こんな国もあるんです。
学校に行ける、当たり前じゃない ネオンきらめく高架下の「夜間学校」 昼は花売りの12歳「勉強したい」
3/21(木) 7:00配信 withnews
ミャンマー最大都市ヤンゴンの中心部、ネオンに囲まれた高架下に「夜間学校」があります 。10人を超える子どもたちがほぼ毎日集まり、机を並べて勉強していました。ところが、ある日突然、警察が踏み込んできて……。(朝日新聞ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太)
ミャンマーの小学校は、就学率が87%。
途上国の中では、極端に低いとは言えません。ただ、義務教育はありません。児童の半数近くが中学卒業までに退学してしまうというデータもあります。
識字率は国全体で9割を超え、僧院が無償で勉強を教える からだと言われていますが、働くために僧院にすら行けない貧しい子どもたちもいます。
江戸時代の日本も同じような環境にありました。
日本では「寺子屋」という制度があって、学校でなくても
勉強ができる環境があったのです。
ミャンマーの「夜間学校」も同じです。
ボランティアが手弁当 「無給でもいい」
何とかできないかと2016年に立ち上がったのが、 市民団体の「ホワイトアーム」 。ボランティアで高架下に「学校」を開き、今では30人ほどの子どもたちが勉強しに来ています。
その一人、テットリンアウンさん(24)は2016年、偶然この高架下を通りかかり、「自分も協力したい」と飛び込んだそうです。
子どもの頃に両親が離婚し、祖母に育てられました。「貧しいことで嫌な思いもたくさんした」と振り返ります。
でも、 仕事の合間に勉強をし、大学を卒業。システムエンジニアとして働いています 。「教育があったからここまでこられた。子どもたちにもその大切さを教えたい」。仕事帰りに毎日通っています。
決まったカリキュラムはありません。子どもたちと相談しながら、その日どんなことを学ぶか決めているといいます。
教科書は寄付されたものがほとんど。足りない教材や鉛筆、ノートといった文房具はボランティアで買いそろえました。
学校が始まるまでに花を売り切れなかった子どもたちのため、通りかかったドライバーらに花を売るボランティアの姿も。
「わずかだけれど、子どもたちに勉強する時間を確保したい」
今、ボランティアは10人ほど。無給です。
テインジトゥンさん(22)は昨年、 大学を卒業。教師になろうと準備をしている中で、この活動を知りました。昼間は飲食店でパートタイムの仕事をし、夜に勉強を教えています。
「お金はもらえなくてもまったく問題ない。必要とされることがうれしい」
ミャンマーは、日本と同じ仏教の国です。
厳密には日本の仏教とはちょっと違いますが、仏教です。
そういう国には、必ず、「必要とされたい人たち」が存在します。
警察が踏み込む 子どもたちは……
そんな「夜間学校」に昨年8月、警察が踏み込んできました。
「ホワイトアーム」設立者の1人、トージンさん(26)は「急に警察官が来て、十数人の子どもたちが補導された」。多くは施設に連れていかれたといいます。
花を売らせる児童労働を重く見たヤンゴン管区政府が、裏にいるブローカーの摘発に乗り出したというのが理由でした。
「 子どもたちは何の罪もないのに…… 」と声を落とすトージンさん。
勉強を教えていることは違法ではない、仕方なく花売りをしている子どもたちが大勢いる。ホワイトアームは警察を説得しました。
「何よりも、子どもたちがここを必要としている」
姿を消した子どもたちはその後、少しずつ戻ってきました。
警察も理解したようですね。 よかった。
でも、経済的な理由で学校にいけない子供たちを、
放ってはいけない。
子供は国の財産であり、宝そのものです。
教育に力を入れない国は、絶対に発展しません。
日本でも「寺子屋」があったおかげで、植民地にもならずに
明治維新で近代国家へと生まれ変わることが出来ました。
その当時、世界中が日本の教育レベルの高さに驚いたと言います。
だから、日本を植民地化するより、独立国として貿易をした方が
儲かると思ったんでしょうね。
坂本龍馬は、その先駆けだったんでしょう。
今、ミャンマーは中国にむしばまれています。
親日国ではありますが、中国との関係が深いのです。
いずれは、借金で中国の言いなりになる可能性がありますが
ここは、軍事政権なので、腐敗しなければ対抗できます。
民主化が徐々にではありますが、進んではいます。
アウンサンスーチーさんが、象徴的な存在として民主化の
リーダーになっていますが、私は、彼女を信用していません。
何故なら、彼女は、イギリスの手先だからです。
旦那がイギリス人と言うからではありません。
彼女は、貧乏を知らないからです。
ブルジョワ世界の人ですから、民衆の気持ちを理解しているとは
とても思えません。
日本の政界にもミャンマー支援をしている政治家が居ますが
今一、力がありません。
この「夜間学校」で学んだ子供たちが大人になって
ミャンマーを成長させてくれることを祈ります。
ミャンマーへの支援団体は下記にあります。
JPFジャパンプラットホーム
NPO地球市民の会
BY いいとこどり
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image