概観からくるイメージと電気自動車ということで全く興味はなかったが、暇つぶしになるので試乗することにした。
エンジンが無いので、スイッチひとつで動き出すことに若干の違和感を覚える。
常にブレーキを踏んでいないと走り出してしまいそうな気がしてしまった。
一通りの操作説明を受け、ソロリと出発。
ディーラーから一般道に出る際の段差を越えていくと、収まりの良いというかダンパーが効いているというか...「高級なコンパクトカー」だと感じた。
5分ほどノロノロと走るうちに、遮音性もなかなか良いことに気付く。
信号を曲がり、空いた道に出た。思いっきり加速してみたい衝動に駆られ、アクセルをいっぱいに踏んでみる。
聞き覚えのある加速音....電車の加速時の音だ。
アクセルの加減に、しっかりと反応するのは、ハイブリッド車のフィーリングより遥かに優秀であった。
ハイブリッド車の違和感は、ガソリン車に慣れ親しんだ者ほど違和感を覚えるのではないかと思うが、エンジンの無い電気自動車がここまで完成度が高いとは....驚きであった。
言い忘れていたが、加速そのものも十分に実用範囲である。
15分程度の試乗だったが、驚きと期待を感じることが出来た。
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