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2019年07月07日

核合意を反故にしたのは、アメリカだ! イランは、被害者だ。

この問題の根本は、アメリカが核合意から一方的に離脱したことから
始まった事を忘れてはいけない。

理由は、イランにあるのではなく、アメリカ国内の事情によるものだ。
トランプ氏が、オバマの核合意に怒って離脱したことが始まりなのであって
イランに非はない。

それまでイランは、核合意をきちんと守って来ていたのだから・・・。

イラン「我慢の限界」のウラン濃縮 攻撃したらどうなる
有料会員限定記事 今さら聞けない世界

植松佳香 2019年7月4日18時46分


イランのナタンズのウラン濃縮施設。新たに遠心分離機が設置された施設をアフマディネジャド大統領(当時)が訪れた。2008年4月撮影。イラン大統領府ウェブサイトより=ロイター

 核開発をめぐってアメリカとイランの緊張が高まっています。7月7日には、対立がさらに深刻な段階に入りかねない状況です。 イランがウランの無制限濃縮を予告しているからです。 イランの行動は、すぐに核兵器の開発につながるものなのでしょうか? トランプ政権はイランへの軍事攻撃も排除しない構えもみせています。もしも、ウランの濃縮施設が攻撃されたらどうなってしまうのでしょうか? そもそもウランの濃縮って、どういうこと? わからないことが多すぎます。日本原子力学会のフェローでもあるエネルギー総合工学研究所の松井一秋・研究顧問(原子力工学)が、非常にわかりやすく説明してくれました。

トランプ氏「しっぺ返し」を示唆 イランのウラン濃縮に
     ◇

 まずは、今回の問題の発端になっている 「イラン核合意」について、流れを簡単におさらいします。

核合意は2015年7月、イランとアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシアの間で結ばれました 。イランが核開発の制限を大幅に受け入れるのと引き換えに、米欧が原油取引の制限などイランへの制裁をやめることを約束したものです。 16年1月から、この合意に基づいて双方が行動しています。

 ところが 18年5月、イランを敵視するトランプ米大統領が、合意には「致命的な欠陥がある」と言って離脱し、イランへの経済制裁を再開しました。 イランは合意を守ってきたのに、制裁を受けて経済が疲弊するという事態になりました。 欧州など国際社会は米国の一方的な行動を非難してきました。


一方的に離脱しておいて、経済制裁をしたのだから
イランが怒るのは、当たり前である。

合意した他の国は、アメリカを非難していたが、
力には勝てずに、制裁に協力してしまった。

イランだって、もう、核合意を守る義務は無くなったわけだ。
何をしようと、イランの勝手であろう。

イラン、核合意違反第2弾へ ウラン濃縮度上げか
中東・アフリカ
2019/7/4 18:55日本経済新聞 電子版
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【ドバイ=岐部秀光】トランプ米政権による制裁強化の圧力を受けるイランが欧州に突きつけた状況改善の期限が7日に迫ってきた。 イランは低濃縮ウランの貯蔵量上限の超過に続く「合意違反の第2弾」として濃縮度の引き上げなど、より重大な義務の履行停止に踏み切る構えだ。 合意当事国の英仏独を揺さぶる。イランの瀬戸際戦術を米政府は強く非難する。情勢は一段と緊迫しそうだ。



核合意が反故になった以上、イランは、国益から
ウラン濃縮を再開するのは、当然と言えば当然だ。

しかしイランは「核兵器には反対」の立場を表明している。
宗教指導者のハメネイ獅が断言している。
平和利用するための核開発なのである。

しかし、欧米は、核兵器を理由にイランを叩かなければならない理由がある。

イスラエルである。

世界中に君臨する「ユダヤ」の力には、逆らえないのである。
北朝鮮に、黙って核を持たせておいて、イランはダメよでは、
イランは納得できないであろう。

北朝鮮は、イスラエルには関係ないからだ。
インドも中国もである。

世界を見るには、この力を見なければならない。
イスラエルに敵対する国は、核は持てないのである。
いや、持たせないのだ。

この図式を考えれば、世界の実態が見えてくる。



        BY いいとこどり
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