事務局から、公園の木々の もみじ
が見事だと写真が届きました。
コメントによりますと、 今年は台風による葉の傷みがなく、ここにきて冷えてきたため美しい紅葉に仕上がったようだと。
また、公園に植えられているのは北米原産の 紅葉葉楓
(モミジバフウ)。別名アメリカフウというマンサク科(フウ科)、フウ属の落葉高木。日本へは大正時代に渡来したそうです。
もみじとは、 「秋に、木の葉が赤や黄色に色づくこと、また、その葉をいう」
と広辞苑にあります。
語源は色を揉み出すところから モミヅ
(下二段活用連用形)の名詞化でモミヂが上げられています。織物の色染めをするとき揉み絞るからで、古代人の染色へのデリケートな感覚を反映しているあらわれです。(参考:『広辞苑』『植物語源辞典』)
では、短歌を三首あげておきます。
中村 憲吉(『軽雷集』)
谷かげの紅葉のしたの片淵や瀬なみの鳴りに夕しづまりぬ
碇 千奈美(『ちごゆり』2000 )
宇治十帖語り尽きざる昏れを彩る紅葉かの屋敷あと
村田 秋夕(『姫由理』2012 )
ななかまどくれなゐ深く葉は染まり山の道々こころ和ます
こちら↓をクリックして、応援いただけたら幸いです。
いつも応援ありがとうございます。
広告
posted by fanblog
2014年11月17日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2979825
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック