咄嗟に避けたが、スピードの出過ぎで軌道修正が間に合わない。
迫る側溝の縁!
制動!いや後輪がズレ出した!
シフトダウン!フルブレーーーキ!
ヤヴァイ!!
響き渡るタイヤの悲鳴!
吹き出る冷や汗、
とまれとまれとまれ とまってーーーー!!!!
側溝の縁まであと僅か2〜3センチぐらいだったろう、やっとコントロールが回復して、危機を脱した。
あのまま突っ込んだらどうなってただろう?
前輪が側溝へ落下、時速60キロほどから急激な停止により、恐らく私は、ヘルメットのシールドにメーター類がめり込み、顔面を損傷、意識を失って無防備なまま尻から前方へ数メートルも飛ばされ、背中から落下して背骨を損傷していたのではないか、と想像された。
そのまま何事もなかったかのように、止まらず走り去ったが、前方の車は明らかに私の走りを心配していた。
助手席の人影が後ろを振り向いた気配があったし、やけにスピードダウンしていた。
私は無事だと知らせる代わりに、2、3回空ぶかしをして見せた
ああ、ホントに、今日が命日になる所だった。
仏様有り難うございます。
(-人-)ナムナム
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