「認知症は現代病?」という記事がありました。
記事には、古代ギリシャやローマ時代の人々に認知症はあったのかについて触れていました。
実は、古代の医療文献には、現在のような深刻な認知症の症例はほとんど見られないそうです。
研究によると、古代ギリシャやローマの人々は、年を取ると記憶が少し悪くなることは知っていたけど、
アルツハイマー病のような深刻な認知症は ほとんどなかった ようです。
何が違ったんでしょうか?
現代と古代の違いとして、環境や生活習慣が大きく関係しているそうです。
古代ローマでは、都市が大きくなり、汚染が増えたことで、
認知機能の低下が増えた可能性があるそうです。
また、ローマ人は鉛を含む道具や水道管を使っていたから、
鉛中毒による脳への影響も考えられるんだそうです。
それに対して、ボリビアのチマネ族という先住民族の人々は、
現代でも非常に低い認知症の発症率を持っているんだそうです。
チマネ族の生活は非常に活動的で、現代のような汚染や不健康な食生活とは
無縁だから、認知症も少ないと考えられているようですね。
現代の環境や生活習慣が、認知症の増加に大きな影響を与えているかもしれませんね。
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