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愛と優
自分に自信が無く引っ込み思案。 口下手で話題も豊富じゃない。 素敵な男性と素敵な恋愛がしたい。 どこか物足りず刺激が欲しい。 そんな独身アラサー女性のために7つのカテゴリーの様々な情報を提供します。

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2018年02月15日

『ミスター味っ子』の魅力7つ

〜『ミスター味っ子』の魅力に迫る〜

『ミスター味っ子』。
1986年から1989年まで週刊少年マガジンで連載された漫画です。
作者は寺沢大介先生。
「下町の包宰」と呼ばれた亡き父が残した「日の出食堂」を、母親とともに支える中学生「味吉陽一」を主人公としたお話です。
「味皇」こと村田源二郎がふと訪れた「日の出食堂」で提供された陽一のカツ丼。
その味に驚いた味皇に招かれた陽一は、丸井善男とのスパゲティ対決をきっかけに、様々な料理人との味勝負に挑んでいくことになります。
様々なところに影響を与えたであろう作品・『ミスター味っ子』の魅力について語りましょう。

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1 料理を身近にしてくれた

『ミスター味っ子』の最大の功績は、料理を身近なものにしてくれたことだ。
当時のほとんどの少年たちにとって料理とは、母親が作ってくれた朝ご飯や夜ご飯やお弁当、または学校給食ではなかったか。
たまに家族で外食に行くこともあったかもしれない。
しかし、あくまでも料理とは大人がするものであり、自分で料理をするという少年、または料理に興味を持つ少年は少なかったのではないだろうか。
小学校の家庭科の調理実習で初めて包丁を持ったという少年も少なくはないはずだ。
しかし、『ミスター味っ子』が週刊少年マガジンに連載されたことにより、少年たちは料理に興味を持ち、料理というものがより身近なものになったのではないだろうか。
大人でなくても料理はできる。
この漫画をきっかけに料理人への道を志した少年たちもいるはずだ。
グルメブームを牽引した立役者であることは間違いない。

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2 料理漫画というジャンルの確立

『ミスター味っ子』は、基本的に、ある1つのメニューを他の料理人と対決するという図式がとられている。
1:1の対決のときもあれば、何かのコンテストに参加することもある。
この、「料理対決」という図式は、その後の料理漫画や料理番組のきっかけとなっており、それだけこの作品が多くの人に愛され、浸透していたことが分かる。
『美味しんぼ』などの作品もあったが、少年たちにとって料理漫画と言えば『ミスター味っ子』ではないだろうか。
そして、料理漫画というジャンルを確立、確固たるものにし、その後『中華一番!』や『食戟のソーマ』など多くの料理漫画が生まれる礎となっている。




3 魅力あふれるキャラクター

『ミスター味っ子』には多くのキャラクターが登場するが、その多くがたくさんの魅力にあふれている。
まずは主人公・味吉陽一。
中学生ながら父の残した「日の出食堂」を母親と共に支えている。
安くて美味しい料理を提供し、地元の人たちを中心に愛されている「日の出食堂」。
大人に対しても臆することなく挑んでいき、創意工夫と努力で、数々の難敵を撃破していきながら、多くのライバルたちと良好な関係を築いていく。
『ミスター味っ子』に欠かせないのは、もちろん「味皇」村田源二郎。
日本料理界の重鎮で、味皇料理界の総帥であり、多くの料理人から敬愛されている。
味皇の絶対的な存在感が作品に見事なスパイスを加えているが、それ以上にアニメでのオーバーなリアクションが有名かもしれない。
作品のヒロインが陽一の母親であることも面白い。
中学生が主人公の場合、同級生やライバルとして登場した女性料理人がヒロインになることが多いのであろうが、『ミスター味っ子』に関しては別。
ときには味見役となり、ときには陽一を叱咤し支える母・法子。
母親をヒロインにしたことにより、作品に恋愛要素が絡まなくなり、ストーリーがブレることなく、料理漫画として芯の通った作品になったのであろう。
その他、堺一馬や中江兵太、丸井善男をはじめとする味皇料理界の面々、甲来軒や岡田屋の主人など、特徴があり個性的な面々が続々と登場するのもこの作品の魅力である。




4 味の表現

『ミスター味っ子』と言えばこれ。
美味しさの表現のリアクションがオーバーすぎることである、
この大袈裟なリアクションが『ミスター味っ子』を一躍有名にしたと言っても過言ではないだろう。
蓋を開けたら光り出すカツ丼からその歴史は始まる。
あふれ出る肉汁、食材の歯応えや舌触りの描写、豊かな味の表現、料理の特徴を見事に伝えてくれる。
まだ年端もいかぬ子供たちが一丁前に味の解説をするシーンも不自然に見えない。
アニメにおけるリアクションはぶっ飛んでいる。
「うーまーいーぞー!!」と叫びながら口から光線を出す、「ドドンがドーン!!」と言いながら頭が噴火するなどのシーンは有名だろう。
その他にも、泳いだり走ったり空を飛んだり変身したり大阪城を大破したり、その描写はド派手で荒唐無稽。
このアニメのリアクションに原作も寄せていったという逸話もあり、同作者の『将太の寿司』においては、そのリアクションは『ミスター味っ子』原作を遥かに凌いでいる。

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5 再現してみたくなる料理

下町の食堂を支える中学生・味吉陽一の作る料理はどれも身近。
そして再現しやすそうな料理が多い。
実際に陽一の作る料理を再現したことがある人もいるのではないだろうか。
ナス巻きスパゲッティ、パイナップルチキンカレー、パイ包みイワシグラタン、串焼きハンバーグなどなど、つい再現してみたくなる料理が多い。
ちょっと手間暇のかかりそうなものもあれば、普段の料理のほんの少し一工夫加えるだけでよいものもある。
このように工夫やアレンジの幅が広く、ちょっとやってみたくなるくらいの料理がたくさん出てくるところも『ミスター味っ子』の見どころであろう。




6 料理用語や料理の手法の浸透

今では当たり前になっている料理用語や料理の手法。
それを世に浸透させた立役者は『ミスター味っ子』ではないだろうか。
肉汁やアルデンテなどは、『ミスター味っ子』で使われるようになってから世に広く浸透し、当たり前で身近になった言葉ではないだろうか。
料理方法についても数多く浸透させている。
カツの二度揚げ、カレーにインスタントコーヒー、ステーキを温める焼き石、パイ包みグラタン、紐を引いて温める弁当、揚げるピザなどは、今では定番になっている方法であるが、当時は斬新なものであったに違いない。
ミートソースにナス、ウナギに卵など、今となっては当たり前になっている相性の良い食材の組み合わせも『ミスター味っ子』発信であるものが多いのではないだろうか。

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7 アニメがオリジナルすぎる

人気のある漫画はアニメ化される。
アニメが原作に追いつきそうになると、『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』のように、原作にないシーンを挟んだりオリジナルストーリーを差し込んだりして調整する。
反対に、『ジョジョの奇妙な冒険』のように、セリフの1つ1つまでも忠実に再現しているアニメもある。
『ミスター味っ子』は違う。
全部で99話放送されたアニメの実に半分以上がオリジナルストーリーだ。
みつ子やシゲルのように原作にはいない人物が登場し重要な役割を担ったり、一馬のように原作とは違う設定になっているキャラクターもいる。
味皇をはじめとするリアクションなど、その行き過ぎて振り切った演出は話題となり、人気アニメとなった『ミスター味っ子』。
約2年にわたる放送で、オープニングテーマもエンディングテーマも変わらないというのも1つ特筆すべきことではないか。
オーバーリアクション、オリジナルキャラクターやオリジナルストーリー、名曲な主題歌、原作とはまた違った魅力にあふれるアニメ作品である。




まとめ
『ミスター味っ子』の魅力7つ
1 料理を身近にしてくれた
2 料理漫画というジャンルの確立
3 キャラクターが魅力的
4 ぶっ飛びすぎているオーバーリアクション
5 再現してみたくなる料理
6 今では定番となっている料理の常識を浸透させた
7 オリジナルすぎるアニメ、主題歌は名曲



『魁!!男塾』ハマってしまう7つの理由

〜『魁!!男塾』の魅力について〜

『魁!!男塾』。
1985年から1991年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。
作者は宮下あきら先生。
アニメ化や実写映画化もされた作品で、その他ゲームなどにも展開しています。
連載終了後、主人公・剣桃太郎の息子である獅子丸が活躍する『暁!男塾』が連載されたり、宮下あきら先生の他の作品とクロスオーバーしたり、と結構めちゃめちゃなことをやってくれる作品です。
それもこれも、『魁!!男塾』にハマってしまう人が続出したから。
『魁!!男塾』の魅力について検証しましょう。




1 男塾とは

全国の行き場のない不良少年たちを集め、過激なスパルタ教育を施す男塾。
塾生たちに課される試練は数多くあり、「男塾名物」として名を馳せている。
代表的なところだと、棒の倒れた方角に向かってひたすら直進する「男塾名物直進行軍」、油を満たしたタライに火をかけ笹船に浮かべた蝋燭の火が消えるまでその中に浸かる「男塾名物油風呂」などが思い浮かぶ。
他にも、「竹林剣相撲」(周囲を剣山で囲まれた土俵で相撲を取る)、「撲針具」(トゲのついた金属製グローブで行うボクシングでパンチ以外に足や頭を使っても良い)、「羅?美偉」(両軍が毒薬を飲みトライしたら解毒剤が飲めるラグビー)のようにスポーツをアレンジしたものもある。
作品のシリーズ「驚邏大四凶殺」や「大威震八連制覇」も男塾名物である。
最初はハチャメチャなギャグ漫画だった『魁!!男塾』だが、「驚邏大四凶殺」あたりからは本格的なバトル漫画へと変貌を遂げた。
そして、少年たちの心をガシッと掴んだ大人気作品になっていく。
少年たちは、繰り広げられる戦いや繰り出されれる技の数々に大興奮したものだが、大人になってから読み返すと、やはりかなりハチャメチャなものばかり。
そこも『魁!!男塾』の魅力である。




2 個性的なキャラクター達

『魁!!男塾』には実にたくさんのキャラクターが登場するが、個性的で魅力的なキャラクターが多い。
主人公・剣桃太郎は、強く、心は熱く、冷静で頭脳明晰、何事も完璧にこなす人物。
富樫やJや虎丸、田沢、松尾、秀麻呂、椿山などの一号生の面々。
戦いを通して味方になった伊達と雷電、飛燕、月光の三面拳。
そして、また、戦いを通して味方になった男塾三号生。
圧倒的存在感の三号生筆頭・大豪院邪鬼、影慶、羅刹、センクウ、卍丸の「男塾死天王」、独眼鉄、蝙翔鬼、男爵ディーノの「鎮守直廊三人衆」、みなそれぞれ個性的で魅力的だった。
忘れてはいけないのが男塾二号生筆頭・赤石剛次。
彼の斬岩剣を使った豪快でスケールの大きい戦いぶりはかっこよかった。
さらにさらに、天挑五輪で戦った面々も男塾に入塾する。
彼らの技や個性は少年たちに強烈なインパクトを与えた。




3 死んだ人間が生き返る

『魁!!男塾』の最大の特徴の1つがこれ。
死んだ人間が軒並み生き返るのだ。
最初に生き返ったのは、J、富樫、虎丸。
次に生き返ったのは、伊達、雷電、飛燕、月光。
そして伊達たちを仲間に加え、桃たち8人は男塾三号生と対決する。
三号生を撃破した桃たちだが、当然のように三号生たちはみな生き返る。
そして16人組となり、天挑五輪に向かうのだった。
天挑五輪では厳しい戦いも強いられた。
最初に男爵ディーノが噛ませ犬の役割を果たし、そして独眼鉄が最初の犠牲者になる。
あんなに嫌なヤツだった独眼鉄、いいヤツじゃん!って思った瞬間だった。
次の犠牲者は蝙翔鬼。
あんなに嫌なヤツだった蝙翔鬼、かっこいいじゃん!って思った。
何故蝙翔鬼は月光の目が見えないことを知っていたのか、それは謎のままである。
ここから、死んだ人間が生き返るパターンが出てくる。
まずは影慶。
わざと死んだふりをして翔鶴と名乗り、第2の助っ人として登場する。
雷電、飛燕、月光の三面拳も天挑五輪で死ぬが、生き返る(月光は次シリーズで復活)。
富樫も死んだが生き返った。
大会連覇中の梁山泊との戦い、トップバッターは男爵ディーノ。
あんなに嫌なヤツだった男爵ディーノ、いつの間にマジシャンに!?って思った。
しかしそれがカッコ良くて、誰もがディーノを見直した瞬間だった。
「人は私をヘルズマジシャンと呼びます」って誰も呼んでない・・・。
だけど敵の卑怯な手にかかり死亡。
鎮守直廊三人衆は3人とも死んでも生き返らなかった。
大豪院邪鬼も壮絶な死に方をして生き返らなかった。
次シリーズでは富樫も赤石も死に、富樫は生き返ったが赤石は生き返らなかった。
ゴバルスキーが最後の味方の犠牲者だった。
なのになのに、『魁!!男塾』が終了したのち、彼らは別の作品で見事に生き返っているのだった。




4 味方になると強くなる

少年漫画の1つのパターンに、前シリーズのライバルが味方になるが今シリーズの敵に負けることで敵の強さを強調する、というのがある。
分かりやすいのは『ドラゴンボール』。
悟空に勝った天津飯だが、ピッコロにはかなわない。
ピッコロは悟空と組んでやっとラディッツを倒すが、悟空は死んでしまう。
新たに現れたベジータと強くなって生き返った悟空は壮絶な戦いを繰り広げるが、そんなベジータもフリーザの足元にも及ばない。
そう、少年漫画では敵は味方になると弱くなるのが常套手段なのだ。
しかし、『魁!!男塾』はそうではない。
伊達が見せる圧倒的な強さ、飛燕が見せる華麗な技の数々。
明らかに桃たちと戦った時より強く、格段にカッコ良くなっている。
月光が棍を使うなんて虎丸戦では想像もしなかった。
卍丸の頭がブーメランだなんて、ウケ狙いも入っているんだろうな。
このような新しい技も飛び出してくる。
典型的なのは蝙翔鬼と男爵ディーノ。
残念ながら2名とも死亡してしまったが、敵の時代はゲスキャラで雑魚キャラだった人物が、味方になった途端に新しい技を繰り出して、急激に強くカッコ良くなるのだ。




5 かなり都合の良い展開

『キン肉マン』も物語をテンポよく、カッコ良く進めるべく、細かいことは気にせずに、都合のいいように展開していて、それが作品の魅力にもなっていた。
『魁!!男塾』も同様に、かなり都合の良い展開が繰り広げられる。
Jが繰り出す「フラッシュピストンマッハパンチ」、これはボクサー生命を奪うくらいの壮絶な技で、2度とパンチが打てなくなるはずだった。
しかし次シリーズのド頭でJはいともあっさりとフラッシュピストンマッハパンチを打ち、16人の敵を1人でやっつけてしまう。
Jがフラッシュピストンマッハパンチを打ったのは、10身に分身した卍丸に対抗するため。
そんな卍丸も次シリーズでは、自分の分身は5身までが限界と言っている。
自分の命を賭して繰り出す影慶の毒手拳。
次シリーズでは当たり前のようにしゃあしゃあと繰り出している。
目が見えないはずの月光は、これまで結構目で見てきていた。
毒を使うなんて卑怯な、と言いながらやられた雷電は、次シリーズで毒を使う。
飛燕なんて、何度最終奥義を使ったことか。
毎回違う最終奥義を使い、その都度死んで、その都度生き返ってきている。
影慶は小指が、羅刹にいたっては左腕が生えてくる。
そして桃がいつの間にやらものすごい奥義を修得していて、そして同じ技を他の戦いでは見せない徹底ぶり。
とにかくその場の都合だけを優先させたハチャメチャな展開が面白く、これも大事な『魁!!男塾』という作品の魅力だ。

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6 民明書房

『魁!!男塾』を語るうえで絶対に欠かせないのがこれ、「民明書房」。
当時何人の少年たちが民明書房の本を探しに本屋や図書館に足を運んだのだろうか。
男塾名物などの作品中の行事、敵や味方が繰り出す技、技に使用する動物、決闘方法や文化習慣などを解説した書籍を刊行する出版社で、『世界の怪拳、奇拳』をきっかけに大きくなっていった出版社である。
今、我々の身近にあるもののルーツや語源が民明書房の本で説明されている。
酢を満たした壺の中で生活して柔軟な体を作り上げ新たな拳法を編み出した「陳辣韮(ちんらっきょう)」の名前が、ラッキョウの語源らしい。
針のように細い剣と中国拳法を融合させ武術に仕上げた「邊針愚(へんしんぐ)」の名前が、フェンシングの由来らしい。
室内の壁や天井に反射させ敵を攻撃する「趨滑襲(すうかっしゅう)」がスカッシュの原型であることは賢明な読者の推察通りらしい。
そして、次は民明書房の中でももっとも有名なエピソードではないだろうか。
ゴルフは英国発祥というのが定説であったが、ゴルフのスイングに似た打撃法で敵を倒す奥義の創始者・「呉竜府(ごりゅうふ)」の名前でも分かる通り、ゴルフの起源は中国であるという説が支配的らしい。
民明書房、面白い。




7 男塾塾長江田島平八

『魁!!男塾』と言えば男塾塾長・江田島平八。
男塾のハチャメチャ加減もすべてこの人に基づいているのであろう。
圧倒的な強さを誇り、絶対的な存在感がある。
「ワシが男塾塾長江田島平八である!」は漫画界における名言の1つに数えられるはずだ。
この人のことをあれこれ書き述べても仕方がない。
是非『魁!!男塾』を読んで、塾長の魅力に触れていただきたい。

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まとめ
『魁!!男塾』にハマってしまう7つの理由
1 ぶっ飛んだ設定と数々の男塾名物
2 多様多彩なキャラクター達
3 死んだ人間が続々と生き返る
4 味方になると強くなりその魅力と個性が増す
5 かなり都合の良い展開で細かいことは気にしない
6 民明書房
7 男塾塾長・江田島平八




『キン肉マン』の7大功績

〜『キン肉マン』が漫画界に残した7つの大きな功績〜

キン肉マン。
嶋田隆司先生と中井義則先生が組んだ、ゆでたまご先生が生んだ世紀の大スター。
元々は嶋田先生が考えたキャラクターだったキン肉マン。
それを見た中井先生が気に入って2人は意気投合。
1978年に赤塚賞に準入選し、1979年、2人の先生の高校卒業をきっかけに『キン肉マン』の連載がスタートします。
『キン肉マン』は多くの少年たちの心を鷲?みにし、一大ブームを巻き起こします。
そんな『キン肉マン』は漫画界に大きな功績を残しています。
『キン肉マン』が作った大きな功績7つについて検証しましょう。





1 読者が考えたキャラクターが登場する

『キン肉マン』の作者・ゆでたまご先生は嶋田先生と中井先生のコンビですが、先生は「読者が3人目のゆでたまごだ」とおっしゃっています。
ロビンマスクやラーメンマン、ウォーズマンやバッファローマンなど実に多くの魅力的な超人が登場し大活躍しますが、実はこの4人はみな読者が考えた超人なのです。
最初は宇宙からやってきた凶悪怪獣と戦っていたキン肉マンですが、読者からのファンレターにオリジナルキャラクターが描いてありました。
そこで大々的に読者が考案した超人の応募を募り、その超人たちを少しでも登場させるべく超人オリンピックという『キン肉マン』にとっては大切なイベントが企画されたのです。
読者からの応募はすさまじく、当時ゆでたまご先生が住んでいたアパートの床がハガキの重さで抜けてしまったほど。
『キン肉マン』に登場する多くの超人が読者考案の超人で、作品とは切っても切れない超重要キャラクターに成長しているのです。
自分の考えた超人が縦横無尽に作品中を暴れまくり活躍するなんで、読者にとっては本当に夢のような話です。




2 キャラクターグッズの販売

とても大きかった『キン肉マン』のブーム。
ブームの一因として「キン消し」は欠かせません。
当時多くの少年たちが100円玉を握りしめて近所のガチャガチャに足を運んでいました。
どの超人が出るかでみな一喜一憂し、1:1のトレードはもちろん、人気でレアな超人が出たときは1:4のトレードなどもありました。
キン消しを使って原作に沿ったストーリーごっこをしたり、自分たちのオリジナルストーリーを作ったりして、みんなで、または1人でこっそり遊んだものです。
ストーリーによく登場する使用頻度の高い超人は、ワキをはじめどこかしら裂けていたこともキン消しあるあるです。
ファミコンの『キン肉マン』も衝撃的でした。
反則技と言っても過言ではないブロッケンJrの取り扱いについては、全国的に使用が制限されていたのではないでしょうか。
当時の少年たちが大人になった今は、よりリアルな造形のフィギュアであったり、様々なアパレル商品も発売されており、キン肉マンマニアの心をくすぐっています。
そしてまた新たにキン消しも登場しているので、少年時代よりもお金を持っている肉少年たちはこぞって購入しているのではないでしょうか。




3 人気投票

少年漫画、特にかつてのジャンプでは定番だったキャラクター人気投票。
この火付け役も『キン肉マン』ですよね。
第1回目は単行本6巻に掲載され、このときは人気超人部門と悪役超人部門に分かれており、それぞれのトップ4が発表されました。
応募総数はたったの625通で、人気超人部門のトップがテリーマン、悪役超人部門のトップはデビルマジシャンでした。
特筆すべきは、主人公であるキン肉マンがエントリーされていないこと、そしてラーメンマンが人気超人部門にも悪役超人部門にも3位にランクインしていることです。
第2回目は単行本15巻に掲載されたのですが、ウォーズマンにやられてから作品に登場していなかったラーメンマンが1位の座に輝きます。
キン肉マンは7位にランクインしました。
単行本23巻に掲載された第3回目ではバッファローマンが1位を獲得します。
そしてキン肉マンは6位。
ラーメンマンは4位にランクインしますが、モンゴルマンとしても7位にエントリーされています。
単行本未収録の幻の4回目では1位がロビンマスク、2位がラーメンマン、3位にキン肉マンが選ばれます。
そしてキン肉マンの連載がいったん終了します。
連載再開後は超人総選挙として2013年、2015年、2017年に人気投票が行われました。
2013年の1位はウォーズマン、2015年の1位はほとんど作品に登場しないキン肉マンソルジャー(キン肉アタル)、2017年は当時の作品で格別の存在感を見せその魅力を改めて知らしめた悪魔将軍が見事1位に輝きました。
そして、キン肉マンがついに2位にまで上り詰めます。
ちなみに2013年は7位、2015年は5位だったので、そろそろ1位の座も近いかも??




4 キャラクターの強さの数値化

『ドラゴンボール』なら戦闘力、『幽遊白書』なら妖力、『ONE PIECE』なら懸賞金というように、キャラクターの強さを数字で表すことは、少年漫画ではオーソドックスな手法です。
この数値化により敵の強さや味方の成長を推し量ることができるのです。
この、強さを数値化するという手法、そのパイオニアは『キン肉マン』の「超人強度」ではないでしょうか。
超人オリンピックの次のシリーズで7人の悪魔超人が登場します。
そのリーダー格であるバッファローマンは、キン肉マンをあれだけ苦しめたウォーズマンのパロスペシャルをいとも簡単に返します。
そこで初めて出てくる超人強度という概念。
ウォーズマンの100万パワーに対し、バッファローマンのそれは何と1000万パワー。
かなり大きな衝撃を与えたシーンです。
ちなみにキン肉マンとテリーマンは95万パワー、ロビンマスクが96万、ラーメンマンは97万パワーです。
このように中途半端な数字を超人強度に設定した理由は、子供はこのような中途半端な数字にした方が覚えてくれるから、ということらしいです。
その後、超人強度のインフレが始まり、次シリーズの悪魔将軍は1500万、タッグ編のネプチューンマンが2800万、ネプチューンキングは5000万パワーでした。
そして王位争奪戦になると1億パワーの超人が一気に5人も登場します。
超人強度は変動することはありません。
そして超人強度が必ずしも勝敗に関係するわけでもありません。
例えば96万パワーのロビンマスクは1億パワーのマリポーサを撃破しています。
キン肉マンは95万パワーしかありませんが、友情パワーや火事場のクソ力により、超人パワー以上の力を発揮します。
火事場のクソ力には7000万パワー程度の力があるのです。
参考までに、1番超人強度が低いのはカニベースで、超人強度は2パワーです。
2万ではなく2パワーです。




5 死んだ人物が生き返る

『ドラゴンボール』や『魁!!男塾』では、死んだ(と思っていた)キャラクターが生き返ります。
この生き返りシステムも『キン肉マン』の残した功績ではないでしょうか。
主要キャラクターが死ぬというインパクトは相当大きく、もうそのキャラクターに会えないのではないかという悲しみとショックを読者に与えます。
その気持ちを救ってくれるのが、この生き返りシステム。
主要キャラクターで戦線離脱したのはラーメンマンが初めですが、命を失ったのはウルフマンが最初でしょう。
ロビンマスクやウォーズマンも同様に命を落とします。
ここからウルフマンとウォーズマンの噛ませ犬人生が始まります。
バッファローマンからパワーを分け与えられるという方法で蘇った3人。
キン肉マンもスニゲーター戦で命を落としますが、ウルフマンからパワーをもらい生き返ります。
その後、ジェロニモが命を落としますが、超人として生き返るという荒業で蘇ります。
アシュラマンとサンシャインは、何故だかパワーアップして復活しています。
そして明らかになる超人墓場というシステム。
ミキサー大帝と戦い死んだキン肉マンが、超人墓場でウォーズマンに会い、超人墓場を脱出して生き返ります。
このように多くの超人が死んで生き返ることを経験しています。
そう思うと、超人オリンピックでラーメンマンに惨殺されたブロッケンマンがまったく復活する気配が無いのは何故だろうと思いますが、ブロッケンJrというキャラクターの深みを増しているので良いのでしょう。




6 2世作品の発表

『魁!!男塾』や『ミスター味っ子』、最近では『NARUTO』など、主人公の息子を主人公にして新しいストーリーを連載する作品は少なくありません。
その走りは『キン肉マン?U世』ではないでしょうか。
『キン肉マン』連載終了後、暗黒期を迎えたゆでたまご先生ですが、1996年に『マッスルリターンズ』、1997年に『キン肉マン?U世』を読み切り作品として発表します。
そしてその後『キン肉マン?U世』の連載がスタートします。
あのときの少年たちが大人になるあたりに連載された『キン肉マン?U世』は、多くの読者を獲得します。
そして『キン肉マン』の超人たちが登場すると大興奮したものです。
若い悪魔超人を指導するサンシャイン、ジェイドの師匠として登場したブロッケンJr、ハンゾウと戦うザ・ニンジャ、ケビンマスクのセコンドにいたウォーズマン、その登場に大人になった少年たちの心は熱く揺さぶられました。




7 友情パワー

多くの子供たちが漫画に興味を持ち、漫画を読み、そして漫画から学び取ることもあったのではないかと思います。
『キン肉マン』が我々に教えてくれたものは数多くありますが、最も大切なもののうちの1つに「友情パワー」があります。
むしろ、友情パワー無くして『キン肉マン』を語ることはできません。
多くの少年たち、そして少女たちも『キン肉マン』から友情パワーの大切さを学びました。
週刊少年ジャンプの三原則でもある「友情、努力、勝利」。
その先駆者こそ、この『キン肉マン』なのではないでしょうか。
『キン肉マン』が始めたことに「ウェブ連載」があります。
それまでは週刊プレイボーイで連載されていた『キン肉マン?U世』ですが、連載中の2011年に東日本大震災が発生します。
被災地には週刊プレイボーイが届かないため、『キン肉マン?U世』を楽しみにしていた読者は読むことができません。
そこでゆでたまご先生が考えたのが、ウェブ上で連載、掲載するということ。
そうすることで被災地の方も作品を読むことができ、多くの人に勇気と希望を与えることができたのです。
これは、ゆでたまご先生自らが我々に見せてくれた「友情パワー」そのものなのではないでしょうか。

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まとめ
『キン肉マン』の7大功績
1 読者投稿超人の募集と活躍
2 「キン消し」などのキャラクターグッズ
3 キャラクター人気投票
4 強さの数値化
5 死んだキャラクターが生き返る
6 2世漫画のパイオニア
7 友情パワーの大切さを教えてくれる


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