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2019年03月03日

植民地解放の残滓  〜イギリスの責任〜

カシミール地方と聞くと、登山をやってきた者なら
K2があるヒマラヤ西端だと気がつくだろう。

「カシミヤ」は、一般の人でも知っている名前だ。

印パ緊張 各国仲裁、予断許さず 核保有に憂慮
3/1(金) 21:11配信 毎日新聞

 【ニューデリー松井聡】軍事的緊張が続くインドとパキスタンに対し、国際社会が仲裁に乗り出している。核保有国である両国の自発的な緊張緩和が期待できず、一層の関係悪化を懸念するためだ。だが、対立は根深く、国際社会の仲裁が早急な緊張緩和に結びつくかは予断を許さない。

 「彼らを止めようとしてきた。収束すると期待している」。トランプ米大統領は2月28日、ベトナムの首都ハノイで米朝首脳会談後に開かれた記者会見で、印パを仲裁していることを明らかにした。


領国とも「核保有国」である。

お互い、下手なことはしないと思うが、この地域は
イギリス植民地が終わり、独立した時から領有権問題で
揉めている地域だ。

西側はパキスタン
東側はインド
そして、北側が中国

三つ巴の地域だ。

そしてここには「ラダック王国」という王国が
今でも存在している。
非常に複雑な地域でもある。


しかし、この問題の種は、イギリスが植民地を放棄し
それぞれが独立する時に、イギリスの無責任な行動が
招いた問題でもある。

この時に、しっかりと調停しておかなかったツケが
今日まで続いているのだ。

中東の紛争でも、欧州各国の思惑で国境を引いたために起きた。
宗教戦争などではないのだ。

アメリカの後ろ盾を持って、独立国を建設したイスラエルは
その紛争の中心だ。 ここも「核保有国」である。

世界の警察と言ってはいても、アメリカだって責任はあるのだ。


カシミール紛争は、簡単には解決しない。
ましてや、中国が一枚かんでいる。
簡単に行くはずもない。


              BY いいとこどり
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