寝台汽車に乗って盛岡まで8時間、
二戸を経由し、金田一まで2時間かかり、合計10時間掛けて到着していました。
SLのぽっぽ〜と言う汽笛の大きな音に、
その当時は、とても気が弱く可愛かった弟が泣いていました。゜(p´ロ`q)゜。。
今回新幹線で訪れた二戸までは3時間弱。
盛岡には訪れていましたが、こんなに金田一が近くなっていたとは・・・
二戸からタクシーで10分ほどで到着。
”あっ”という間に着きました。
当たり前ですが、色々な事柄が進化しているんだな〜と
改めて実感しました。
その反面、おじ・おば・従兄弟達のの温かい心は変わらず、
あっという間に昔に、タイムスリップしたような気持ちになりました。
新幹線が開通したり、バイパスが通ったり
便利になった母の郷里。
新しい家が立ち並び、駅も立派になり道が整備されましたが、
風景は素朴な田舎のままでした。
用意して頂いた温泉旅館から見た、山々の朝もやの写真です。
お顔を拝むことが出来、最後のお別れもする事が出来ました。
お通夜・葬儀と最後までいることが出来、
次々とおいでになるお客様のお世話をしました。
小学校の校長であった伯父は、
その教え子達と共に地域の活性化活動にも
積極的に参加しており、
本当に大勢の方がお別れにいらっしゃっていました。
祖母に連れられて一緒に面会に行ったという叔父の話から、
戦争に行っていらっしゃったことも、始めて知りました。
私たちの知らない伯父の若かりし時の話しも
色々な方々から聞くことが出来ました。
お通夜の夜から雪が降り、何年振りかで氷柱を見ました。
下のおじ・おば達が70歳を超え、
上の従兄弟達が還暦を越えたり、40代・50代になった私達。
20代・30代になった、はとこ達。
それぞれの生活。みんなきちんと地に足を付けて生きている生き様に
自分の人生を振り返るような、そんな数日間となりました。
自分がどのように死を迎えるのか、
満足のいく死を迎えることができるのか、
改めて自分の生き方を振り返り、反省する機会となりました。
最後の最後まで、
伯父に教えて頂いた人生の歩み方。
本当に、本当にありがとうございました。
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