事務局の畑に植えられて、素麺、味噌汁をはじめ、日頃の膳に香辛料として活躍している 唐辛子
です。……と写真が届きました。
唐辛子
は、ナス科、トウガラシ属の一年生草本です。南アメリカ原産です。
コロンブスが、1493年アメリカ大陸から持ち帰ったときに 胡椒(こしょう)と間違えて ペッパーと呼んだことから、今でも海外では レッド・ペッパーと呼ばれています。因みに、胡椒はコショウ科、コショウ属の蔓性常緑木本です。でも、わが国でも唐辛子をコショウと呼んでいますね。柚子胡椒などそうですね。
日本には、16世紀に渡来しました。「唐」の名がついていますが中国原産ではありません。これにつては、ポルトガル人がもたらした、秀吉が朝鮮出兵の際に持ち帰った、慶長年間に南蛮より入ったなど諸説があるようです。
香辛料や野菜として栽培されています唐辛子、旬は青とうがらしが夏、赤とうがらしが秋という印象です。赤唐辛子で真っ赤なキムチや、辛味の効いた高菜漬けも美味しいですよね。
辛味成分はカプサイジンという物質で、 胃液の分泌をよくし食欲増進効果、脂肪の燃焼促進、末梢血管を刺激し血行をよくするので冷え性にも効果あり
ということです。暑いときも寒いときも体にいい唐辛子なのですね。(参考『野菜と果物図鑑』)
では、短歌を二首あげておきます。
北原 白秋(『桐の花』)
武蔵野のだんだん畑の唐辛子いまあかあかと刈り干しにけれ
くれなゐの唐辛子灯にきざみゐて夜のてのひらを熱しとおもふ
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2014年09月24日
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