事務局のある佐賀県鳥栖市は、サッカーのサガントスで盛り上がっています。その鳥栖市を流れる安良川の川沿いのひまわり見ながらを散策しました。ひまわりの季節です。……と写真が届きました。
ひまわりはキク科ヒマワリ属の一年草。北アメリカ原産で、16世紀にイギリスに伝わり、sunflower(太陽の花)と呼ばれ始めたということです。日本には、江戸時代に中国から渡来しています。オランダ人画家ゴッホが好んで描いたことは有名です。ロシアの国花ですね。
別名は、 日輪草(にちりんそう)、天蓋花(てんがいばな)、向日葵(こうじつあふひ)
などいろいろです。
ひまわりは、名の如く花が日について廻ると思われていますが、はたして? 牧野富太郎は「花から連想しての誤認」と書かれている(『牧野日本植物図鑑』)。シロタエヒマワリでは、日について廻るとする学術報告があります。また実際廻るのは若い蕾の時だけだとも言われています(『植物語源辞典』)。
全部太陽の方を向いて、カメラには見向きもしない仕草に笑ってしまいました。
それならと前に回り込んで、太陽を背に写真をとりました。このひまわりは、日について廻る種類かも知れませんね。
では、短歌を二首上げておきます。
今井邦子
(『紫草』)
此庭にひまはりの花一つ咲き小さき蝶の幾度か来るも
太田水穂
(『雲鳥』)
朝日やゝ暑くなりくる花畠に露をこぼせる向日葵の花
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2014年09月20日
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