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はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2015年01月31日
A427・インフルエンザ予防の常識(ワクチン、うがい)はウソ!とは?(2)
(前回)
1、「予防ワクチン」は効果なし! 
「うがい」も効果なし!と言われても
2、インフルエンザワクチンは打たないで!?

(今回)

3、インフルエンザ予防に「手洗い」「うがい」「マスク」は効果ある?

<効果あり説>(文献からの引用部;斜字)

・インフルエンザ、風邪に共通しますが、飛沫感染(ウィルスの塊が唾液などの分泌物とともに放出され、それを吸い込むことによって感染すること)の予防にはうがいが有効です。

<効果なし説>

・インフルエンザウイルスは、気道に付着すると20分ほどで細胞の中に取り込まれ、増殖をしていきます。故に、20分ごとにうがいをするという非現実的な予防法になってしまいます。

「うがい」そのものは有効だが、15分~20分の励行は非現実的!と理解されます。
「外から帰ったら、うがいを!」といった従来の指導は<効果なし>と判定されますが、一方、
単に<効果なし>と言うだけでは野次馬評論に過ぎません。
専門家を名乗るからには「ならばどうする!」を言ってほしいものです。

・「うがい」が、インフルエンザの予防に明確な根拠がないと、厚生労働省は、予防対策のポスターから外している。

<有効な対策は!>

・吸い込まれたウィルスは鼻やのどの粘膜に吸着しそこで増殖します。
そのため、増殖して気管の奥(または、のどから血液)へ侵入する前にウィルスを洗い流してしまうのが有効です。

・一般的に使用されているヨードを含むうがい液は、実験的にもインフルエンザウィルスに対する不活化効果が証明されています。
実際、小学校でのインフルエンザウィルスの流行に対して、ヨード製剤を用いたうがいの効果が証明されております。

・インフルエンザウィルスは乾燥した状態で活発に活動します。乾燥が一番の敵。
加湿器などを使って部屋の湿度を保ち、さらに室内の換気も重要です。
保湿をしてあげることで、粘膜を正常に保つことができます。(ウイルスが)くっついたとしても、洗い流しやすくなります。

・すべての病気に共通ですが、体力を保っておくことが予防または症状の軽減にも必要です。一般的なことですが、バランスのとれた食事、十分な睡眠を心がけることが大切です。

・口の中の唾液などの分泌液には殺菌成分が含まれて、口は空気中の細菌やウイルスなどに対する防御機能として働いています。口を刺激すると、粘液の分泌や血行が盛んになり、防御機能が働きやすくなります。

・口や喉の粘膜を暖かく潤いのある状態に保っていれば、ウイルスは弱体化して繊毛や免疫細胞の働きで排除されてしまうため感染することができません。

・嚥下(えんげ)で、こまめにウイルスを飲み込んでしまう。
・「うがい」より「えんげ」
のどから侵入しようとしているウイルスを除去し,胃の中で殺すことができ,インフルエンザにかかりにくく予防になるというものです。
・10分~15分毎にお茶、水などを飲んで嚥下し、ウイルスを飲み込んでしまう。


概要、この様な解説が見られます。これらから<有効な対策>が見えてきます。一つを取り上げて効果の有無を言うのではなく、自分に向いたことをいくつか組み合わせるのが良いようです。

(1)インフルエンザウイルスは、気道に付着すると20分ほどで細胞の中に取り込まれ、増殖をしていく。
ならば、15分~20分毎を目途に
(1-1)吐き出すか・・此の為の方法として、「うがい」がある
(1-2)飲みこむか・・此の為の方法として、お茶、水などでの「嚥下(えんげ)」がある。

(2)インフルエンザウィルスは乾燥した状態で活発に活動する。
ならば口や喉の粘膜を潤いのある状態に保っていればよい。
・・此の為の方法として 「部屋の湿度を高める」「頻繁に水分を摂る」「ガムをかむ」などがある。

(3)唾液には殺菌成分が含まれて、口は空気中の細菌やウイルスなどに対する防御機能として働いく。
口を刺激すると、粘液の分泌や血行が盛んになり、防御機能が働きやすくなる。
ならば唾液の分泌を盛んにするとよい・・ 此の為の方法として、「ガム」など何かを噛んでいる。

(4)基本的には普段から体力、免疫力を高めておくこと、特に流行期には規則正しい生活をしていること。

感染するかどうかの基本は(4)で左右されることで、(1)(2)(3)とか、「マスク」「手洗い」のうち、自分が出来る組み合わせで励行すればよいと思うのが自然です。

後期高齢者の私ですが、(4)を心がけ、「うがい」「手洗い」を励行し、予防ワクチンはパスで来ました。昨年は流行期に出来るだけガムをかむようにしました。

有難いことに今迄インフルエンザに罹らずに来ることが出来ましたが、今後はこの度知り得た20分以内のウイルス除去の必要性、「嚥下」の効果を意識して、対策を強化しようと思っています。

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2015年01月23日
A426・インフルエンザ予防の常識(ワクチン、うがい)はウソ!とは?
1、「予防ワクチン」は効果なし!
「うがい」も効果なし!と言われても?


インフルエンザが大流行中です。

「予防ワクチン」と「うがい、手洗い励行」がインフルエンザ予防の常識と思っていますが、「これはウソですよ!」という記事がインターネットで良く見るようになりました。その内容や発言者から、単なる無責任発言として無視出来ないような気がします。

これに対して「予防ワクチン」と「うがい、手洗い励行」を推進している行政なり、医療関係者からの反論が見当たらないのが気になります。

「高齢者がかかると肺炎を併発したり持病を悪化させたりして重篤になり易いので、特に対策に怠りなきように!」とご親切な警告もありますが、どっちを向いたら良いのか迷ってしまいます。

2、インフルエンザワクチンは打たないで!?

ワクチンについては、例えば「インフルエンザワクチンは打たないで」という記事があります。執筆者はウイルス学を修め、国立公衆衛生院(現・国立医療保健医療科学院)疫学部感染症室長も務めた人とのこと。経歴から見て、単なるアジテータとは思い難い人です。

要点を列記します。(斜字)
・ワクチン大丈夫?!15年前に集団接種は中止した!
(インフルエンザワクチンで流行は阻止できないことがわかり、厚生省は1994年に集団接種をやめました。流行を阻止できないということは、すなわち、他人にうつしてしまうことは避けられないということです。)
・自分の身体を守る本当の情報を!
・インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
・じつはインフルエンザ・ワクチンはほとんど効きません。これはウイルス学者たちの常識で、日本で接種を始めた当時からそう言われていました。
・「打っておいたほうがいい」どころか害毒
ワクチンは薬事法上の劇薬です

ワクチンや血液製剤など、ウイルスや生物の組織では知らないうちに活性化したりするなどいつなにが起こるかわかりません。汚染されている可能性もあります。ですから、自然に体に入ってしまうならしかたがないけれど、あえて、体に入れたいものではないということです。

ウイルスが活動しないように、不活性化するには、ホルマリンを使います。
これは科学物質過敏症の原因ともなるものです。もちろん劇薬で、しかも発がん性物質でもあります。

この他、インフルエンザ・ワクチンは黄疸や肝機能障害を起こしたり、喘息発作を誘発したりすることがあります。

・いらないものが多すぎる!!(インフルエンザワクチンの嘘)
ワクチンを打てばインフルエンザに感染しないという話は、大間違いです!
「打っておいたほうがいい」どころか副作用があるから怖いのです。死亡者も出ています。

打たないほうが安全だし安心です。そもそもワクチンは病原菌なのだし薬事法上は劇薬です。接種にはもっと慎重であるべきです。

接種しておけば、感染しても悪化せず、軽く済むは、怪しい

「予防接種を打ったのにインフルエンザにかかっちゃったじゃないか。」という苦情を言われた医者が、苦し紛れの弁解として、「もし打っていなかったら、もっと重症になっていたんだよ」とごまかすために作られた真っ赤な嘘なのです。不機嫌な患者をなんとかごまかしたい医者の気持ちはわかりますが、ウソはウソ。鰹節の産地偽装よりたちの悪いウソで、「ウソも方便」と許容することはできません。

単に「インフルエンザワクチンの予防効果は期待できない」との声があるだけなら、
「そんなものかな?」位の気分でもおれますが、
「ワクチンは病原菌なのだし薬事法上は劇薬です。接種にはもっと慎重であるべきです」
とまで言われると、話は違ってきます。

ワクチン接種を進めている行政、医療団体からしかるべき反論がないのは何故でしょうか。
無用論、有害論が根拠の乏しいものならば、その非を咎め発言を撤回させるのが推進者の職責であるはずです。
勿論、無用論、有害論が正論ならば、現行の施策を即座に改めてもらいたいものです。

うやむやなままに過ごしてしまう!
これが相場のような気がします。
「自己責任」という便利な言葉が用意されています。
次回の「うがい・手洗い」と合わせて、自分の問題として取り組んでいくことが肝要なようですね。(続く)

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2015年01月17日
A425・歩幅を広げて歩きます
1、歩幅を広めに、背筋を伸ばして!

退職してほぼ20年、戸籍上は今年傘寿になるのですが、まだまだ若いつもり!と言いたいの気分です。

しかし、残念ながら何となく疲れやすくなった様でもあり、歩く歩幅が狭くなってきました。
以前から座っているときは背中を丸くしがちでしたが、最近は歩いているときも肩が落ち背中が丸くなっていることが度々です。

気づいた都度、下腹を突き出すようにして力を入れ、左右の肘を後方に締めて肩甲骨を付けるようにすると、背筋はピンと伸びるのですが、長続きしません。
背筋・腹筋の筋力が落ちてきているためか!と思ったりします。
「年のせいだよ!」と言われても仕方ありませんが、自分ではそう思いたくない気分です。

昨年は寝たきりになった義母の在宅介護で、自分の生活習慣としてきた「歩くこと」が全くお留守になっていました。「この運動不足で体がなまったためだ」とわが身に言い聞かせて、年明けから家の近くで歩き始めました。

事情があってあまり長い時間家を留守に出来ず、また、必要あれば直ぐに戻れるように、遠くには行けません。近郊の里山などに出かけて山道の上り、下り、気分転換を求めるのは無理ですが、近くの公園の遊歩道で、「歩幅を広めに、背筋を伸ばして!」(と自分では思って)歩いています。

歩き始めは寒さが気になりますが、やがてそんなことは忘れて、気が付くと少し汗ばむ程になっています。この間小一時間、やや疲れを覚えながら爽快な気分で家に戻ります。

2、歩く歩幅を「ちょっと広くする」

「何でもない」と思うかもしれませんが、体の動き、殊に股関節の動きが悪くなっている人には「歩幅を広くして歩くこと」は意外に高いハードルであることを知りました。

普通、運動としての歩幅は身長の45~50%位と言われます。私は166cmですから83cmが目安となります。100mを歩くと120歩の計算になります。

家から公園まで、普通に歩いて10分弱、これがウオーミングアップで、公園について始めは「やや広め」位の気分で歩いていますと、そのうち、気が付くと普段の歩幅に戻っています。

今度は意識して「広め!」で歩数を数えながら歩いてみると、最初は100mを118~120歩程でしたが、何日か繰り返しているうちに114~115歩になってきました。

歩きながら、肘を後ろに大きく振るように意識し、肩甲骨を左右合わせるように意識すると背筋がピーンと伸びるような気がします。(我流です)

こんなことを試しながら、体が温まってから、最大歩幅で歩いてみました。調子が良い時は100mが104歩ですが、体の動きが良くない日は頑張っても107~108歩が精いっぱいです。こんな日は歩くフォームがバラバラで、しかもなかなか修正できません。
調子が良い時は、体に1本まっすぐに筋が通り、足のけり、伸びなどの一連の動きがスムースに思えます。

いずれにしても、最大歩幅で歩くと、100m程で特に急がなくても息が上がり加減になります。
「広め!」で100mを114~115歩で歩いても、普通の歩幅で歩くよりも明らかに疲れ方が違います。

この公園は自宅から1km弱、公園の遊歩道は1周2.3km、100m毎にマークがあります。以前は早歩きで2周したり、適度に交えて4周したりをメニューとしていましたが、この度、1年少しのブランク後は最大歩幅を交えると1周ではっきりと疲労を覚えました。

人の体は動かさないでいるとかくも急速に衰えるものだと改めて肝に銘じて、無理なく、頑張りすぎない程度に頑張って、我が身を動かしていこうと思っています。

歩幅を広くして歩くことは、普通の散歩よりも短時間で大きな運動量となり、適度なインターバルで組み合わせ、同時に歩く姿勢矯正の動作を加えるなどを行うと、
・硬くなった体をほぐす、
・筋肉の衰えを緩和する、
・多くの筋肉を動かす、
・背筋を伸ばす、
・股関節の動きを良くして高齢化に伴う転倒を防止する、
などなどに有効!と自己満足的に考えて、この先、自前のストレッチ、軽度の筋肉鍛錬メニューとしてまとめていくことになりそうです。

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2015年01月11日
A424・糖尿病新薬への期待と現実

新聞で「糖尿病新薬10人死亡」「脱水症など副作用報告4800件」という見出しの記事を見て、複雑な思いでいます。

私が糖尿病と診断され、しかも即入院となったのが50歳代半ばでした。今は病歴20数年のベテラン患者などと自称していますが、10年程前からインスリン注射を打つことで血糖値(A1c)をほぼ順調にコントロール出来ています。

この度のニュースを見て、経口薬を服用していた頃の合併症の陰につきまとわれていた辛かった日々を思い出します。

糖尿病の治療を始めてからは、主治医の先生や栄養士さんの言うことをよく聞き、優等生の患者であったと自分では思っていますが、よい結果は伴わず、年月の経過と共に悪化していきました。

経口薬の量が次第に増やされ、薬の種類も増えて、単に「食べすぎないように」「適度の運動をするように」の決まり文句を一言二言言われるだけの通院治療が続きました。

「自分自身の問題なのだから」と自分に言い聞かせはしましたが、症状改善の兆しは一向に伺えず、先の見えない暗いトンネルを行く思いが深まるばかりでした。

「こんな状態を続けて良いのか?」との思いが付きまとう様になっていました。
病院の処方以外に「糖尿病が治ります」という誘いに飛びつきやすい心の隙が広がるような気がしました。糖尿病患者に共通することだろうと思います。

記事によると「昨年4月以降相次いで発売された新型の糖尿病治療薬は今までのインスリン分泌を促すものと違い、糖を体内に吸収させるたんぱく質の働きを邪魔して体外に排出し血糖値を下げる」というもので、これだけの説明を見ると糖尿病患者にとっては実に魅力的です。しかし脱水症とか脳こうそくなどの副作用がある由。
国内で6製品が発売され、10万人以上が服用していると推定されると書かれています。

記事の見出しを見て先ず思ったのは、溺れる者が藁をつかむ心境で、巷にはびこる無責任な宣伝文句に乗ってしまったのでは?
こんな思いで記事を読んでいくと、はっきりした記述はありませんがどうもそうではないらしく、医師の処方によってのことと読み取れます。

症状改善の兆しが見られない中で新薬に期待する一方、病院・医師に従った結果が副作用多発、死亡者多数!では、患者はたまりません。
記事では「日本糖尿病学会の専門医らによる委員会で新薬の副作用の事例と対策をまとめ、高齢者への投与は慎重に検討することをなどを呼びかけた」とあります。

言葉じりをとらまえるようですが「高齢者への投与の慎重さに欠けていたのか?」と聞きたくなる思いです。上記の呼びかけのような言わずもがなのことではなく、専門医の委員会が言うべき医学的な解析と反省があるはずです。

「厚生労働省は、薬の添付文書を改訂して医療関係者へ情報提供するよう各製薬会社に通知した」とのことです。
新薬認可に際して開示すべき情報を製薬会社が医療関係者に提供していないのなら義務違反を指摘すべきであり、指示事項が的確を欠いていたために事故が多発したのなら厚生労働省の責任として改めて必要情報を明記するのが筋のはずです。

新聞記事だけですべてを記述できないのは当然ですし、或は記事自体がポイントを書き損なっているのかもしれませんが、記事で見る限り、学会も官庁も患者の気持ちとは全くかけ離れた存在である様にうかがえます。

自分の健康は自分で守ることの大切さを改めて思わせられています。

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2015年01月05日
A423・チンプンカンプン(珍文漢文)
1、「話し言葉」と「書き言葉」

私たち日本人は日本語を話し、日本語を読み書きしています。
当たり前!と言えば当たり前のことですが、明治の中頃まではそうでなかった!と言われると、若い人たちには「ちょっと驚き」ではないでしょうか。

「話し言葉」としての日本語は地方ごとに方言があってかなり違ってはいるものの、話せばわかる日本語ですが、「書き言葉(文章語)」が漢文とか日常語とかけ離れた文語であった頃は、漢文の素養を持った限られた人たち(自称・他称?知識人)の特権意識からか、「書き言葉」を上に見て、「話し言葉」を見下すような気風があった様です。

一般庶民にとって文語の文章は何を言っているのか訳が分からず、江戸っ子に言わせると
「ベランメー、何を言ってやがんのかチンプンカンプン(珍文漢文)でー」
といった案配であったとか。江戸に限らず、上方でも同じようなアンチ・チンプンカンブン気運があった由。(上方語源辞典:東京堂)

A421・「日記のこと」
https://fanblogs.jp/hapise/archive/555/0 で、「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてすなり」(土佐日記)にふれました。当時、「日記は男が公的な記録を漢文で書いていた。紀貫之は女性を装って、ひらかなで書いた」ということで、1080年前(1000年+消費税相当80年)のことでした。
紀貫之は脱漢文、書き言葉平準化の先駆者であり、文化勲章か国民栄誉賞を贈られるべき存在であった様です。

チンプンカンプンが平安の昔から江戸時代、更には明治の中頃まで続いていた訳です。
一国の書き言葉(文章語)がチンプンカンプンであっては法律も経済も文化も国際化の流れに入っていくことは出来ない相談です。

今、私たちは日常の話し言葉と一体化した文章(文語)を極く当たり前のように使っています。これが如何に有難いことか! 恥ずかしながら改めて感じ入っているところです。

2、落語家と文化人

江戸期から明治にかけて「全ての人に共有される文章語」を模索する様々な試みがあった様です。それらの紆余曲折があって、結果として今日の日本の文章語が生まれたキーは何処にあったか?

司馬遼太郎さんは著書・街道を行く「本所深川散歩」で、「三遊亭園朝の噺(こばなし)が近代文章語成立の触媒として果した功績は極めて大きい」と述べています。

私が中学生だった頃(60数年前)、当時の高校入試はアチーブメントテストという形式で、ひたすら知識の詰め込みが求められていました。
「二葉亭四迷~浮雲~言文一致~近代文学」と棒暗記していました。
このほか坪内逍遥、夏目漱石などが新しい文章語の推進功労者、文化人と一般には言われていますが、漱石は3代目柳家小さん、寄席から多くを学んだといいます。

二葉亭四迷は坪内逍遥から「円朝の落語通り書いてみてはどうか」と言われて書いたのが「浮雲」であり、自身でそれを「円朝ばり」といっているとか。
文章語が第1期の完成を見るのは明治30年代末の夏目漱石だろうと司馬遼太郎さんは前記の「本所深川散歩」で書いていますが、漱石は寄席から多くを学んだと言い、三代目柳家小さんを「天才」と礼賛していたといいます。

「文章の目的は達意にある」と漢文訓みくだし調の一般人には難解な文章語を書く徳富蘇峰が言い続け、
福沢諭吉は「サルでも読めるように」と言ったとか。(今、要職にある人がこんなことを言うと、例えば国会議員なら何とか委員会で議案審議をそっちのけにして非難合戦をし、三文マスコミはここぞとばかりに騒ぎ立てるのでしょうが、当時の大方の人たちは如何にも大人であった様です。話を戻します。)

日本人の誰もが読むことが出来、書くことが出来る近代的な「日本の書き言葉」の本当の元祖は円朝であり、志ん生であり、小さんであり、当時の寄席であったように思われます。
円朝、志ん生、小さんらは二葉亭四迷、坪内逍遥、夏目漱石ら文化人の話し言葉のお師匠さんであったと言えそうです。

当時の噺家の何人かは非常に大きな存在であったにもかかわらず、一部の自称文化人達の「噺家(はなし家)」への偏見に依るためか?この話は教科書では勿論のこと巷でもとんと聞くことはありませんでした。

二葉亭四迷、坪内逍遥、夏目漱石らお弟子さんたちの才覚もあって日本は近代化の道を進むことが出来ました。しかし真の功労者はお師匠さんたちではないか?!と思っていると、

「言葉なんていうやつはー、ええー、なんて言いますか、その~、表彰とかなんとかとは関係ないんでございましてな・・」と言うかどうか? 懐かしい志ん生節が聞こえてくるような気がしました。

今年は「お師匠さんたちのDVDを探してみようか!」「何十年振りかに落語鑑賞をしてみようか」などと思ったりしています。

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<色:#cc0000>2-3、「食習慣・食生活」
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<色:#cc0000>3、「心・頭脳の健康」
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<色:#cc0000>4-1、「病気・傷害・医療」
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<色:#cc0000>4-2、「糖尿病」
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「ジャンルなし」
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