であるから。それに加担するイランは、アメリカは許さないだろう。
イラン側も、アメリカの世界戦略にハマることはあり得ないから、
妥協点が無くなってきている、と思う。
欧州も、イギリスが硬化してきている上に、首相が変わり
イギリスのトランプが、強硬手段に出る可能性が出てきている。
イラン産原油、中国の港湾で大量保管−米の全面禁輸後も積み下ろし
Bloomberg News
2019年7月22日 15:54 JST
イラン産原油は中国の港湾の「保税倉庫」で保管されている
イランが保有するタンカーがさらに中国に向かっている可能性
大量のイラン産原油がタンカーから中国の港湾にある貯蔵タンクに積み下ろされており、世界最大の輸入国である中国の玄関先で原油が保管されている。
米ホワイトハウスがイラン産原油の全面禁輸に踏み切ってからから2カ月半たった今もイラン産原油は中国に引き続き輸送されており、「保税倉庫」として知られる場所で保管されている。中国の複数の港湾の業務の事情に詳しい関係者が明らかにした。 このような原油は中国国内の税関を通過したり、輸入データに反映されたりすることはなく、必ずしも制裁違反に当たらない。 今のところ原油は流通しない状態が続いているものの、その存在が市場にのしかかりつつある。
主要国・地域の成長が減速する中で、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国が協調減産を継続する状況にあっても、こうした原油在庫を中国の製油所が利用すると決めた場合、国際原油価格が押し下げられることも考えられる。さらにイランが原油の生産を続け、見込み客の近くにそれを運ぶ手段が提供されることを意味する。
保税倉庫にある石油は、いずれ中国に入るだろう。
イランはこれで、食つなぐしかない。
米、イラン原油輸入で中国企業制裁=トランプ大統領「最悪の事態も」
2019年07月23日11時10分 JIJI.COMより
22日、ホワイトハウスで記者団に向けて話すトランプ米大統領(EPA時事)
【ワシントン時事】米政府は22日、 米国のイラン制裁に違反してイラン産の原油を輸入したとして、中国の石油商社・珠海振戎と同社経営者を制裁対象に指定すると発表した 。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、イラン制裁再発動後、原油禁輸に絡む中国企業への制裁は初めて。
緊張、歯止めかからず=対話模索のトランプ氏いら立ち−ホルムズ海峡
トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し「イランの振る舞いは非常に悪く、合意は難しくなってきた」と指摘。 イランによる英タンカー拿捕(だほ)などを念頭に、対話の余地が小さくなりつつあると指摘するとともに、「最悪の事態にも備えている」と警告した。
ポンペオ国務長官は22日、フロリダ州で演説し、中国企業への制裁について「これ以上、イラン最高指導者に金を渡し、米兵の命を危険にさらすことは我慢できない」と主張した。 国務省によると、米国内にある珠海振戎の資産が凍結されるほか、経営者の米入国が禁じられる 。
中国に制裁することで、結果的にイランの石油輸出にも影響は
当然出てくるのだろう。
革命防衛隊をイラン政府が、どこまで抑え込めるかにかかっている。
スパイ逮捕の報道もあるが、CIAが暗躍していることは間違いない。
体制転覆を防げるか?
長期戦になるだろう。
日本は、これをどう扱うのか?
政府の決断が待たれる。
BY いいとこどり
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