SBI、台湾半導体の力晶と提携 国内に半導体工場設置へ
最近何かとニュースが多いSBIホールディングスのニュースが出ていました。
SBIホールディングスは5日、台湾の半導体受託生産大手である力晶積成電子製造(パワーチップ)と提携すると発表した。自動車や産業機器に使う半導体の生産拠点を今後設けるため、両社が出資する準備会社をつくることで基本合意した。立地や事業計画の策定を本格化させるという。具体的に稼働を始める時期については明言を避けた。
半導体産業には莫大な資金力が必要だが、SBIの掲げる「第4のメガバンク構想」のもとで全国の地銀と資本提携のネットワークを広げており、「安定的で長期的な資金調達の支援がげきる」との考えのようです。
他にも最近では
7月1日よりセンチュリー21・ジャパンと業務提携を開始
アルヒ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼COO:勝屋 敏彦、以下 ARUHI)とその子会社であるアルヒ住み替えコンシェルジュ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:澤井 慎二、以下 アルヒ住み替えコンシェルジュ)は、株式会社センチュリー21・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:園田 陽一、以下 センチュリー21)と2023年7月1日より、業務提携を開始いたしますのでお知らせいたします。
全国136※のフランチャイズ店舗および直営店舗を展開するARUHI、および専門性の高いコンサルティング力を持つアルヒ住み替えコンシェルジュと、全国1,008※のフランチャイズ加盟店舗を展開するセンチュリー21とが、それぞれ連携することにより、家探しから豊かな住生活の実現まで、お客さまにご満足いただける住み替えをご提案してまいります。
SBIそのものではなく、SBIが株式の51%を所有するアルヒとの提携ですが、手を広げています。
SBIホールディングスと東京きらぼしフィナンシャルグループによる業務提携
株式会社SBI新生銀行株式(証券コード:8303)に対する公開買付け
SBIグループと株式会社バルニバービによる合弁会社「SBI地域開発合同会社」設立
住信SBIネット銀行とマプリィ、カーボンクレジット事業及び林業DX事業への参入に向け、資本業務提携の検討を開始
SBIホールディングスとアスエネが新会社「Carbon EX」を共同設立
〜大手金融機関グループとして日本初※の
カーボンクレジット・排出権取引所を開設し、日本・アジアNo.1を目指す〜
Carbon EXは、CO2排出量見える化・削減クラウド「アスゼロ」の提供やカーボンクレジットの売買などを通じて脱炭素社会実現のためのビジネスを展開するアスエネと、多様な金融サービス事業を展開し私設取引システム(PTS)運営の知見・ノウハウも有するSBIとの合弁会社として本年6月に設立されました。
SBIが6月に公表している主だったものだけでも上記の提携や、新会社設立などがあります。
SBI証券の好調と、SBI新生銀行を中心とした地方銀行との提携による資金を元手に今後も他分野に積極的に進出していきそうな様子です。
上手くいかない事業も当然あるでしょうし、その際には一時的に下落しそうですが、長期では成長が期待でき、SBIに注目していきたいところです。