サンフランシスコ講和条約の文書には、北方4島のソ連主権が
明記されていない。 という。
これに対し、ソ連の機密文書には、「主権主張の弱点」を認め
執拗に主権主張をする必要性があることを記録していた。
客観的な証拠であり、ソ連の機密文書でも確認されたことは
国際的な評価にとって、非常に大きいと思える。
日本は、これを盾に「主権主張」をするべきではないか?
ソ連、4島領有主張で弱点を認識 機密文書判明、ロシアも懸念
2019年6月2日 21時21分 東京新聞より
【モスクワ共同】第2次大戦末期にソ連が占領した北方四島などについて、 日本が連合国と結んだサンフランシスコ平和条約でソ連の主権が明記されておらず 、領有を主張する上で弱点になるとソ連指導部が認識、対日交渉で主権確認を求める方針を決めていたことが2日、 機密指定が解除されたソ連の文書で判明した。
日ロ関係筋によると、 継承国ロシアが四島のロシア主権確認を執拗に迫る背景には、国際条約で帰属が確定していないとの懸念があるようだ。
共同通信は、ソ連共産党中央委員会幹部会が1955年6月の日ソ交渉開始直前に承認した対処方針など、重要文書を入手した。
速報なので、詳細はまだわからないが、共同通信が入手していることから
今後順次、分析が進むであろう。
日本にとっては、大きな材料になりえるが、ロシアが、
だからといって、主権を放棄することは考えられない。
しかし、日本側が出来ることは、粘り強く国際世論に訴えていくしか道はない。
戦争で・・・云々という、バカ議員は論外だが、
国際世論に訴え続けることは、重要な事であろう。
道は遠いが、続ける価値はある。
BY いいとこどり
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