会社のとあるパソコンから、アメリカのサーバに載っているホームページを見たり、ドイツのWebシステムを使ったり。
垣根なくどこでもつながっています(国によってある程度制限のある国もありますが)。
会社のネットワークは、LANケーブルとスイッチングハブ、無線LANのアクセスポイント、ルータなどで構成されていますが、会社の外、そして国の外に出たインターネットも基本的には同じです。
無線LANが浸透して、都心部であればどこでも無線LANが使えたりはします。
しかし、大陸同士をつなぐようなメインの回線は、 太い光ファイバーが使われています。
大陸の間にある深い海の中にはたくさんの光ファイバーケーブルが沈んでいます。
データは少し古いのですが2011年10月1日時点の世界の光ファイバーケーブルのマップがありました。
Nicolas Rapp Design StudioのホームページのMAPPING THE INTERNET( http://nicolasrapp.com/portfolio/211/ )より。
やはり先進国のあたりに引き込まれる本数が多いです。
日本のあたりも、速いインターネットを提供するため、たくさんケーブルが敷かれています。
1本くらい切れてもなんとかなりそうです(いやそんなことないか...)。
このマップのとおり、深い海底を太い光ケーブルが敷かれているわけですが、こういったケーブルはいったい誰が敷いてくれ、誰がメンテナンスしているのでしょうか。
NTTかな?と思うところですが、実は KDDIです。
太平洋の西側とフィリピン、台湾より北側の広いエリアを日本(KDDI)、中国、韓国の船で対応しています。
海底ケーブルの施設・保守を行う会社としては、こちらのような会社があります。
国際ケーブル・シップ株式会社(URL: http://www.k-kcs.co.jp/cableShipKPL.html )
私たちが当たり前に使っているインターネットも、この会社のような、インフラを支えている方々がいるからこそ当たり前に使えているんですね。
会社の中でも然り。気を引き締めて当たり前のネットワークを提供していきたいと感じました。
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