が外科的フォローアップを受けた結果、15%が深刻な合併症を発症したのでした。この人達は、検診を受けなければ健康で過ごせたのです。卵巣がん検診は、無意味というより有害なのです。
・女性の乳がん検診のマンモグラフィーも多くの女性が受診していますが、これも乳がんの死亡率低下には寄与しないと報告されています。乳がんは、近年その死亡者数が増加していることから、女性の検診希望者が多くなっています。しかし、デンマークの1997〜2006年の研究では、マンモグラフィーには乳がんの死亡率を下げる効果は無いと報告されています。さらにカナダの予防医学委員会でも、40歳代のマンモグラフィー検診は必要なしとの報告をしています。
実際、マンモグラフィーは偽陽性の多い検査法です。・・・マンモグラフィーによる放射線の被曝に加え、偽陽性による精神的ストレスがあります。これは、偽陽性といわれることで精神的な落ち込みがあり、精密検査の結果が出るまでの間は、ストレスで熟睡できない方も多いのです。・・・患者にとってリスクは多くてもメリットは少ないのです。 (続く)
参照した文献
文献A;「長生きしたければがん検診は受けるな」(岡田正彦・新潟大学医学部教授)
文献B;「がん検診で死亡率は低下しない」 医学博士國香 清
『医学博士の健康ブログ』2013年10月10日
文献C;「 ガン検診、受けた人ほどガンになり、早死にする!」 (時空研ブログ)
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-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
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-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
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4-2、「糖尿病」
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