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浮世絵の作品には、子どもをめぐる江戸文化のありかたを伝えてくれるものが少なくない。子どもを題材とした作品は、美人画や役者絵と並んで大きな需要があったといわれている。同展覧会では、公文教育研究会所蔵の子ども浮世絵コレクションを中心として、約300点が6つのコーナーに分けて展示され、関連プログラムも開催される。
9月20日には、美術館前広場で「美術館で寺子屋秋まつり!」を開催。秋空の下、ベーゴマやけん玉、お手玉やおりがみなど、昔遊びを楽しめるイベントとなっている。なお、当日は家庭の日のため、中学生以下の子ども同伴の家族は、展覧会も無料で入場可能。
このほかにも、8月23日と9月26日には申込み不要の学芸員によるギャラリートーク、9月12日には事前申込制の講演会「浮世絵に描かれた子どものパラダイス」などを開催予定。
また、同展覧会の同時開催として「日本のおもちゃ展ー山鹿コレクションよりー」が特別展示室で開催される。桐生市の共同文化研究家・山鹿氏のコレクションから懐かしい日本のおもちゃが展示され、観覧無料となっている。
◆「江戸へようこそ!浮世絵に描かれた子どもたち」
場所:足利市立美術館
会期:前期8月15日(土)〜9月6日(日)、後期9月8日(火)〜27日(日)
※会期中に大幅な展示替えがある
休館日:月曜日(9月21日を除く)、9月24日(木)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料:一般700(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※第3日曜日「家庭の日」(8月16日、9月20日)は、中学生以下の子ども同伴の家族は無料
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