半導体投資、4年ぶり減 誘致競争で過剰懸念 今年度見通し EV・AI向けは堅調
記事要約
・ 半導体設備投資 、世界主要10社の2023年度の投資額は 前年度比16%減 の1220億ドル(約17.5兆円)と4年ぶりの減少
・建設ラッシュが続いた事、中国の景気減速懸念もあり投資に慎重
・スマフォに使うメモリーが前年度比44%減、パソコンやデータセンターの頭脳として使われる演算用14%減
・回路線幅が10〜14ナノ(ナノは10億分の1)の製品で供給過剰になる懸念がある
・米インテルの23年度の投資額はアナリスト平均で3年ぶりに減少に転じる見込み。パソコンの一大消費地の中国の先行きが不透明で、工場関連の投資を絞る見通しだ。
ざっくりまとめると、半導体不足とアメリカ・中国の対立から投資が増えた反動と中国の景気減速懸念から半導体が過剰気味となり投資が減少。
長期では需要が増える予測だが、短期では・・・・
半導体関連銘柄は一時期に比べだいぶ下落しましたが、反発で戻りだすのか、今後業績や業績見通しで悪材料が出てさらに下がるのか慎重な判断が必要そうです。
また、最近は半導体関連の株価の上下が全体に与える影響も増えているんで半導体銘柄に投資していない人も注目しておいた方が良いでしょう。
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