多いのではないでしょうか。
私も若いころ、ファッションが好きで、いつかは販売をやりたいと思っていました。
好きな服で、楽しく仕事をしているというイメージがあったからです。
そして好きな服が割引で買えて、自分のセンスも上げられる素晴らしい仕事と思っていました。
もちろん今でも、そうやって楽しんでいる人もいるかとは思います。
私が初めて販売をしたのは、30歳になってから。
若いころは東京の店をいくつか受けましたが、全て不採用でした。
始めるならやはり若い頃からがいいのは、この業界でも同じで、さすがに原宿や渋谷などと言った
人気エリアは、倍率も高いしレベルも高いですね。
私は地元の田舎である、ファッションビル。
年齢層も高く、どちらかと言えば落ち着いたブランドでした。
同僚もおばさんばかりで、男性一人だった私は何かと重宝されました。
しかしながら、理想と現実のギャップを思い知らされる羽目になります。
そもそも田舎では、販売員という仕事は底辺で、誰にでも出来る仕事だと言うこと。
そしてハローワークでは正社員の記述が、実は契約社員であること。
決め手となったのは、客層の悪さ。
比較的落ち着いてて、イオンなどと違っていたビルでしたが、ほぼロクな客がいませんでした。
中には富裕層で、とても愛想のあるいい方もいましたが、なんせ平日は売り上げ0とか、
社員購入は、半ば無理やりとかで、嫌になりました。
もちろん同じ販売員でも、場所やブランドなどによりかなり違うのでしょうが、
正直ずっと出来る仕事ではないなと思いました。
以前メーカーに勤めていた頃、販売員と関わることが多かったですが、
派遣が多く、女性が多かったので、男性には厳しい仕事だなとも思いました。
しかしながら中には、販売で一般職の採用から、総合職にステップアップする人もいました。
アパレル業界はあと少しで、かなりやばくなると言われていますが、これからどう変わっていくのか
気になるところです。
クレームに関しては、電話より直に向き合うと日本人の場合ましになるとは思いますが、
万引きや、くだらないことなど多く、バカが多い世の中だとよくわかります。
勿論のことながら、GWも販売員は働いています。
メリットと言えば、やはり平日休みと言うことと、テナントビルなどに勤めると、休憩室が
共用になることが多いと思うので、学校みたいな環境になり、出会いはあります。
良く好きなことは仕事にするなと言いますが、それは本当に好きなのかなとも思います。
本当に好きなら、きっと独立まで頑張れるでしょうし、独立して初めて楽しさが実感できるのでは
ないかなとも考えます。
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