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震災から、7ヶ月が経ちました。
もう7ヶ月も経ってしまったのか。
まだ、7ヶ月しか経っていないのか。
皆さんにとって、この7ヶ月はどんな日々でしたでしょうか?
そんな事言っている、お前はどうなんだ!と思いますよね。
そうです、
私も偉そうに震災について書いてきていますが、
してきたことなんて、本当に微々たる物。。。。
人様にどんな日々でした?なんて聞ける立場ではないのですが。。。
先日も友人と話したことは、
震災直後、自分が何にもしていない、
出来ないことに焦りを感じ、なんだか落ち込んでしまった、と。
でも、恐らく殆どの方が震災以降
そう思って日常生活を送っているのではないでしょうか?
沢山の尊い命を奪った天災・馬鹿げた人災により家を失い、追われた方々。
故郷を去らなければならず、いまだに住所が定まっていない方々。
仮設住宅でも、これから冬を迎える準備が
まだまだ整っていない、など。
ボランティアに定期的に通っている方々。
復興支援も一緒に行う、
ボランティアをしながら観光し、特産物を購入する方々。
多くの著名人による、
持続的に続いているチャリティー・慰問・コンサートなど。
”忙しい”という日々流れていく時間にかまけて、
何も出来ない時間が流れるのを悔やんでいく方の方が
きっと、多いと思います。
でも、国民として一番の憤りは
日本の国という機関が、7ヶ月も時間が経っているのに、
復興への道筋が、国民に何にも形で見えないこと。。。だと。
私利私欲・保身・政権交代。
日本が直面している未曾有の大惨事に、この大変な時に
どうしてそのようなことをしているのか。
公僕
= 公衆に奉仕すべきものとして、役人、公務員をいう語。
もう一度、真剣に
その職業を選んだ理由を考え、行動してください。
役目が終って、お遍路さんなんか回っているようなこと、
許していいのでしょうか?
特に上の方を批判しているのではなく、
一事が万事、公僕と言われる方々、
皆、同じ穴の狢だと思います。
一日も早く復興の道筋が見え、
皆様の健康を心よりお祈りいたします。
震災後、ひどい略奪が起きない日本を世界は称賛したが、
人影が消えた被災地は出店荒らしや空き巣にやられていた。
どさくさこそ稼ぎ時とみるのは、こそ泥ばかりではない
▼「人々が精神的なよりどころも物理的な居場所も失って、
無防備な状態にあるそのときこそ、
彼らにとっては世界改変の作業に着手するチャンスなのである」。
近刊『ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著、幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店)の一節だ
▼彼らとは、戦争や内乱、災害などの混乱に乗じ、
改革と称してひともうけを企(たくら)む勢力を指す。
筆者のカナダ人ジャーナリストは、
イラク復興に群がるグローバル企業を取材して執筆を決めたという
▼茫然(ぼうぜん)自失の人々をよそに、
彼らは権力に取り入り、白紙に好きな絵を描く。
惨事便乗の商売は途上国に限らない。
財政難で強まる官から民へ、市場任せの風潮も好機らしい。
俗耳になじんだ「小さな政府」への異議に、ざらりとした読後感が残った
▼震災も「彼ら」には商機だろう。
そこには生活と街と産業の再建にもがく住民がいて、
予算がつけば総額十数兆円の復興計画が動き出す。
東北3県は、スーツ姿の火事場泥棒にもご用心である
▼「強欲の自由」は、各国で貧富の差を広げ、
職なき若者の怒りは本家本元の米国にも広がった。
自由競争の功は多々あれど、過ぎた市場信仰は社会に不安定の災いをもたらす。
すでに深手を負った被災地ぐらい、
部外者の金もうけとは無縁の場所でありたい。
2011年10月10日(月)付朝日新聞天声人語より
少しづつでも、コツコツと。
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