24時間営業になってずいぶん経つが、今では当たり前になっている。
元々、7−11(セブンイレブン)と言うくらいで、7時から11までの
営業形態で始まった。
需要があって24時間になったのだろうが、少子化で人出不足は
どこも深刻だ。
そんな中、こんな問題がついに噴出した。
コンビニ「時短営業」にしたら違約金 本部がオーナーに請求
2019年2月21日 木曜 午前1:04 FNNprimeニュースより
コンビニの24時間営業をめぐり、フランチャイズオーナーと本部が対立。
利用客にとって当たり前になっている、コンビニエンスストアの24時間年中無休の営業。
そのスタイルが今、限界に達してきているお店がある。
大阪・東大阪市で、セブンイレブンの店を持つオーナーの松本実敏さん。
松本さんは、7年前にセブンイレブンとフランチャイズ契約を結び開業。
契約時の店の営業時間は、24時間だった。
しかし、24時間営業の厳しい勤務から辞めてしまうアルバイトが多く、慢性的な人手不足の状態が続いていた。
松本実敏さんは、「朝の8時ぐらいから夕方8時ぐらいまで入って、家帰って、10時に深夜の(アルバイトの)子が来るのが実際来ませんでしたと、また出てきて、深夜(勤務に)入る」と話した。
松本さんは、本部に助けを求めていたが、十分な支援もなく、2018年5月には、ともに店を支えてきた妻ががんで亡くなったという。
松本さんも体力的に連続勤務が難しくなり、2月から24時間ではなく19時間の営業にした。
すると...。
松本実敏さんは、「本部の人が閉めたところを確認して、『閉めましたね、契約違反ですね』と。『すぐに是正しない限りは、契約解除します』と」と話した。
セブンイレブン本部からは、契約解除と違約金1,700万円を通告されたという。
この本部の対応に非常に憤りを感じたのは、私だけだろうか?
あまりにも対応が事務的で、加盟店を子分にしか見ていない。
加盟店あっての本部だろうと思うのだが、「社会情勢の要望」を理由に
違約金まで請求するなど、恫喝ではないか。
人出がないなら、本部から応援要員を派遣するなり、サポートするのが
当たり前と思うが・・・。
松本さんはフランチャイズオーナーが、独立した事業者とされながら営業時間を決める自由がないのはおかしいと訴える。
今回の件について、セブン-イレブン・ジャパンは、 「契約解除を通告したという認識はない」 として、「オーナーさまとしっかり話し合い、24時間営業を継続できるようサポートしてまいります」としている。
(関西テレビ)
反響の大きさに驚いて、表向きこう発表したようだが、そんなことは
当たり前のことである。
何度も言うが、加盟店あっての本部である。
加盟店は、お客様と従業員あっての加盟店であろう。
契約は契約であるが、営業サポートをするのが本部の義務でもある。
そこを抜いて、違約金を請求するなど、あってはならない。
奥さんを亡くしてまで頑張っている加盟店を、切り捨てるようなセブンイレブンは
今後使いたくはない。
セブンイレブン本部に抗議をした。
セブンイレブン本部お問い合わせ窓口
03-6238-3711
午前9時〜午後5時30分まで受け付け
(土日・年始を除く)
お寄せ頂きました苦情等につきましては、お客様のご希望を踏まえ対応させて頂いております。
(苦情の処理内容等の報告など)
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
メールでの相手先は下記です。
苦情・問い合わせぺーじへ >
利用者側でも、営業時間に合わせて利用するくらいの協力的態度が
あってもいいと思います。
夜中にコンビニに行く緊急性が、どれほどあるというのだろう。
日本は、あまりにも、便利さに慣れ過ぎてしまっている、と思う。
世界中見ても、こんな国はない。
自動販売機にしても、世界一の普及率である。
しかも、屋外に多数あるのは、日本だけだ。
治安がいいからに他ならないが・・・。
だが、それに甘えていては、人間が堕落するだけだ。
便利さは、人間力を落とすことにもなりかねない。という側面を
忘れてはならない。
コンビニが24時間営業しなければ、日本はやっていけないのか?
よ〜〜〜く、考えてみよう。
BY いいとこどり
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