日本SF小説界の巨匠小松左京さん
10代から20代にかけて、
星新一さん、筒井康隆さんの作品と一緒に、読み漁っていました。
ご存知の通り
『日本沈没』 『復活の日』 など、
映画になった代表作は多く、
その、膨大な知識に裏打ちされたお話しは、
あり得る話し、と思わせる、
現実感たっぷりのSF小説でしたね。
1973年に公開された『日本沈没』を観たとき
今では考えれないくらいの、リアルでない映像も
小説の描写力が凄くて、
当時、本当に恐かったのを覚えています。
漫画界のの巨匠手塚治虫さんと同じように
科学の分野を熟知され、
多くの素晴しい作品を残されています。
現代の若い方は、あまりお読みならないと思いますが、
是非、図書館などでお手にとってみて下さい。
私は短編ですが 『アメリカの壁』 がお薦めです。
作品はこれからも、多くの方に読まれる事と思います。
本を読む楽しさを、想像力をかきたてられる、
素晴しい作品群に感謝し、
小松左京さんのご冥福を心から、お祈り致します。
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