リューズも実はいろいろあります。。。
【ラウンド】
球状に成形されたリューズ。ドレスウォッチ向きでユニークかつ装飾的な意図の高い形状。懐中時計の時代から用いられているが、現行の時計では採用例は数少ない。
【レバーロック式リューズガード】
リューズをブリッジ状のリューズガードが保護。リューズガードに配されたレバーを閉じると、リューズをレバー先の爪が押し込み、開口部に密着させ、気密性を確保する。
【ファセット
】
リューズ頭頂部とその側面部付近を切削して、丸みを持たせたリューズ形状。現在でもとてもポピュラーな形状であり、数多くの時計で採用されているスタイル。
【リューズガード】
リューズの左右に、張り出しを設けて、リューズを何かに衝突することを防止したり、衝撃を緩和する役割を果たす。スポーツ系の時計で採用されるケースが多い。
【カボション】
リューズの頭頂部に装飾パーツをはめ込んだスタイル。装飾性を高める工夫で、用いられる材質はさまざまだが、宝石を使って高級感を醸しだすものも少なくない。
【ドーム】
ファセットと同様に先端に丸みを帯びているが、こちらは側面から一体的なカーブを描く。操作性は高くないとされるが、大型サイズでそれをカバーする例もある。
【ルイ15世】
18世紀のフランス国王の名にちなんでおり、「ターバン型」とも呼ばれる。根元を絞った台形状。現行では、クラシカルなドレス系や大型航空時計によく用いられている。