北極には、極点が3つもあるんだってさ。 知ってた?
その内の「北磁極」の動きが、最近、変なんだって。
北磁極の位置が急激に移動 原因不明、ナビにも影響
日経ナショナル ジオグラフィック社 2019/2/25
地球上で磁力線が鉛直になる場所を磁極といい、北側にあるものを「北の磁極」という。北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。 ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。 なぜなのかは誰にもわからない
3つの極点の解説は下記に掲載します。
全部、ナショジオからの引用です。
■ とても敏感な北磁極
地球上には、北の「極点」が3つ存在する 。1つめは地球の自転軸の北端にあたる真北で、いわゆる 北極点だ。
2つめは、地球を包み込む磁気圏から考えられる「 地磁気北極」だ。地球の中に棒磁石が入っていると想定したときに、磁石の北端と地表が交わる点である。この棒磁石の角度は、地軸と少しだけずれている。そのため地磁気北極はグリーンランドの北西沖に位置し、過去100年間でわずかしか移動していない。
第3の極点が「 北磁極」だ。これは、 方位磁石の北をずっと追いかけていくとたどりつく 場所である。地球を取り巻く磁力線が真下を向いている場所とも言える(北磁極で方位磁石は逆立ちする)。地磁気北極と違い、北磁極の位置は地下約3000キロより深い外核にある液体の鉄の影響を受けやすい。この流れが磁場を動かし、地上の北磁極が激しく移動する原因となっている。
「 北磁極は、とても敏感な場所なんです」と、英リーズ大学の地球物理学者フィル・リバーモア氏は言う。
ナショナルジオグラフィック日本版は、
数十年前からずっと「定期購読」していますが、飽きないですねえ・・・。
この地球上のあらゆることを追求する姿勢には、
本当に圧倒されます。
本棚がいくつにもなってしまっていますが、捨てる気にはなれません。
付録に付いてくる資料も、非常に面白いですよ。
地球の報告書 ナショナル ジオグラフィック
HPより引用
1888年(明治21年)に米国で創刊され、1世紀以上もの間、世界中の自然、文化、歴史、科学、社会問題を伝えてきた月刊誌「ナショナル ジオグラフィック」。
今では、世界180カ国、約850万人(2018年時点)が愛読する国際的なビジュアルマガジンとして高く評価されています。
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BY いいとこどり
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