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自閉症の子が見る数字の見かたとは?



タカチャンは重度の自閉症障害をもつ12歳の男の子です。

学校ではカレンダー係りでした。

仮に今日が4月12日だとしたら
タカチャンは何の数字を黒板に貼るのでしょうか?

普通の人は4と12のカードを持ってきて、黒板に貼ると思います。

タカチャンは違います。

4と1と2の数字のカード、3枚を持ってきて貼ります。
この違いを教えるのに苦労しています。

タカチャンの中では同じ数字なのに
どうして違うのか?という事が理解出来ないようです。

確かに数字の形はあっています。

タカチャンは声は出ますが 言葉は初語もなく
全く話せないので 教えるのが非常に難しいです。

ママはタカチャンが将来的に自立が出来るように
一緒になって色々考えて日々の生活を送っていますが

日々の生活そのものが毎日実験状態で
どうしていいのか分からなくなる時があります。

お医者さんに聞いても誰に聞いても答えはなく
私がタカチャンの親として彼にとって一番いい方法を
見つけてあげるしかないと思っています。

車の危険も半分くらいしか理解していません。
信号も青になっても渡ろうとしません。

前からくる車は避けても 後ろからくる車に対しては
クラクションを鳴らされても避けようとしません。

もう中学生ですので
最近は手を繋がないで歩く練習を毎日しています。

その練習の最中にこの前、後ろからきた車に
あと数センチで ぶつかりそうになりました。

クラクションを鳴らされて音に驚いて
車の前に飛び出たのです。

タカチャンの同級生を見てると、一人で通学してる子も多く

スクールバスも一人で乗れる子も多い中、
タカちゃんは一人では歩こうとしません。

自閉症障害の特有の拘りが強すぎて
ヘルパーさんを拒否する事も多く
先日、区役所の障害者福祉担当のかたに

「ヘルパーさんの利用が出来るようにならないと
 お母さんが万が一、倒れたりした場合、
 ヘルパーさん拒否をされると施設や病院にも行けなくなるので
 練習を今後はされた方がいいです」 と言われたばかりです。

前々から練習はしていたのですが
何度もヘルパーさんの練習は失敗に終わっています。

将来の自立に向けての訓練は他の自閉症のお子さんと比べたら
タカチャンの場合、かなり多くの練習が必要だと思います。

時計もデジタル表示は苦手です。
10:00と表示されても夜は寝ようとしません。

アナログの時計の針で10時と針の形を見せると
寝る時間なんだと理解し素直に布団に入ります。

時計も今後の課題です。

教えるのが これも難しいと思いますが
将来、私が死んでも周りの人にあまり迷惑をかけずに
生活できるように、教えていかないといけないと思っています。

長い道のりですが途中で投げ出して
子供を施設に入所させるような事は私はしません。

障害者でも人に迷惑をかけたり犯罪を犯したりしない
常識ある障害者に育ってもらいたいです。




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プロフィール

Natari
★ブログをいくつか分けて更新していましたが、こちらのブログはヤプログへ半分移転しました→ http://yaplog.jiheisyo.com/ 過去記事はここへ、このまま残しておき更新は不定期です。◆自閉症・パニック障害・多動症・自傷行為・睡眠障害・ミオクロヌス癲癇(てんかん)・両膝離断性骨軟骨炎・など複数の病気をもつ息子と私の生活日記です。日々の変化はあまり見られませんが少しでも世間の皆様にこういった病気があるという事を知って頂きたいです。◆息子の話題がない時は、『 独り言ブログ&私の体験談 』 に変更し書き綴らせて頂きます。※ブログ内容には著作権がありますが、リンクフリー(アダルトサイト不可)です。
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