ファン
検索
<< 2024年12月 >>
1
2 3 4 5 6 7
8
9 10 11 12 13 14
22
23 24 25 26 27 28
29
30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
車買取専門店J−BOY明石店さんの画像
車買取専門店J−BOY明石店

2023年03月16日

【北の富士コラム】貴景勝綱とり終わったも同然…私もガックリ しばらく「はやわざ御免」休みます

◇15日 大相撲春場所4日目(エディオンアリーナ大阪)


 病院内の売店は午前7時に開く。

患者さんは7時から8時まで買い物ができる。

うれしいことに、ここの売店に「東京中日スポーツ」が売っていた。早速買いました。



 実は、中スポを買ったのは生まれて初めてであります。

他のスポーツ紙もありましたが見向きもせず、1部だけ買って部屋に戻り、目を通しました。

少し緊張しました。

感想は上出来とは思いませんが、まァこんなもんでしょう。

やたら長い記事でした。

反省すればきりがありません。

恐らく編集の人は苦労したと思います。

一語一句余すところなく載せてくれました。

これで再度やる気が出ます。





 4日目は国会放送がなかったので十両の相撲が見られます。

お目当ては落合と朝乃山。



その他にも学生相撲や高校相撲から有望な若手がどんどん十両入りしてきているので、十両の土俵も活気がある。

残念ながら落合の相撲はテレビ放送に間に合わず見られなかったが、今日も勝って3勝1敗と順調に勝ち星を重ねている。

恐らく大勝ちするだろう。

落合が強いのは認めるが、十両陣の力士にも意地を見せてほしいものだ。



 数場所前には有望有望と騒がれた北の若や熱海富士も、今や精彩を欠いてただの人になっている。

それとは反対に湘南乃海がメキメキと頭角を現してきた。

190センチを超える長身に加え、ガッチリと固太りの巨体はいかにも力強い。



 取り口の方も狼雅を左から引っ張り込み、豪快に極め出した。

連日、力強い相撲で4連勝は見事である。

高田川部屋には竜電や輝がいるが伸び悩んでいる。

これからは湘南乃海が部屋を引っ張っていく存在となる。

楽しみな力士である。



 十両の結び前の一番は何と朝乃山と逸ノ城の対戦。

まさか十両で顔が合うとはお釈迦(しゃか)様でも気がつかないだろう。

本来なら幕内の結びの一番となるはずであったのに、運命は意地悪ないたずらをするものだ。



 相撲の方は朝乃山が右を差し、一気に土俵際まで寄って出たが、逸ノ城が重い腰で残し、左からの上手投げで朝乃山はもろくも崩れ落ちた。

逸ノ城は左を取ると力を出すので速攻で勝負に出たが、あまりにも急ぎ過ぎた。

恐らく左四つガップリになると勝ち目がないと思ったに違いない。



 番付が落ちたら落ちたなりの相撲しか取れないとよく言われるが、まさにその通りである。

幕下、十両でも全勝を果たせなかったのは格言通りということだろう。

破竹の勢いで大関に返り咲くと思われたが、大関復帰は苦労が伴うだろう。



 また今日も十両の土俵に時間を取り過ぎてしまった。

それでは幕内の土俵に目を転じよう。



宇良は喜び勇んで押し込んだが、妙義龍の引き足についていけず初黒星。

残念。



反対に高安は若手の琴勝峰に粘られたが落ち着いて全勝を守った。

私は優勝候補の一人だと思っている。

頑張れ。





 小兵の翠富士が北勝富士をもろ差しから寄り切って、これまた全勝を守った。

肩すかしもうまいが、今場所は正攻法の相撲で星を挙げている。

兄弟子の錦富士も元気いっぱい。

この2人の土俵は目を離せない。



 負けた北勝富士は全く元気なし。

どっか悪いのだろうか。

力が出ないなら休場も考えたらどうか。

このところ八角部屋は元気がないのが気にかかる。



 昨日と同じく前半が終わったばかりなのに紙数が少なくなった。

どうしましょう。

頭がイタイ。



 全勝の大栄翔が御嶽海を会心の相撲で押し出した。

立ち合いから頭で当たり、すぐに突き放したのが大栄翔。

私はとっさに突っ張りの回数を数えてみた。

土俵を半周して回り込む相手に突いた回数は17発。

かねてのど輪にこだわり過ぎて自分の上体が伸び、足が出ないのが大栄翔の最大の欠点と思っていたので数えました。

 突きの回転が速いと足も出る。



この日、一度も引かなかったのは足が出たからである。

この相撲が取れると優勝もあると思う。

われながらいいところを見ている。

自画自賛というヤツです。えへん!





 霧馬山と若元春の好一番は霧馬山がのど輪で突き起こし、若元春があごの上がったところをタイミング良くはたいて3勝目。

せっかくの好取組だが凡戦に終わったのは残念だ。



 さて、問題は正代である。

不調とはいえ大関を狙う若隆景を一気に寄り切ったのには驚きを隠せないでいる。

立ち合いの正代が立腰ではあるが踏み込み良く立って、十分の右を差した。

左ものぞいていたかもしれないが、とにかく前に出る。

大関に上がる頃をほうふつとさせる出足であった。

この速攻に若隆景は力なく土俵を割った。



 昨日は厳しいことを言わせてもらったが、この日ばかりはほめなければいけない。

残る相撲も頑張ればよろしい。

若隆景は全く元気なし。

今までの苦労が水の泡にならないように願うばかりだ。





 貴景勝はかなり悪いようだ。

もう綱とりは終わったも同然だろう。

よほど奇跡が起こらない限り、横綱への夢はあっけなく消えていく。

大阪のファンの落胆は大きい。

私もガックリだ。

体に悪い。





しばらく「はやわざ御免」は休ませてもらいます。

 今、夕食が届きました。野菜の煮物です。そしてサラダ。腹が減っている時は何でもうまいです。

では、お休みなさい。(元横綱)











★北の富士さんが居ない大相撲は寂しい、初日に北の富士さんが居なかったので楽しみが減りましたが、御身体をしっかり治してまた解説席での解説と素敵な笑顔と素敵な着物や洋服を見せてください。

いつも楽しい解説ありがとうございます。★
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11905923
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: