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2023年03月24日
春到来!わくわくして上がる気分と不安定な気持ちはどこから…?
こんにちは
一気に気温が上がってきてかなり早めの桜がすでに満開のところも。
もう入学式を桜とともになんて景色が見にくくなりましたね。
桜が咲き始めると、何となく気分も高揚し、わくわくした気分になります。
先日菜の花を見に行きました。
もうすでに満開!!
茶色だった景色が色づき始めて、心機一転スタートだと思える季節である一方、心が浮つき始めて不安定になる人もいます。
この時期は様々な結果が出る時期、お別れの時期でもあり今まで続いていた生活や仕事に区切りがつくときでもあります。
短くても少なくとも1年は続いてきたであろう学校生活や、転勤、新しい仕事への挑戦だったりこれまでの生活に終止符を打って、次のステージに行こうとする人も少なくないはずです。
ここまでは一気に進めて、きっとこれから始まる生活はもっと良くなると希望一筋で最後の日を迎えた瞬間から、急に大丈夫かな、失敗したらどうしようと不安になる人もいるかもしれません。
それは普通のどんな人にもあり得る心境で、特別問題なことではありません。
ただ、中にはその不安が一気に精神状態を悪くさせる人もいます。
また気分が上がりすぎて、いわゆる『ハイ』状態になってしまう人もいます。
さあ、これから新しいスタートだ!とわくわくしていたのが急に気分が落ち込み、これまで楽しいと思えたことが全くそう思えず、一日中何をする意欲もわかない…。疲れかな、ストレスかなと思って少し気晴らしをしたり、ストレスの原因を解消してみたものの一向に良くならない…そのうち何をやってもダメなんだ、自分は役立たずだと否定的になってしまい、さらに症状が悪化していく。
このような状態になってしまうと、それはうつ状態といえるかもしれません。
周りには伝わりづらく、最初のうちは自分で何とかしなきゃと頑張ろうとしたりします。
でも、それが逆効果になってさらに悪化する原因にも。
周りにもわかってしまうほどの状態、さらには自傷行為なども出てくるじょうな状態になってしまったら、まずは精神科で相談する必要があるでしょう。
でも、何となく気分が上がらない、意欲がわかない、急に涙が出てくる…など感情のコントロールがうまくいかないなと自分が感じる些細な変化で気づけた場合、漢方薬が助けになってくれるかもしれません。
うつ状態とあ相反する状態に『そう状態』というものがあります。そう状態とうつ状態が交互にやってくる状態があります。
かつて躁うつ病と呼ばれていた双極性障害というのがそれに値します。
そう状態というのは、本人にはわかりにくい状態です。とても気分が高揚して何でもできる気がしたり、寝なくてもいつまでも元気だったり、本人としてはエネルギッシュな自分なので、異常とは感じにくいからです。
でも、周りから見ると明らかに寝ずに落ち着きなくウロウロしたり、同じようなことも繰り返し話しては大きなビジョンを語る割に、すぐに放り出してまた違うことを言い出したり…もともとそのようなタイプの人もいますが、それとは明らかに違いおかしいんじゃないかなと思わせる状態です。
春になって暖かくなってくると誰しも気分が高揚してきますが、そんなんじゃないと思える人が周りにいたら、少し気にしてみてあげてください。
明らかに日常に支障をきたすような状態だったら、専門家にみてもらう必要があるでしょう。
もちろん受診をすればその症状にあった薬があります。
昔に比べて様々な抗うつ薬だったり、安定剤や向精神薬などあり、その状態に応じて選択肢が増えています。
ただ精神科にしても心療内科にしても、受診先を慎重に選ぶ必要があります。
特に精神科より敷居の低い心療内科は、精神科に近い先生もいれば、内科に近い先生もいます。
話を聞いてくれることが中心の診療もあれば、処方だけで済ませてしまう先生もいます。
先生とて人間ですから、合う合わないもあるでしょう。
受診前によく吟味されることも大切ですし、何回か行って合わないなと思ったら、受診先を変えてみることも考えてみてください。ただ、そのうえで投薬された薬は何回か飲んだだけで劇的に症状が好転するわけでもありません。また、薬だけでは良くならないのも精神症状です。
アドバイスがあったら、日常生活でもそのアドバイスに従って変えていく必要があるでしょう。
漢方薬では太刀打ちできない重度の精神症状や、統合失調症、そう状態などは受診をしていく必要がありますが、気分の落ち込み、倦怠感や意欲低下など身体的には問題ないのに、明らかに自覚症状がある…というときは漢方薬が出番の事が多いです。
ただ気分が落ち込むといっても、そこについてくるほかの症状で漢方薬の選択も変わることがあります。
相談するときは毎日の生活の中で例えば、食欲もないとか眠れなくなったとか、イライラしやすくなったなど細かな変化も合わせて相談してみてください。
漢方薬で解決することもたくさんありますから。
一気に気温が上がってきてかなり早めの桜がすでに満開のところも。
もう入学式を桜とともになんて景色が見にくくなりましたね。
桜が咲き始めると、何となく気分も高揚し、わくわくした気分になります。
先日菜の花を見に行きました。
もうすでに満開!!
茶色だった景色が色づき始めて、心機一転スタートだと思える季節である一方、心が浮つき始めて不安定になる人もいます。
気分が不安定でソワソワしてしまう
この時期は様々な結果が出る時期、お別れの時期でもあり今まで続いていた生活や仕事に区切りがつくときでもあります。
短くても少なくとも1年は続いてきたであろう学校生活や、転勤、新しい仕事への挑戦だったりこれまでの生活に終止符を打って、次のステージに行こうとする人も少なくないはずです。
ここまでは一気に進めて、きっとこれから始まる生活はもっと良くなると希望一筋で最後の日を迎えた瞬間から、急に大丈夫かな、失敗したらどうしようと不安になる人もいるかもしれません。
それは普通のどんな人にもあり得る心境で、特別問題なことではありません。
ただ、中にはその不安が一気に精神状態を悪くさせる人もいます。
また気分が上がりすぎて、いわゆる『ハイ』状態になってしまう人もいます。
不安や気分の落ち込みが激しいと一種のうつ状態になってしまうことも
さあ、これから新しいスタートだ!とわくわくしていたのが急に気分が落ち込み、これまで楽しいと思えたことが全くそう思えず、一日中何をする意欲もわかない…。疲れかな、ストレスかなと思って少し気晴らしをしたり、ストレスの原因を解消してみたものの一向に良くならない…そのうち何をやってもダメなんだ、自分は役立たずだと否定的になってしまい、さらに症状が悪化していく。
このような状態になってしまうと、それはうつ状態といえるかもしれません。
周りには伝わりづらく、最初のうちは自分で何とかしなきゃと頑張ろうとしたりします。
でも、それが逆効果になってさらに悪化する原因にも。
周りにもわかってしまうほどの状態、さらには自傷行為なども出てくるじょうな状態になってしまったら、まずは精神科で相談する必要があるでしょう。
でも、何となく気分が上がらない、意欲がわかない、急に涙が出てくる…など感情のコントロールがうまくいかないなと自分が感じる些細な変化で気づけた場合、漢方薬が助けになってくれるかもしれません。
ちょっと気分が上がりすぎ?本人には気づきにくいこと
うつ状態とあ相反する状態に『そう状態』というものがあります。そう状態とうつ状態が交互にやってくる状態があります。
かつて躁うつ病と呼ばれていた双極性障害というのがそれに値します。
そう状態というのは、本人にはわかりにくい状態です。とても気分が高揚して何でもできる気がしたり、寝なくてもいつまでも元気だったり、本人としてはエネルギッシュな自分なので、異常とは感じにくいからです。
でも、周りから見ると明らかに寝ずに落ち着きなくウロウロしたり、同じようなことも繰り返し話しては大きなビジョンを語る割に、すぐに放り出してまた違うことを言い出したり…もともとそのようなタイプの人もいますが、それとは明らかに違いおかしいんじゃないかなと思わせる状態です。
春になって暖かくなってくると誰しも気分が高揚してきますが、そんなんじゃないと思える人が周りにいたら、少し気にしてみてあげてください。
明らかに日常に支障をきたすような状態だったら、専門家にみてもらう必要があるでしょう。
受診をするときはまず見極めを
もちろん受診をすればその症状にあった薬があります。
昔に比べて様々な抗うつ薬だったり、安定剤や向精神薬などあり、その状態に応じて選択肢が増えています。
ただ精神科にしても心療内科にしても、受診先を慎重に選ぶ必要があります。
特に精神科より敷居の低い心療内科は、精神科に近い先生もいれば、内科に近い先生もいます。
話を聞いてくれることが中心の診療もあれば、処方だけで済ませてしまう先生もいます。
先生とて人間ですから、合う合わないもあるでしょう。
受診前によく吟味されることも大切ですし、何回か行って合わないなと思ったら、受診先を変えてみることも考えてみてください。ただ、そのうえで投薬された薬は何回か飲んだだけで劇的に症状が好転するわけでもありません。また、薬だけでは良くならないのも精神症状です。
アドバイスがあったら、日常生活でもそのアドバイスに従って変えていく必要があるでしょう。
あなたに合った薬が選べるのが漢方薬
漢方薬では太刀打ちできない重度の精神症状や、統合失調症、そう状態などは受診をしていく必要がありますが、気分の落ち込み、倦怠感や意欲低下など身体的には問題ないのに、明らかに自覚症状がある…というときは漢方薬が出番の事が多いです。
ただ気分が落ち込むといっても、そこについてくるほかの症状で漢方薬の選択も変わることがあります。
相談するときは毎日の生活の中で例えば、食欲もないとか眠れなくなったとか、イライラしやすくなったなど細かな変化も合わせて相談してみてください。
漢方薬で解決することもたくさんありますから。
2023年03月17日
ダイエットのために市販の漢方薬・・・その使い方合っていますか?
ダイエット、脂肪を落とす、おなか周りをすっきり・・・など誰もが永遠のテーマにしているような悩み。
もちろん運動や適切な食事で健康的にゆっくり体重を落としながら、体も引き締めていくというのが理想です。
でも運動なんてする時間ない!とか疲れて運動なんてできない、苦手・・・そして食事は外食が多いし、好きな物を食べたい・・・みんなそんなワガママを言ったままダイエットできる魔法のような方法が紹介されればつい試してしまいがち。
そしてその効果はなるべく早く期待したいのです。
ダイエットで漢方薬飲んだら下痢した!!
ある夜、夜間救急に若い女性が来ました。主訴は腹痛、下痢。
はやりの胃腸炎かなと思い、問診をとってみると・・・ダイエットできるという漢方薬を2〜3日前から飲み始めたら、おなかが痛くなり、下痢をしていると。
なんていう漢方薬か聞いてみたけど、詳しく分からない様子。漢方薬だからいいかな〜と思って飲んでみたそうだ。よく漢方薬でダイエットとか脂肪を落とすとか言われて使われるのは『防風通聖散』。
彼女の飲んだ漢方薬がこれかどうかは分からないけど、可能性は高いと思います。
『防風通聖散』の効用に肥満症というのも確かにありますが、便秘やむくみなどにも効果があると言われています。生薬の中に便通をよくする物が入っているため、便秘ではない人が飲めば下痢になることもあり得る訳です。またこの漢方薬には大黄という生薬も入っており、便通に効きますがメラノーシスと言って粘膜を黒くしてしまいます。大腸の神経機能が低下してしまい、次第に効果がなくなってきてしまうのです。
漢方薬はいろいろな生薬の組み合わせ
漢方薬とはいろいろな生薬を組み合わせて煎じて飲むのが本来の方法で、お隣韓国ではいわゆる医師の他に漢方医という医師もいます。そこでは医師が話を聞き、脈をとり、必要と思われる生薬をブレンドして処方するのです。日本ではそこまで漢方薬という物がメジャーではないので、すでにブレンドされた防風通聖散のような漢方薬を使用することが多いのですが、このようにいろいろな症状に効果のあるものなので、やせたい=防風通聖散というわけではないのです。
特にこの薬は『体力充実』している『太鼓腹の肥満』に適していると言われています。
その女性は若いので体力には問題無いかもしれませんが、決して太鼓腹ではありませんでした笑
安易に考えず、薬剤師さんに相談してみよう
今回のように薬を飲んでダイエットをしようというのは、そもそもやり方が間違っているので決しておすすめしません。最近ではダイエット目的で糖尿病薬を飲むと言う話も聞きますが、とても危険な行為です。
薬を飲んで体重を落とすと言う行為がどのくらい体に負担がかかるか、それがその後どのように健康に影響するか考えず、痩せると言うだけで本来と違う目的で薬を飲むことは絶対やめるべきです。
そして、漢方薬は生薬のブレンドだとお話したとおり、1つの目的だけで飲むものではないので、同じ症状でも人によって選択される漢方薬が変わる事があります。
とうてい素人には難しい話です。
薬の専門家である薬剤師さんにきちんと相談し、評価をしてもらいながら是非試してみてください。
漢方薬試してみたい・・・でもどこで相談しよう?
先日漢方薬について少しお話しましたが、じゃあ漢方薬ってどこでもらうの?って感じる人も多いでしょう。
漢方薬での治療を主に行っている診療所やクリニックもありますし、総合病院で漢方科のような診療科を設けているところもあります。
でも毎日みんな忙しい。受診するってそうそう切羽詰まらないとしないですよね。
私が勤めているところの1つに夜間の救急診療所がありますが、皆さん受診の理由が「昼間仕事があるから」「忙しくて平日は受診できない」など大抵救急にかかる理由としては首をかしげるような患者さんばかりです。
なので、ずっと飲んでいる薬で効果がないとか、もう少し違う治療薬はないのかなというさらに切羽詰まっていない状況では、次に症状が悪くなったときでいいか、とつい問題を先延ばしにしがちです。
本当は「忙しい」は理由にならない
患者さんのほとんどは「忙しくて」とか「仕事が休めないから」と口をそろえて言います。
きっと本当にそうだと思います。
私もそうです。忙しくてとても仕事なんて休めません。
でも忙しければ忙しいほど体には負担が積もり、体が勝手に解決してはくれません。
それどころか、悪化したりずーっと治らなかったりするわけです。
結局自分の体の不調は、自分の時間を割いて向き合わないといけないのです。
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初回の問診と体質診断は無料!とりあえずどんな感じか聞いてもらおうかなと気軽に相談できそうですよね。
体質改善の相談から漢方薬処方となると有料になるそうです。
最初の問診でんーちょっと違うんだよな、とか自分の体質についてなるほど!と思えなかったらそこで一度考え直してもいいし、自分の体質に対して新たな発見があって、改善してみたいと思ったらそこで漢方薬を実際試してみるのも良いと思います。