以前、ベトナムから帰還した元アメリカ兵から、ベトコンの拠点を襲撃した時の様子を聞いたことがあります。米軍がビンラディンを殺害した時のようすと似ています。襲撃する建物と、その周辺の様子が記された図面が用意されており、ヘリを降りて、そのあと、誰がどの木の後に隠れるか、というような細かいことまできっちりと決めていたという話を聞いて、事前に入念な準備をしていることに驚いたことがあります。
各人の命を掛けることになる木まで個別に決めておく、という合理的な態度は、旧日本軍で行われたバンザイ突撃などとは根本的に異なります。
それだけのことをしていても、最終的に、米国はベトナムから手対することになるのですから、わかりませんね。
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