先日、テレビでオゾン発生装置のメーカーが、装置に使用されている部品が中国製なので、製造がストップしてしまっている。全国から多数の注文が来ているのに、こんな時に役に立てず情けない。今は必死に国産の代替部品を探しているところだ——、というのをニュースの一片で見た覚えがある。
オゾンかぁ、殺菌能力が強いらしいな。うちでも購入を検討してみようか、と半日ほどあれこれと調べた結果を紹介しようと思う。
まずざっと「オゾン発生装置」で検索して
オーリック株式会社
を見つけた。
オゾンがコロナウイルスに効果があることが実証されました!!
令和2年5月14日の奈良県立医科大学のプレスリリースより
とあるから、私が見たニュースはこれだと思う。
たしかコロナ罹患者のいた病室を速やかに消毒するのに有効だ、とニュースではやっていた。
値段は9千円から6万円と幅があるが、機能としては畳30畳が最大のようだ。
30畳って意外と狭いんじゃないかな。これでは用にあわない。
そこでもう少し探してみた。
amazonで
オゾン発生器 業務用 35000mg/35g?倒性的オゾン発生量 を見つけた。
まぁ他にも色々とあったわけだけれども、1フロアおよそ120畳敷きの範囲を消毒するには、これくらいでちょうど良いんじゃないかなと思った。
(結局これを発注したんだけど、納品が1ヶ月先、中国製かぁ(-_-;) 台湾製かとも思ったがどうやら大陸系のようだ)
それとレビュー内でしばしば見かけるオゾンの危険性について、気になったのでこれも調べてみた。
地表でオゾンを大量発生させると大気中のオゾンが増えてオゾン層が復活しますか?
という質問をyahoo知恵袋で見かけた。
回答の「下手すりゃ倒れるよ」という記述が気になった。
オゾンとは酸素原子が3つ結合した物で、紫外線に曝された酸素が変化してオゾンが作られる、ようだ。
そして、オゾンは他の何かを酸化させて、もとの酸素へ戻っていくらしい。
自然界では成層圏で太陽光が大気とぶつかり、オゾンが大量に作られる。
イワユル、地球温暖化でよく言われるオゾン層の破壊、というのは、フロンガス成層圏に到達しオゾンと結合することによってオゾンの膜が消えていくことをさすようだ。
そのデメリットは、「地表に到達する紫外線が増加すること」にある。
ということが 厚労省のサイトに書いて あった
じゃぁオカミはオゾンについてどう言っているのだろうか?
というところで、厚労省のサイトでこれを見つけた。
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06/12/13 寝具類洗濯専門部会 第2回議事録
専門部会議事録って生々しくて読んでてオモシロいね。
思わず読み耽ってしまっていましたw
要するに識者が指摘するオゾンの危険性というのは、
強力な酸化作用によって、人体の粘膜質が痛む、ことらしい。
こんな説明があった。
オゾンガスは粘膜を刺激するのみならず、発癌性も報告されています。これは高濃度
で長期間ですが、マウスの鼻粘膜に癌を発生させることが分かっています。一応、発癌
物質ですから取扱いには十分注意していただきたいと思います。
これは皆様方もご存じと思いますが、いろいろな基準値が出ていて、今日の資料にも
書いてありましたけれども、例えば米国のFDAでは、オゾンガスを病院内で用いた場合、
室内の濃度が0.05ppmを超えてはいけないという規定があります。これはどういうことを
言っているかというと、病院ではオゾンを使ってはいけないということです。滅菌器な
どの完全密封空間ならいいですが、使ってはならないということになり、当然、アメリ
カでも病院内ではオゾンは開放状態では使っていないわけです。
この辺が気になった。
発がん性、浸透性が良くない、ということだが、だだ広い単純な1フロアを消毒するには問題ないだろう
さてさて、どうしようか、と迷ったが、結局上記の中国製オゾン発生装置を発注した。
1万円程度なら、失敗で廃棄となっても許容できる。
使用した感想は、商品が届いてからまた報告しようと思う。
一つだけレビュアーが勘違いしている事を挙げると、「 オゾンには消臭能力はない」 と上記のオゾンの識者が言っている
今、アマゾンを見たらもっと納期が早い奴があるなぁ、何故これに気が付かなかったのだろう?
まぁいっか。
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