会話文問題の対策は逆方向から?!受験対策にもなるシンプルな英語ゲーム
英会話の経験が圧倒的に少ない受験生にとっては、 会話文問題の対策ってただの暗記やパターン攻略 ですよね。できるだけ体感として身に着けてほしい、同時に英作文対策にもなる、そんな方法を紹介します。
逆英会話ゲーム
- 理想の時間:15分
- 必要なもの:紙(裏紙などでもOK)
- やり方
- 生徒を2人〜4人程度のグループに分ける。(慣れてきたら個人戦もあり)
- 各グループに紙を渡す。
- 教師がホワイトボードに、何か1つ返答となる英文を書く。
- 生徒は制限時間内に、その回答の質問としておかしくない英文を作る。
2パターン以上作れるなら作ってもOK。
例)ホワイトボード『No, it doesn't.』⇒生徒『Does it snow in Okinawa?』
ホワイトボード『So, am I.』⇒生徒『I am Japanese.』
ホワイトボード『I'd rather not.』⇒生徒『Let's go to see the movie.』 - タイムオーバー後、各自で書けた英文を発表させ、内容がおかしくないか教師が確認し、
「◎(3点)」…完璧
「〇(2点)」…スペルミスや細かなミス
「△(1点)」…書いている内容が誤っている・回答と噛み合わない・文が未完成
「×(0点)」…何も書いていない
と判定を伝える。 - 一番多く点数を稼げたグループの勝ち!
RULES
・テキストや単語帳などは見ないこと
・1つの答え方で単語を変えただけ、というのはノーカウント。
POINTS
・生徒が各自タブレットを使用している教育機関の場合は、先生の端末に送らせて前に大きく表示し、
スペルも同時にチェックしても可。
・スペルの正誤は、チェックをする時としない時があってもOK。
・3点のついた答えを、違うグループの生徒に訳させると、クラス全体を巻き込める。
・誤答を0点としてしまうと、生徒のモチベーションが下がるので、「何も書いていない」を0点とし、
少なくとも考えて何か書いていれば1点はつくようにする。
・内容を調節すれば、中1から高3まで、幅広く対応できる。
OBJECTIVES
・授業の息抜きをしながら、受験対策が出来る。
・グループ対決にすることで、英語が苦手な生徒でも楽しみやすい。
・英文の構造に注目するようになり、英作文の対策にもなる。