コラーゲンを摂取しても育毛効果はない
「17型コラーゲン」が減少すると、毛包が小さくなることを東京医科歯科大学の西村栄美教授らが解明したニュースは私たち薄毛で悩んでいる方々には素晴らしい朗報でした。
しかし、この朗報の中で気になる記事が1点私は見つけてしまったのです。
それは
東京医科歯科大の西村栄美教授らは 17型コラーゲンの分解を防ぐ物質を探し始めており、西村教授は「5年から10年の間に薬ができれば」と話している。引用: 時事ドットコム
と記載されています。つまり コラーゲンの分解を防ぐ物質はまだ見つかっていないってことなのです。
あくまでも「17型コラーゲン」が酵素で分解され減少されると毛包が小さくなって髪の毛を生産する場所がなくなるという研究結果であって、コラーゲンを摂取したり散布したりしても育毛効果があるとは一言も書いてありません。
コラーゲン摂取=育毛の理論は違う
さっと「コラーゲン」で検索してみると、たくさん出てきます。
あたかも コラーゲンが減少=コラーゲン摂取すれば良いみたいな論調になっているように思います。「17型コラーゲン」が減少すると髪の毛を生やす毛包も減少し、抜け毛の原因と判明したのです。だからといって コラーゲンのサプリを摂取したところで「17型コラーゲン」が増えるわけはありません。
髪の毛を生産する毛包の減少を防ぐ
今回の「17型コラーゲン」の記事は髪の毛が抜ける原因が判明したことは素晴らしいことだと思います。
しかし私は 「魔法のように髪の毛が生えてくるはずが無い」 と考えます。なぜなら抜け毛の原因「ジヒドロテストステロン」とすでに判明している通り、さまざまな要因が考えられます。1つ原因を追求できたとしても個々に別の要因がある可能性は否定できません。なので広域な見解のもとで自分にあった育毛ケアをトータル的に実施することが一番だと思います。
私のように薄毛で悩み続けている方々にとって、この研究発表は希望でもあります。だからこそ 研究発表に便乗して間違えた考えを発信するのは、いかがなものかと私は思います。
間違えた情報を鵜呑みにしないでください。
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