2017年の洋楽ランキングをランク順にポイント化して、
その総合ポイント合計値で年間ランキングを作成してみた。
予想通りな部分もあれば、意外にランクが高い／低いがあった。
低い順位に長い期間存在した曲よりも、高い順位に短い期間存在した曲のほうが
ポイントが高くなる傾向にある弱点。

当たり前だけれど、Billboard年間ランキングとは大きく内容が異なっている。
（ちなみに、集計期間もBillboardが確か12月〜翌年11月なのに比べて、こちらは1月〜12月）

振り返ってみると発見もあって、
最近"Havana"がBillboardランキングの上位に来ているCamila Cabelloだけど、
"I Have Questions"も彼女だったんですね。
あと、"Shaky Shaky"はDaddy Yankee（Billboard年間2位の"Despacito"にも参加）の曲だったのか。

Rank ／ Title ／ Artist

001. Attention ／ Charlie Puth

002. Feels ／ Calvin Harris ft. Pharrell Williams, Katy Perry & Big Sean
【コメント】この曲、売れないことはなかったけれど、正直Billboard上ではそこまで目立っていなかったように思う。自分の中ではかなりロングヒットした曲の一つだ。

003. Feel It Still ／ Portugal. The Man

004. I Could Use a Love Song ／ Maren Morris

005. Don't Quit ／ DJ Khaled & Calvin Harris ft. Travis Scott & Jeremih
【コメント】DJ Khaledのアルバム"Grateful"で、たぶんこの曲はシングルリリースされていないんだろうけど、個人的にはアルバムの中でこの曲が一番好きだ。

006. What Lovers Do ／ Maroon 5 ft. SZA

007. Look What You Made Me Do ／ Taylor Swift
【コメント】Katy Perryといがみあったまま通り過ぎた一年だったけれど、今年はKaty、Taylorとも曲やアルバムを出したものの、思うほどのヒットにはならず、消化不良の一年だったのではないかと思う。

008. Lonely Together ／ Avicii ft. Rita Ora

009. Shining ／ DJ Khaled ft. Beyoncé & JAY Z

010. I Feel It Coming ／ The Weeknd ft. Daft Punk
【コメント】2016年11月に発売されたのでなければ、2017年のトップはこの曲だったかもしれない。2016年末から2017年初旬は、自分の中ではThe Weekndの期間だった。

011. How Long ／ Charlie Puth

012. Wild Thoughts ／ DJ Khaled ft. Rihanna & Bryson Tiller

013. Lemon ／ N.E.R.D & Rihanna

014. Bodak Yellow ／ Cardi B
【コメント】Cardi BはタイプとしてはNicki Minajと似ていて、聴き出した当初はそれ故あんまり好きではなかったんだけれど、いくつか曲を聴いて結構はまってきている今日この頃。Nicki Minajが枯れてきたら、この人がとって代わるかも。

015. To The Max ／ DJ Khaled ft. Drake
【コメント】この曲、リンク先はアメリカ版だから、普通に飛んでも見られない。日本のApple Musicでも当初は聴けたのだけれど、ある時点から一切聴けなくなってしまった。なんででしょうね。ちなみに、 You Tubeにも音源がある ので、そっちで聴いている。普通に聴けないとなると不思議にいとおしくなってしまうのか、この曲も自分の中ではかなりロングヒットした。

016. Caught Their Eyes ／ JAY Z ft. Frank Ocean

017. Chained To The Rhythm ／ Katy Perry ft. Skip Marley

018. Shape of You ／ Ed Sheeran
【コメント】2017年のBillboardランキングを圧倒的に駆け抜けたこの曲だったけれど、Ed Sheeranのすごかったところは、同じアルバム内から"Perfect"で再びBillboardトップに立ったことだと思う。ひょっとすると、2018年の年間トップが"Perfect"になったりして？！さすがに同じアルバムの中からBillboard年間トップを2曲輩出するとなると、前例はないだろうから、なんとなく期待していたりする。

019. No Complaints ／ Metro Boomin ft. Offset & Drake

020. Dirty Sexy Money ／ David Guetta & Afrojack ft. Charli XCX & French Montana

021. God, Your Mama, And Me ／ Florida Georgia Line ft. Backstreet Boys
【コメント】普段はカントリーのジャンルを避けがちなんだけれど、今年はこの曲と、4位のMaren Morris "I Could Use a Love Song"の2曲が好きすぎて、けっこうカントリーのジャンルも注目していたように思う。

022. Vices ／ Ludacris

023. Heartstroke ／ Calvin Harris ft. Young Thug, Pharrell Williams & Ariana Grande

024. Passionfruit ／ Drake

025. iSpy ／ KYLE ft. Lil Yachty

026. Gorgeous ／ Taylor Swift

027. The Story of O.J. ／ JAY Z

028. Hollow ／ DNCE ft. SEKAI NO OWARI

029. Closer ／ The Chainsmokers ft. Halsey
【コメント】なんでだろう。去年よりも今年のほうが自分の中でヒットしているこの曲。

030. Immortal ／ J. Cole

031. Draco ／ Future
【コメント】Futureに注目したのも今年。きっかけはこの曲。注目し出すと不思議なもので、Taylor Swiftとのコラボ（"End Game"）があったりするからびっくりだ。

032. End Game ／ Taylor Swift ft. Ed Sheeran & Future

033. Penthouse Floor ／ John Legend ft. Chance the Rapper

034. Bon Appetit ／ Katy Perry ft. Migos

035. Woman ／ Ke$ha ft. The Dap-Kings Horns

036. Versace On The Floor ／ Bruno Mars
【コメント】Bruno Marsにはずっと変わらずにいてほしいと思える一曲ですね。実にすがすがしい。

037. Jungle ／ Pitbull ft. E-40 & Abraham Mateo

038. Paris ／ The Chainsmokers

039. DNA. ／ Kendrick Lamar

040. Automaton ／ Jamiroquai

041. Starboy ／ The Weeknd ft. Daft Punk

042. Sexy Dirty Love ／ Demi Lovato

043. Remember I Told You ／ Nick Jonas ft. Anne-Marie & Mike Posner

044. Cold ／ Maroon 5 ft. Future

045. One Chance to Dance ／ Naughty Boy ft. Joe Jonas

046. Perfect ／ Ed Sheeran
【コメント】"Thinking Out Loud"、"Photograph"もそうだけれど、Ed Sheeranのバラードはしみじみといい曲ばかりですね。

047. Bank Account ／ 21 Savage

048. 24K Magic ／ Bruno Mars

049. Thunder ／ Imagine Dragons

050. Caroline ／ Amine

051. Find You ／ Nick Jonas

052. Your Song ／ Rita Ora

053. Sober ／ G-Eazy ft. Charlie Puth

054. Motor Sport ／ Migos, Nicki Minaj & Cardi B

055. I Have a Dream ／ DRAM

056. Miracles(Someone Special) ／ Coldplay ft. Big Sean

057. Symphony ／ Clean Bandit ft. Zara Larsson

058. How Far I'll Go ／ Alessia Cara

059. That's What I Like ／ Bruno Mars

060. rockstar ／ Post Malone ft. 21 Savage
【コメント】この曲、日本のコントで使えると思うのは自分だけでしょうか（失礼な話ですね）。

061. Back to You ／ Louis Tomlinson ft. Bebe Rexha & Digital Farm Animals

062. Goodbye ／ Echosmith

063. Shaky Shaky ／ Daddy Yankee

064. Now and Later ／ Sage The Gemini

065. Delicious ／ Daniel Powter

066. Untouchable ／ Eminem

067. Dirt on My Boots ／ Jon Pardi
【コメント】2016年から引きずって自分の中でロングヒットしたこの曲。カントリーの中では1位、2位を争うくらい好き。

068. Anywhere ／ Rita Ora

069. Drowning ／ A Boogie wit da Hoodie ft. Kodak Black

070. A Lonely Night ／ The Weeknd

071. No Limit ／ G-Eazy ft. A$AP Rocky & Cardi B

072. Dear Hate ／ Maren Morris ft. Vince Gill

073. I Miss You ／ Clean Bandit ft. Julia Michaels

074. Crave ／ Pharrell Williams

075. Strip That Down ／ Liam Payne ft. Quavo

076. 1000 ／ N.E.R.D & Future

077. Love So Soft ／ Kelly Clarkson

078. Need You ／ Allie X ft. Valley Girl

079. It's Everyday Bro ／ Jake Paul ft. Team 10

080. When I Was Young ／ MØ

081. Stir Fry ／ Migos

082. Don't Don't Do It! ／ N.E.R.D & Kendrick Lamar

083. Eraser ／ Ed Sheeran

084. These Heaux ／ Bhad Bhabie

085. I Have Questions ／ Camila Cabello

086. Party ／ Chris Brown ft. Gucci Mane & Usher

087. Disco Tits ／ Tove Lo
【コメント】この曲がランクイン一度きりで年間87位になってしまったので、2018年からはやり方を見直します。

088. There's Nothing Holdin' Me Back ／ Shawn Mendes

089. Plain Jane ／ A$AP Ferg

090. I Got You ／ Bebe Rexha
【コメント】この曲も2016年から引きずってロングヒットしていた。

091. HUMBLE. ／ Kendrick Lamar

092. It Takes Two ／ Mike Will Made-It, Lil Yachty & Carly Rae Jepsen
【コメント】最初は聴けて、現在Apple Musicでは一切聴けなくなってしまっているこの曲。こういうのは本当に不便。 You TubeでPVがアップされています 。

093. Know No Better ／ Major Lazer ft. Travis Scott, Camila Cabello & Quavo

094. Havana ／ Camila Cabello ft. Young Thug

095. Wait ／ Maroon 5

096. False Prophets ／ J. Cole

097. Walk On Water ／ Eminem ft. Beyonce

098. Codeine Dreaming ／ Kodak Black ft. Lil Wayne

099. Whatever You Want ／ P!nk

100. Never Be the Same ／ Camila Cabello

Rank／ Title ／ Artist
01. Sober ／ G-Eazy ft. Charlie Puth
02. Lemon ／ N.E.R.D & Rihanna
03. Perfect ／ Ed Sheeran
04. Stir Fry ／ Migos
05. Don't Don't Do It! ／ N.E.R.D & Kendrick Lamar
06. End Game ／ Taylor Swift ft. Ed Sheeran & Future
07. I Have a Dream ／ DRAM
08. Untouchable ／ Eminem
09. 1000 ／ N.E.R.D & Future
10. Feel It Still ／ Portugal. The Man
11. River ／ Eminem ft. Ed Sheeran
12. Dirty Sexy Money ／ David Guetta & Afrojack ft. Charli XCX & French Montana
13. Bartier Cardi ／ Cardi B ft. 21 Savage
14. Jungle ／ Pitbull ft. E-40 & Abraham Mateo
15. Go Legend ／ Big Sean & Metro Boomin ft. Travis Scott
16. Never Be the Same ／ Camila Cabello
17. How Long ／ Charlie Puth
18. Bodak Yellow ／ Cardi B
19. Plain Jane ／ A$AP Ferg
20. Eye 2 Eye ／ HUNCHO JACK, Travis Scott & Quavo ft. Takeoff

【Pick Up】
01. Sober ／ G-Eazy ft. Charlie Puth
Charlie Puthからすると、"See You Again"（Wiz Khalifa ft. Charlie Puth）をほうふつとさせる曲。G-EazyはBritney Spearsの"Make Me..."以来久々に聴いた。"sober"は「しらふ」とか「冷静」とかそういう意味の形容詞。「しらふになったとき、後悔するんだろうな〜」みたいな飲みすぎ注意の歌詞だ（もちろん飲み過ぎ注意の歌詞ではないけど）。

Beyonceに注目し出したのは、アルバム"Lemonade"からだから、ごくごく最近の話だ。
"Crazy in Love"とか"Baby Boy"とか"7/11"とか、聴いていた曲はそれまでもぽつぽつとあったのだけれど、アルバム"Lemonade"に収録されている"Formation"が自分の中でかなり長く流行っていたこともあり、そのあたりからいろんな曲を聴き出した。



特徴のある力強い声。いろんなトップ・アーティストとコラボしていて、それぞれに面白く、退屈しない（Jay-Zとのコラボが多いな、と思っていたら旦那さんだったんですね）。もちろん、単独の曲も良い作品が多い。

?@ Crazy In Love ／ Beyonce ft. Jay-Z
?A Party ／ Beyonce ft. J. Cole
?B Formation ／ Beyonce
?C Check On It ／ Beyonce ft. Slim Thug
?D Until the End of Time ／ Justin Timberlake（Duet with Beyonce)
?E Single Ladies (Put a Ring On It) ／ Beyonce
?F Baby Boy ／ Beyonce ft. Sean Paul
?G Telephone ／ Lady Gaga ft. Beyonce
?H Irreplaceable ／ Beyonce
?I Mine ／ Beyonce ft. Drake
?J Mi Gente ／ J. Balvin & Willy William ft. Beyonce
?K Feeling Myself ／ Nicki Minaj ft. Beyonce
?L 7/11 ／ Beyonce
?M 6 inch ／ Beyonce ft. The Weeknd
?N Love a Woman ／ Mary J. Blige ft. Beyonce
?O Sorry ／ Beyonce
?P Blow Remix ／ Beyonce ft. Pharrell Williams
?Q Freedom ／ Beyonce ft. Kendrick Lamar
?R Love in This Club, Pt. ?U ／ Usher ft. Beyonce & Lil Wayne
?S Drunk in Love ／ Beyonce ft. Jay-Z
? Walk On Water ／ Eminem ft. Beyonce
? Perfect ／ Ed Sheeran (Duet with Beyonce)

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Rank／ Title ／ Artist
01. Sober ／ G-Eazy ft. Charlie Puth
02. Lemon ／ N.E.R.D & Rihanna
03. Untouchable ／ Eminem
04. Perfect ／ Ed Sheeran
05. End Game ／ Taylor Swift ft. Ed Sheeran & Future
06. Feel It Still ／ Portugal. The Man
07. I Have a Dream ／ DRAM
08. Dirty Sexy Money ／ David Guetta & Afrojack ft. Charli XCX & French Montana
09. Out of My Head ／ Charli XCX ft. Tove Lo & ALMA
10. Jungle ／ Pitbull ft. E-40 & Abraham Mateo
11. Never Be the Same ／ Camila Cabello
12. How Long ／ Charlie Puth
13. 1000 ／ N.E.R.D & Future
14. Bodak Yellow ／ Cardi B
15. Plain Jane ／ A$AP Ferg
16. What Lovers Do ／ Maroon 5 ft. SZA
17. Motor Sport ／ Migos, Nicki Minaj & Cardi B
18. Danger ／ Migos ft. Marshmello
19. Hollow ／ DNCE ft. SEKAI NO OWARI
20. Wait ／ Maroon 5

【Pick Up】
07. I Have a Dream ／ DRAM
"Broccoli"で初めて聴いて以来、久しぶりにDRAMの曲を聴いた。2曲目なんだけれど、なんだこの安心感。というか通常運転感。にっこりしてしまう。

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地球の重力というのは、下に向かっているのではなく、
あくまで地球の中心に向かっている。
自転と公転を続ける星の形を留めておくために。

その表面で生きているものたちは、
好むと好まざるにかかわらず、その影響を受け続けている。
物理的にだけではなく、精神的にも。

重力の中心は（つまり、地球の中心は）、
すべてのものが留まる「べき」場所。
人の身体はそこへ引きつけられ、
人の欲望もそこへ引きつけられる。

そう、重力の中心は「ちょうど良いところ」なのだ。

上だろうが下だろうが、
前だろうが後ろだろうが、
その「中心」よりも良い（理想的な）場所などない。
なぜなら、その場所でのみ重力から解放されるのだから。

空腹な者は、食べることで腹を満たしたいと思う。
貧しい者はもっとお金（あるいは物）が欲しいと思う。
独りぼっちが寂しい者は話し相手が欲しいと思う。

でも、その「ちょうど良い場所」（重力の中心）は決まっていて
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の言葉のとおり、
中心を過ぎてしまうと、また離れていってしまう。

食べ過ぎる者は腹が苦しくなる。
10兆円の財産を持つ者は、高価値なものをようやく手に入れた時の喜びを忘れる。
人間関係に疲れた者は一人になりたいと思う。

「人生、お金じゃない！」と言う者が増えれば、
「人生、お金だよ！」と言う者も増える。

「平和な世界に住みたい！」と言う者が増えれば、
「世界征服を成し遂げたい！」と言う者も増える。

「格差のない世の中になってほしい！」と願う者が増えれば、
「能力の高い者にたくさん与えられるのでなければおかしい！」と感じる者も増える。

「ちょうど良い場所」（重力の中心）は必ずある。
でも、そこに留まることはとても難しい。
振り子が左右に触れるように、人は足りなかったり多すぎたりする。
そして、振り子が止まってしまえば、人はそれ以上生きられない。

では、死んだら重力の中心に行けるのか？

そういう考え方もあるかもしれない。
でも、生きている限り、それはわからない。

Rank／ Title ／ Artist
01. Lemon ／ N.E.R.D & Rihanna
02. End Game ／ Taylor Swift ft. Ed Sheeran & Future
03. Feel It Still ／ Portugal. The Man
04. Perfect ／ Ed Sheeran
05. Dirty Sexy Money ／ David Guetta & Afrojack ft. Charli XCX & French Montana
06. I Have a Dream ／ DRAM
07. Jungle ／ Pitbull ft. E-40 & Abraham Mateo
08. Coreine Dreaming ／ Kodak Black ft. Lil Wayne
09. What Lovers Do ／ Maroon 5 ft. SZA
10. How Long ／ Charlie Puth
11. Plain Jane ／ A$AP Ferg
12. Bodak Yellow ／ Cardi B
13. 1000 ／ N.E.R.D & Future
14. Hollow ／ DNCE ft. SEKAI NO OWARI
15. Motor Sport ／ Migos, Nicki Minaj & Cardi B
16. Wait ／ Maroon 5
17. Walk On Water ／ Eminem ft. Beyonce
18. Lonely Together ／ Avicii ft. Rita Ora
19. When I Was Young ／ MØ
20. One Chance to Dance ／ Naughty Boy ft. Joe Jonas

【Pick Up】
04. Perfect ／ Ed Sheeran （ Beyonceとのコラボ ／ アコースティック・バージョン ）
アルバム内で聴いていたときは、特に印象に残らなかったけれど、Billboard Hot 100でランクアップしてきて、Beyonceとのコラボも公開されてと注目度が高まってきているので、関心を持って改めて聴いてみると、素直に良い作品だ。Beyonceとのコラボも、アコースティック・バージョンも良いけれど、オリジナルが聴き劣りしないので、この曲はこれで良いかなと。
Ed Sheeranは、アップテンポの曲もスローテンポの曲もどちらも良い。曲によっての出来のばらつきがあまりないタイプのアーティストなので、とても聴きやすい。

洋楽を聴くようになっていろんなアーティストに触れているけれど、
「最も好きなアーティストは？」ときかれたら、迷わずTaylor Swiftと答えられる。
どうしてだろう？

作品の良さや歌唱力の高さ、美貌やセレブ感なんかももちろん関係がないことはないんだろうけれど、
最終的に最も惹かれる部分は、彼女の直情的な性格と、それでいて等身大なところだと思う。

爽快な"Shake It Off"（どうでもいいじゃん！）はもちろん好きなんだけれど、
"We Are Never Ever Getting Back Together"（二度と付き合わない！）とか、
"Blank Space"（あたしと遊ばない？）とか、
"Bad Blood"（あんたとは憎みあう運命）とか、
"Look What You Made Me Do"（今に見てなさい）とか、
案外歌詞の内容が穏やかでない作品もある意味「いきいき」としていて、好きだ。






なぜいきいきしているかと言えば、
Taylor自身から自然に出たセリフだからなんだろうなと思う。
そう、直情的。思ったことにブレーキをかけず言葉が飛び出す。
怒りとか恨みとかそういうマイナスなエネルギーに見えるものが、
彼女から出てくるとなぜかマイナスに思えない。
なぜなら、それがTaylor Swiftという人間そのものだから。
そう、等身大。自分より大きくも小さくもない。

アメリカン・アーティストなら、
そういうタイプは少なくないように思えるけど、
何か別の誰かになろうとしていたり、
理想の自分になろうとしていたり、
変に大人びてみたり、
悪びれてみたり、
幸せになってみたり、
頑張ってみたり、
応援してみたり、
ほとんどのアーティストは一流でもそんな感じだ。
等身大というのは本当に少ない。

"1989"ライブビデオの最後に、
みんなが"Cat"と言っている場面があって、
たぶんTaylorに対するイメージのことなんだろうけれど、
これ、本当にしっくりくる。

そうそう、ネコなんですよ、彼女は。