それが、 塩化カルプロニウム配合 【カロヤン?アポジカ】 、【NFカロヤンガッシュ】です。
CQ2 塩化カルプロニウムの外用は有用か?
推奨度:C1
推奨文:用いてもよい.
解説:男性型脱毛症に対して 1 件の左右比較試験が
あり,1 から 6 カ月間の 5% 塩化カルプロニウム外用
が,プラセボ外用と比較して 6 例中 4 例で発毛促進あ
るいは脱毛抑効果を示した1).また,2 件の前後比較試
験が報告され,2 から 6 カ月間,10% 塩化カルプロニ
ウム外用,5% 塩化カルプロニウム外用を行い,それぞ
れ 4 例中 2 例,5 例中 3 例で発毛促進あるいは脱毛抑
制効果を示した2)3).これらの臨床試験はいずれも対象
症例数が少なく全て男性で,判定方法も主観的なため
統計的な検定は不可能であり,症例報告と同等のエビ
デンスレベルと考えられる.明確な発毛効果は実証さ
れていない.
しかし, 1% 塩化カルプロニウムを主成分にカシュ
ウチンキ,チクセツニンジンチンキの生薬などを添加
したカロヤン?アポジカを 30 例の男性型脱毛症患者
(男女別集計なし)に 12 週間外用させたところ,有効
以上 20%,やや有効以上 60.0% であった4).さらに
2% 塩化カルプロニウムに上記の生薬とヒノキチオー
ル等を添加した育毛剤を,86 例の同症患者に 24 週間
外用させたところ,その改善率は男性 26.7%,女性
54.5%;軽度改善率は男性 89.3%,女性 90.9% であっ
た5).この文献が男女別の集計を行った唯一の論文で
ある.
以上のように, 塩化カルプロニウム単独での有益性
は,現段階では十分に実証されていないが,生薬との
合剤を含むわが国での膨大な診療実績も考慮し,外用
療法の一つとして推奨することにする.
出展:日本皮膚科学会ガイドライン
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf
https://www.dermatol.or.jp/modules/guideline/index.php?content_id=2
薄毛ハゲの我われにとっては、貴重な情報です。
もちろん、この塩化カルプロニウムについては
副作用について懸念のネット情報があります。
1.塩化カルプロニウムの血管拡張作用による
・(局所・全身)発汗・悪寒
・(頭皮)刺激痛や湿疹、かゆみ、腫れ、かぶれ、
・その他 吐き気、ふるえ
2.医師又は薬剤師に要相談
・アレルギー体質
・アレルギー症状
・高齢者
よく検討してから、購入する必要がありますね。
http://ikumou119ban.com/archives/741
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