消費者金融ローン組めない原因
消費者金融のローンが組めない人はなぜ自分がローンを組めないのか分かりません。なぜなら、消費者金融会社は 審査を断った場合、断りの理由を聞かれても絶対に教えてくれない 為、ローンを組めなかった人は、どこが審査に通らなくて借りられなかったのかわからないのです。
なぜ消費者金融会社が 断り理由を言わないのか?それはいくつか考えられる理由がありますが、一番大きいのは、自社の審査基準を顧客へ言いたくないのが一番の理由と考えられます。
例えば、勤続年数が1年未満だから審査に通りませんでしたとか、年収が少ない、他社の返済が遅れているなど、審査通過しなかった理由を具体的に説明してしまうと、口コミや評判などで、自社の 審査基準 が分かってしまう恐れがあります。
また、他社返済が遅れているから貸せないと理由を言った場合、他社を返済してからもう一度申込みしてくる人が必ずいますが、消費者金融の審査では、 返済したから審査に通ると言うわけでもないのです。
返済を滞納していた人は、仮に審査を通して融資をしたとしても、貸付後に延滞する可能性があります。消費者金融会社は普段から返済を延滞していない人(返済の信用が高い人)に融資をしたいわけであり、遅れている返済をしたから審査を通せと言っても、正直難しい部分があるのです。
このようなこともあり、消費者金融は審査を通さなかった場合の理由は言いません。 消費者金融でローンが組めない人は必ず何らかの原因があるのです。 今回はその原因について書いていきます。
(最終更新日:平成29年3月30日)
消費者金融ローンが組めない原因ランキング
消費者金融で ローンが組めない原因 をランキングにしてみました。このランキングに書かれていることが該当するのであれば、消費者金融からローンを組むことは難しくなります。
【1位】
借入残高が年収の3分の1以上。
【2位】
信用情報に事故情報が登録されている。
【3位】
他社の返済が遅れている。
【4位】
1週間以内の申込み件数が5件以上。
【5位】
勤続年数半年未満。
消費者金融でローンが組めない人の原因1位は借入金額が 年収3分の1以上ある人 が多いと言えます。消費者金融は貸金業者になりますので、貸金業法の 総量規制の対象 となります。その為、貸金業者(消費者金融・クレジット・信販カードのキャッシング残高)からの借入残高が 年収の3分の1以上 となっていた場合、総量規制という法律によって、貸付ができません。
その為、借入が年収3分の1以上ある人は、おまとめローンや借り換えローンなどの 総量規制例外貸付 で融資を受けるか、総量規制対象外の 銀行カードローン へ申込みすることをおすすめします。
信用情報の事故情報は5年間消えない?
2番目に多いのは、 信用情報の事故情報によって借りられない人です。信用情報の事故情報とは、指定信用情報機関のCICとJICCに登録されている信用情報となります。
【信用情報事故情報の種類】
<延滞情報>・・・返済を3ヵ月以上遅れた場合に登録される
<延滞解消>・・・返済を3か月以上遅れた後、支払した場合
<債務整理>・・・弁護士や司法書士へ債務整理(任意整理や破産など全てを含む)を依頼
<自己破産>・・・地方裁判所へ自己破産申立てした場合
<民事再生>・・・地方裁判所へ民事(個人)再生申立てした場合
<特定調停>・・・簡易裁判所へ特定調停を申し立てした場合
<法的手続き>・・・債権者側から訴訟などの法的手続きで回収を計った場合
信用情報の事故情報の注意点としては、 事故情報は一度登録されると、5年を超えない期間消えることはありません。 その為、事故情報が登録されれば 5年間 は住宅ローンや自動車ローンなどを含む全てのローンが組めなくなるのです。
消費者金融でローンが組めない原因としてよくあるのは、過去に登録された事故情報がある為、融資を受けられない人です。今現在借金が一切無くても、3年前に債務整理ですべて完済した人や、5年以内に自己破産をした人、以前に借りていたキャッシングの支払を3か月以上延滞して完済した人などは、自分の信用情報に 事故情報が登録されている可能性が極めて高い です。
自分の信用情報は指定信用情報機関のCICやJICCへ情報開示依頼をすれば郵送でも可能なため、一度自分自身で確認してみることをおすすめします。もし間違った情報が登録されていれば、すぐに訂正・削除の申請を行えば、事実を確認後に正確な情報に訂正してもらえます。
稀に、同性同名などの人で、間違った情報が登録されているケースも昔はありましたが、今現在ではほとんどありません。もし、一切借金が無く、以前も借りたことが一度もないのに、全て消費者金融ローンが断られる人は間違った情報が登録されている可能性も否定できない為、自分自身で信用情報開示申請を行い、確認してみましょう。
申込しすぎは断られる原因となります!
消費者金融から借りられない場合に、一度に3社以上申込する人がいますが、 あまりにも多い申込みは逆に不信感を与え、審査に落ちる原因となる のです。
消費者金融会社では融資の審査時には必ず指定信用情報機関の信用情報を照会することが義務付けられています。その信用情報には借入の金額・件数はもちろん、融資目的で信用情報を 照会した履歴 も残っているのです。
その為、消費者金融へ申込みをしすぎると、申込み件数が多くなり、審査する会社は相当切羽詰っている状況と見てしまい、又、申込件数だけ多く、融資が実行されていないのを見れば、他の消費者金融が断っている為、より一層融資に対し厳しい目でみられてしまします。詳しくは、 審査複数同時申込みは断られる? に詳しく書いてあります。
消費者金融ローン組めない原因まとめ
消費者金融のローンが組めない人は、 借入が年収の3分の1以上 あり、総量規制によって借りられない人と、信用情報に 事故情報がある人で約半数を占めていると思われます。その他には、複数同時に申込みしている人や、1週間以内に5件以上など申込み過多の人もローンを組めない原因となっています。勤続年数や居住年数などの属性も関係がありますが、総量規制により貸付が制限されている消費者金融は 多少属性が悪くても審査を通そうとしている傾向 にある為、ローンが組めないのであれば、まず自分の信用情報を見てみることが解決への糸口となるかもしれません。
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