ドイツ人がようやく気づき始めた中国という「貪欲国家」の実像
2/15(金) 8:00配信 現代ビジネスより引用
ドイツ人の中国観
1月2日、3日と、新年早々二日続きで、ドイツの国営第2テレビで驚きのルポが流れた。
元記事はこちら>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190215-00059892-gendaibiz-int
記事を抜粋する。
日本は、距離が近いこともあり、常に中国の情報が溢れている。文化大革命の時代こそ、何が起こっているかよくわからなかったが、1972年の国交正常化のあと、80年代はシルクロードブームに沸き、中国大陸に対する憧れが膨らんだ。
しかし、そのあとやってきたのは、強引な歴史解釈による日本攻撃や、技術の盗難といった問題。そして、ここ10年ぐらいは、中国経済の破格の発展で、日本はどんどん押されていった。
それどころか、いまでは中国の膨張は経済だけにとどまらず、軍事、情報、宇宙など、多くの先端分野で日本を脅かしている。いずれにしても、私たちはずいぶん前から、中国の怖さには気づいている。
ところが、 これまでドイツでは違った。中国に関しては、圧倒的にポジティブなニュースが多かった 。 中国とドイツの間には歴史問題もない 。あるのは、古代からの神秘的で壮大なイメージと、現在のエネルギッシュな姿である。ドイツ人は中国人に対して、理屈抜きで凄い! という印象を持っているが、 警戒はしていなかった 。
しかしである、露骨な中国企業のやり方に、下記のような思いが出てきた。
さて、そのドイツの態度が崩れ始めたのは、 中国資本によるドイツ企業の買収が大きくなりすぎた からだ。
2016年以来、中国はドイツにとって最大の貿易相手国となったが、その年、ハイテク産業ロボットメーカーKUKA社が中国の手に渡ってから空気が変わった。ドイツのハイテク産業の中枢に穿たれた傷跡は、無視できなかったのだろう。しかし、 もはや買収は止まらず、2018年にも100億ユーロ以上の企業が中国の手に渡っている 。
相手のことなど考えない中国のやり方に、ドイツも慌てている。
私にしてみれば「それ、見たことか・・・。」なのだが。
抜粋する。
ハンガリーでは、新幹線プロジェクトが進んでいる。中国が投資し、中国が建設し、ハンガリーが支払う。案内の青年が言った。
「 中国のいうウィン・ウィンというのは、中国が二度儲けることだ」
その通りである。 やっとわかったようだ。
さらに、
カンボジアの学者は、「中国人は賄賂で役人を動かし、設計をし、資材を持ち込み、労働者を連れてきた」と語る。すべてが不透明な上、地元には何のお金も落ちなかった。
これが中国のやり方だ。
とりわけ 酷かったのがスリランカだ。ハンバントタ港は中国の投資で整備したものの、6.8%もの高金利が返済できず、2017年、ついに借金の形として、99年間の期限で港湾使用権が中国に渡った 。それだけではない。スリランカには、車の走っていない道路、空っぽの大病院など、中国のお金で作った使われていないゴースト施設がたくさんあった。
圧巻はハンバントタ国際空港。100万人の乗降客に対応できる新空港は、まだ一度も使われていないし、使う予定もない。
これが、中国の援助の実態なのである。
こういうやり方で、中国は、権利拡大をやっている。
植民地化も視野に入れているだろう。「経済植民地」である。
世界を巻き込んで、中国に立ち向かう時期がそこまで来ている。
そのことを、我々日本人は注視しなければいけない。
BY いいとこどり
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