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2021年12月16日
あの頃テレワークがあったなら
2018年の1月22日は大雪でした。
印籠(松葉杖)を携えて、きちんと40分かけて出社。
(正直いうともう松葉杖は必要ない。
松葉杖が手放せなくなった理由は一つ前の記事で。)
手放さないせいで、歩けるには歩けるけど、膝が崩れそうになる感覚がとても怖くなってしまいました。
これも適切なタイミングで松葉杖を手放さないことによる弊害です。
松葉杖期間が長くなればなるほど、歩く感覚を忘れていきます。
さて、雪の日。
足首が隠れるくらいの積雪でした。
そんな中、松葉杖で出社なんてテレワークがメジャーになったこのご時世では考えられませんね。
でも当時、テレワークはまだ選ばれし者のみの特権でした。
リハビリの成果でドンジョイ頼りで歩けるようになっていたので、松葉杖で雪を掻き分けるように進みましたが、とても邪魔でした。
この時、松葉杖卒業を心に決めました。
調べたら、早ければ術後6週で全荷重可能という記述もあるじゃないですか。
自分は11月上旬に手術して、1月末まで。
甘えていましたね。
こうして、晴れて松葉杖を返却したのですが、
その後日記の記載がなくなっていました。
どうやら精神的に落ち込んでしまっていたようです。
印籠(松葉杖)を携えて、きちんと40分かけて出社。
(正直いうともう松葉杖は必要ない。
松葉杖が手放せなくなった理由は一つ前の記事で。)
手放さないせいで、歩けるには歩けるけど、膝が崩れそうになる感覚がとても怖くなってしまいました。
これも適切なタイミングで松葉杖を手放さないことによる弊害です。
松葉杖期間が長くなればなるほど、歩く感覚を忘れていきます。
さて、雪の日。
足首が隠れるくらいの積雪でした。
そんな中、松葉杖で出社なんてテレワークがメジャーになったこのご時世では考えられませんね。
でも当時、テレワークはまだ選ばれし者のみの特権でした。
リハビリの成果でドンジョイ頼りで歩けるようになっていたので、松葉杖で雪を掻き分けるように進みましたが、とても邪魔でした。
この時、松葉杖卒業を心に決めました。
調べたら、早ければ術後6週で全荷重可能という記述もあるじゃないですか。
自分は11月上旬に手術して、1月末まで。
甘えていましたね。
こうして、晴れて松葉杖を返却したのですが、
その後日記の記載がなくなっていました。
どうやら精神的に落ち込んでしまっていたようです。
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2021年12月15日
印籠
相当に時間が経ってしまってますが、思い出して時々書きます。
2018年1月頃の話。
松葉杖の扱いもお手の物になっていたので、仕事もこなしました。
担当のプロジェクトも佳境を迎え、工場に行くこともしばしば。
周りからすると、気にかかるので「来るなよ」と思っていたかもしれません。
この頃、慣れと、良くない性格のせいで松葉杖が、自分の身体のようになっていました。
良くない性格とは、どうゆうことかというと…
「松葉杖を持ってると、仕事を無茶振りされない!」
気づいてしまったのです。
そう、松葉杖が印籠と化していました。
通ってる整形外科では、もういらないんじゃないと言われていました。
でも、この印籠は手放せない!と心の中で突っぱねていました。
振り返ると手術箇所の可動が悪くなる原因だったなと思います。
時が来たら、ちゃんと手放して自分の足で歩むことを、皆様にはおすすめします。
とは言っても、松葉杖で出張も行きガシガシ仕事はしてた自分は褒めてやりたい気持ちもあります。
2018年1月頃の話。
松葉杖の扱いもお手の物になっていたので、仕事もこなしました。
担当のプロジェクトも佳境を迎え、工場に行くこともしばしば。
周りからすると、気にかかるので「来るなよ」と思っていたかもしれません。
この頃、慣れと、良くない性格のせいで松葉杖が、自分の身体のようになっていました。
良くない性格とは、どうゆうことかというと…
「松葉杖を持ってると、仕事を無茶振りされない!」
気づいてしまったのです。
そう、松葉杖が印籠と化していました。
通ってる整形外科では、もういらないんじゃないと言われていました。
でも、この印籠は手放せない!と心の中で突っぱねていました。
振り返ると手術箇所の可動が悪くなる原因だったなと思います。
時が来たら、ちゃんと手放して自分の足で歩むことを、皆様にはおすすめします。
とは言っても、松葉杖で出張も行きガシガシ仕事はしてた自分は褒めてやりたい気持ちもあります。
2019年11月11日
退院1ヶ月後:楽しい楽しい年末年始
とんでもなく、投稿の期間が空いてしまいましたが、
一応時系列は意識して思い出しながら再開していきます。
退院して1ヶ月くらいで、年末年始がやってきました。
忘年会、新年会とパーティラッシュです。
松葉杖にも慣れてきていたので、全部断らず参加しました。
もちろん、お酒はいつもの3分の1程度に抑えました。
この時期一番つらかったことかもしれません。
つらいくらいなら、行かなければ良いというご意見もあると思うのですが、
家で暇して、SNSで友人が楽しそうにパーティしているのに、
「自分は家で何してるんだろう」となることが、
自分にとっては精神衛生上良くないと思い、参加しました。
悪化させるような大きな失敗もなかったので、善かったとします。
楽しく、無事に過ごせたのは良かったのですが、
一つだけ問題がありました。
それは、 デブ になったことです。
万全の状態の自分は、必要以上に動きが多く
エネルギーを放出できていたので、お酒を飲んで、食べてもそこまで、
急激に太ることはなかったのですが、
思うように動けない状態で、食べて飲んでの生活を送っていたところ、
想定外に太りました。
1ヶ月で3キロほど・・・
せっかく入院中少し痩せたのに、リバウンドです。
しかもまだまだ、この先も思うように運動を始めることはできません。
この記事でお伝えしたいこと、
それは、食生活や運動量を意識しないで、
万全の状態と同じように生活していると
「 確実に太るぞ」ということでした。
しかも、筋肉量が減り、体脂肪が増える。
20代前半以下の年齢の方は、取り戻すのにさほど時間はかからないかもしれませんが、
20代後半以上の方!お気をつけていただきたいです。
まあ、万全の状態でも年末年始は、肥えるもんですよね・・・
それにしても、某手羽先屋さんの注文パッド、商品イメージが掴めない・・・
一応時系列は意識して思い出しながら再開していきます。
退院して1ヶ月くらいで、年末年始がやってきました。
忘年会、新年会とパーティラッシュです。
松葉杖にも慣れてきていたので、全部断らず参加しました。
もちろん、お酒はいつもの3分の1程度に抑えました。
この時期一番つらかったことかもしれません。
つらいくらいなら、行かなければ良いというご意見もあると思うのですが、
家で暇して、SNSで友人が楽しそうにパーティしているのに、
「自分は家で何してるんだろう」となることが、
自分にとっては精神衛生上良くないと思い、参加しました。
悪化させるような大きな失敗もなかったので、善かったとします。
楽しく、無事に過ごせたのは良かったのですが、
一つだけ問題がありました。
それは、 デブ になったことです。
万全の状態の自分は、必要以上に動きが多く
エネルギーを放出できていたので、お酒を飲んで、食べてもそこまで、
急激に太ることはなかったのですが、
思うように動けない状態で、食べて飲んでの生活を送っていたところ、
想定外に太りました。
1ヶ月で3キロほど・・・
せっかく入院中少し痩せたのに、リバウンドです。
しかもまだまだ、この先も思うように運動を始めることはできません。
この記事でお伝えしたいこと、
それは、食生活や運動量を意識しないで、
万全の状態と同じように生活していると
「 確実に太るぞ」ということでした。
しかも、筋肉量が減り、体脂肪が増える。
20代前半以下の年齢の方は、取り戻すのにさほど時間はかからないかもしれませんが、
20代後半以上の方!お気をつけていただきたいです。
まあ、万全の状態でも年末年始は、肥えるもんですよね・・・
それにしても、某手羽先屋さんの注文パッド、商品イメージが掴めない・・・
2018年05月15日
退院14日後:痛い。痛いのは膝じゃない。対策とNG事項。
松葉杖ライフ。
左足にかけていた体重を、
いろんな部位に託しているわけなので、
当然ですが代わりの部位が痛くなります。
湿布やアンメルツ的なものが活躍します。
持ち合わせていない時、自分はタイガーバームを塗ってました。
手のひら
ここが一番頑張ってくれていた気がします。
普段、そんなに荷重をかけ続けられることもなく、
狭い面積で支えるわけなのでしんどいはずです。
10分ほど行動すると痛くなるので、
地味に位置をずらしながら松葉杖を付いていました。
少し頑張りすぎて後悔したことがありました。
入院する前から気合を入れいていた仕事の撮影が
ちょうど退院2週間後くらいにありまして、気合だけで参加しました。
周りの方からしたら、「来るのかよっ…!気遣うわ!」と思われていたと、
今は反省していますが、意地で参加してしまいました。
香盤は朝6時集合。
一日中立ちっぱなし。いや松葉杖っぱなし。
手のひらが痛いなー、と思いながら終了は20時。
気づくと帰りの電車で、手のひらにマメができていました。
初めてマメができました。
対策:
包帯をグルグル巻きにしてましたが、固くて効果ゼロでした。
その上からカバーをしておけばよかったと後悔。
手首
腱鞘炎になりかけました。
対策:
固定しすぎないサポーターを装備。
これをしてからは多少、手のひらの痛みも緩和されました。
肘関節
突っ張っているせいか、普段感じたことのない違和感が出てきます。
ここが痛くなると、小休止せざるを得ません。
対策:
肘を伸ばしきらないこと。
でもこれはこれで、違うところがくるんです。
胸筋
肘の痛みをかばうとここにも来るんですね。
鎖骨の下辺りが筋肉痛になりました。
これはきっと、体重や筋肉量で
異なるかと思いますが、
中肉中背で多少筋肉がある自分でも痛くなったので、
どんな方も多かれ少なかれ筋肉痛になるかもしれません。
足の筋肉がなくなる分、こっちについてくるんですね。
長距離を移動すると、攣ってしまったりもしました。
対策:
松葉杖から解放されたらすぐに
両手を背中で組んで遠くに伸ばすストレッチを
欠かさず行って、解してました。
これは心がけた訳ではなく、せずにはいられないという状態でした。
そして松葉杖でやってはいけないことがあります。
それは
脇支え。
脇には細くダメージを受けやすいリンパや血管が無数に走っているため
ここで支えるとかなり危険だそうです。
指2本くらいの隙間を空けるべきとのことでした。
ということで、自分はこれを遵守しようとしていたら、
肋骨に当ててしまって肋骨が痛くなりましたが…
ということで、細かく痛み解説しましたが結果、
上肢フルダメージ
という訳です。
つらいなーと思ったら、
長さと持ち手のセッティングを変えてみてもいいかもしれません。
高さは合っていても癖に合ってない場合もあるので、
リハビリの際などに理学療法士さんに相談してみるのが良いです。
経験者の方は、どんなところに痛みが出てくるのでしょうか。
退院2週間。
まだまだ、しんどい時期です。
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感想(0件)
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感想(1件)
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2018年02月24日
自分には関係のないことだと思ってた
本投稿は少し番外です。
自分は広告を作る仕事をしています。
学生時代から、広告の仕事に憧れていて、
広告関連の雑誌だったりをみて、
日々憧れを募らせていきました。
特に当時から、興味があったのが屋外広告です。
現在、これに限った仕事をしているわけではないですが。
なぜ屋外広告に魅力を感じているかと言うと、
その場所や特性を活かした広告が最高にイカしてると思うからです。
屋外広告に限らずですが、偶然性や出会えた奇跡を感じるので、
屋外広告がなんか魅力的です。
これとか媒体上手く使ってて、
やられた!感。
こんな形の媒体他になかなかないですよ。
もうVが着くものは使うのがセオリーになるじゃないですか。
そして、色々見てた頃、
媒体を活かして出稿していて
感銘を受けたのが、こちら。
For some, It's Mt. Everest.
アメリカの広告ですが、
日本人でも直感的に理解できる素晴らしい広告。
伝えたいこと、ちゃんと伝わります。
そして、まさかこれが自分の話になる日が来るとは・・・
松葉杖での階段は、本当に困難です。
For so
me, It's Mt. Everest.
【姿勢を正すのにオススメのシャツ】
自分は広告を作る仕事をしています。
学生時代から、広告の仕事に憧れていて、
広告関連の雑誌だったりをみて、
日々憧れを募らせていきました。
特に当時から、興味があったのが屋外広告です。
現在、これに限った仕事をしているわけではないですが。
なぜ屋外広告に魅力を感じているかと言うと、
その場所や特性を活かした広告が最高にイカしてると思うからです。
屋外広告に限らずですが、偶然性や出会えた奇跡を感じるので、
屋外広告がなんか魅力的です。
これとか媒体上手く使ってて、
やられた!感。
こんな形の媒体他になかなかないですよ。
もうVが着くものは使うのがセオリーになるじゃないですか。
そして、色々見てた頃、
媒体を活かして出稿していて
感銘を受けたのが、こちら。
For some, It's Mt. Everest.
アメリカの広告ですが、
日本人でも直感的に理解できる素晴らしい広告。
伝えたいこと、ちゃんと伝わります。
そして、まさかこれが自分の話になる日が来るとは・・・
松葉杖での階段は、本当に困難です。
For
【姿勢を正すのにオススメのシャツ】
2018年02月23日
退院7日後:足元ご注意
松葉杖が足の代わりをしてくれるわけですが、
自分の身体じゃないので感覚がないのが危険です。
一番怖いのは
「すべる」こと。
芸人と松葉杖で謎かけできそうです。
手術した膝が伸展コントロールができず
一気に荷重がかかります。
恐怖。
無理な曲げ伸ばしは、再断裂リスク大です。
気をつけたいすべりポイントはこんな感じです。
・雨の日の床すべて
松葉杖生活の大敵は雨です。
・マンホール
夢中で松葉杖を進めていると、気付かず。
・商業施設の床
入店時、滑り具合を確認しましょう。
・ラーメン屋
油膜がはってます。
・ステーキ屋
同じく油膜がはってます。
・中華屋
同じく油膜がはってます。
・エスカレーター(縦に入っている溝)
説明しにくいですが、溝にハマると前に滑るんです。
とにかく、グロッシーに艶めくポイントには注意です。
カロリー高めの飲食店は気をつけてください。
特に自分が危機を感じたのは、ラーメン屋でした。
退院し、病院食以外のものを食べるのが楽しい頃、
そこにある危険なんて想像もせず
ついつい手を出してしまいました。
ラーメン屋って狭いところ、多いですよね。
人の後ろを通るときも、横歩きをしないといけない幅員しかなかったり。
そんなところを両松葉で通るのは、至難の技。
それでもラーメン食べたさに席を目指したところ、
床が油で滑りやすくなっていました。
松葉杖は感覚もないので、ズリッといきました。
そして、一気に左足に荷重がかかりました。
自分は家系が好きです。
でも家系はラーメン屋の中でも特にリスクが高いと思いました。
そして、雨の日の地面は言わずもがなですが、
気をつけていてもやります。
極力外出は控えましょう・・・。
絶対、
絶対再断裂するわけにはいかない…
良くある足元。
自分の身体じゃないので感覚がないのが危険です。
一番怖いのは
「すべる」こと。
芸人と松葉杖で謎かけできそうです。
手術した膝が伸展コントロールができず
一気に荷重がかかります。
恐怖。
無理な曲げ伸ばしは、再断裂リスク大です。
気をつけたいすべりポイントはこんな感じです。
・雨の日の床すべて
松葉杖生活の大敵は雨です。
・マンホール
夢中で松葉杖を進めていると、気付かず。
・商業施設の床
入店時、滑り具合を確認しましょう。
・ラーメン屋
油膜がはってます。
・ステーキ屋
同じく油膜がはってます。
・中華屋
同じく油膜がはってます。
・エスカレーター(縦に入っている溝)
説明しにくいですが、溝にハマると前に滑るんです。
とにかく、グロッシーに艶めくポイントには注意です。
カロリー高めの飲食店は気をつけてください。
特に自分が危機を感じたのは、ラーメン屋でした。
退院し、病院食以外のものを食べるのが楽しい頃、
そこにある危険なんて想像もせず
ついつい手を出してしまいました。
ラーメン屋って狭いところ、多いですよね。
人の後ろを通るときも、横歩きをしないといけない幅員しかなかったり。
そんなところを両松葉で通るのは、至難の技。
それでもラーメン食べたさに席を目指したところ、
床が油で滑りやすくなっていました。
松葉杖は感覚もないので、ズリッといきました。
そして、一気に左足に荷重がかかりました。
自分は家系が好きです。
でも家系はラーメン屋の中でも特にリスクが高いと思いました。
そして、雨の日の地面は言わずもがなですが、
気をつけていてもやります。
極力外出は控えましょう・・・。
絶対、
絶対再断裂するわけにはいかない…
良くある足元。
2018年01月06日
退院1日後:後悔、後に立つ。恐怖の通勤電車。
退院翌日から出勤しました。
理由は、入院前に「2週間で復帰します」と
自分から言ってしまったから。
それ以外にはないです、急務があったわけでもない。
ええ、大後悔です。
これから同じ状況に差し掛かる皆さんにおかれましては
どうか出来るだけ休んでください!!
入院前はね、怖いんですよね休むのが。
仕事に限らず、部活でも、サークルでも、
2週間も空けてしまったら迷惑かかるとか、差が出てしまうとか、
色々考えて不安になります。
手術後のこの状態がわからないから。
でも、もっと怖いのは再断裂。
家の中ですら、危険の連続です。
今回は、退院翌日出社を選んだがゆえの、
一日の苦難、恐怖、そして後悔。
その経験をお伝えしたいと思います。
自分の状態▼
歩行:1/3荷重での両松葉杖歩行
伸展/屈曲:伸展15度/屈曲90度(装具装着)
通勤経路(通常所要時間)▼
徒歩(5分)− バス(25分)− 徒歩(3分)
− 電車(20分)− 徒歩(5分)
さあ、起床。
右足と腕の筋力頼りに布団から起き上がるのも大変です。
ベッドだったら幾分か楽だったかも…。
1/3荷重なので、起きたらすぐに松葉杖です。
身を整えて、着替えですが、
出勤服は病院服とは異なり着にくい。
屈曲90度だと長ズボンを履くのがかなりしんどいです。
もうこの段階で、心折れそうになり後悔し始めます。
着衣完了の次は靴です。
予め、玄関に折りたたみ椅子と、靴ベラを完備していましたが、
それでも靴を履くのも大変です。
玄関を出ると今度は段差です。
入院中リハビリで階段昇降はしていたので、
自信を持って段差に立ち向かえるはずが、外では不安です。
病院内であれば、もし転けてしまっても
誰かしら駆けつけてくれますが、
誰もいない場所では、対処に困りますから。
割と早い段階で、数々の苦難が訪れます。
しかし通勤という荊の道を選んだ自分は、
それでも果敢に前へ進みます。
(大げさですが本当にそれくらいの感覚で主人公スイッチ入ります)
車も、自転車も、シニアも、キッズも、曲がり角も、
何もかも恐怖です。
駅までのバスは東京も捨てたもんじゃないと思えました。
席を譲ってくれる人がいるのです。
反射的に「大丈夫です」と言ってしまいそうになりましたが、
ここはお言葉に甘えて、譲っていただきます。
駅に到着。改札に向かうまで3フロア下がるのに、階段しかありません。
階段昇降はできますが、1段ずつしか降りられないのです。
「後ろから人が当たってきたらどうしよう」という恐怖。
そして、やっとの思いでたどり着いた改札は、狭い。
両松葉だとSuicaを取り出すのも難しく、
タッチ アンド ゴーがスムーズにできません。
もたついていると電車は無情にも走り去って行きました。
最大の難関、通勤ラッシュの満員電車。
他のみなさんも身動きが取れません。
視界も限られた中で、自分の松葉杖に気づいてくれる人は、周りの人たちだけ。
優先席に座っている人が気づいてくれたとしても、
その人は身動きが取れず、譲りたくても譲れない状況です。
座れません。電車は揺れます。
自分の左足に許されているのは1/3荷重。
かなりのハードミッションです。
何度か「ヤベッ」っとなりました。
満員電車は降りるときも危険です。
人の波に押されコントロールできません。
全力で松葉杖アピールして、周りに気を遣ってもらいました。
そんなこんなで、最初の通勤は通常の2倍かかりました。
思い出すだけで疲れました。
会社に着く頃には、冬なのに暑くて仕方なかったです。
出勤当日の朝だとしても「こりゃダメだ」と思ったら、
ちゃんと説明して、
勇気を出して休んでしまってもいいと思います。
もし、入院前にこの状況が分かっていたら、
退院からプラス1週間後に出社って言っていたな…。
もう一度、
どうか出来るだけ休んでください!!
一番怖いのは再断裂です。
□折りたたみのイス
…靴を履く時、脱ぐ時、松葉杖ではなかなか難しく、倒れそうになります。
玄関に場所を取らないイスがあると便利です。
理由は、入院前に「2週間で復帰します」と
自分から言ってしまったから。
それ以外にはないです、急務があったわけでもない。
ええ、大後悔です。
これから同じ状況に差し掛かる皆さんにおかれましては
どうか出来るだけ休んでください!!
入院前はね、怖いんですよね休むのが。
仕事に限らず、部活でも、サークルでも、
2週間も空けてしまったら迷惑かかるとか、差が出てしまうとか、
色々考えて不安になります。
手術後のこの状態がわからないから。
でも、もっと怖いのは再断裂。
家の中ですら、危険の連続です。
今回は、退院翌日出社を選んだがゆえの、
一日の苦難、恐怖、そして後悔。
その経験をお伝えしたいと思います。
自分の状態▼
歩行:1/3荷重での両松葉杖歩行
伸展/屈曲:伸展15度/屈曲90度(装具装着)
通勤経路(通常所要時間)▼
徒歩(5分)− バス(25分)− 徒歩(3分)
− 電車(20分)− 徒歩(5分)
自宅
さあ、起床。
右足と腕の筋力頼りに布団から起き上がるのも大変です。
ベッドだったら幾分か楽だったかも…。
1/3荷重なので、起きたらすぐに松葉杖です。
身を整えて、着替えですが、
出勤服は病院服とは異なり着にくい。
屈曲90度だと長ズボンを履くのがかなりしんどいです。
もうこの段階で、心折れそうになり後悔し始めます。
着衣完了の次は靴です。
予め、玄関に折りたたみ椅子と、靴ベラを完備していましたが、
それでも靴を履くのも大変です。
玄関を出ると今度は段差です。
入院中リハビリで階段昇降はしていたので、
自信を持って段差に立ち向かえるはずが、外では不安です。
病院内であれば、もし転けてしまっても
誰かしら駆けつけてくれますが、
誰もいない場所では、対処に困りますから。
割と早い段階で、数々の苦難が訪れます。
しかし通勤という荊の道を選んだ自分は、
それでも果敢に前へ進みます。
(大げさですが本当にそれくらいの感覚で主人公スイッチ入ります)
通勤経路
車も、自転車も、シニアも、キッズも、曲がり角も、
何もかも恐怖です。
駅までのバスは東京も捨てたもんじゃないと思えました。
席を譲ってくれる人がいるのです。
反射的に「大丈夫です」と言ってしまいそうになりましたが、
ここはお言葉に甘えて、譲っていただきます。
駅に到着。改札に向かうまで3フロア下がるのに、階段しかありません。
階段昇降はできますが、1段ずつしか降りられないのです。
「後ろから人が当たってきたらどうしよう」という恐怖。
そして、やっとの思いでたどり着いた改札は、狭い。
両松葉だとSuicaを取り出すのも難しく、
タッチ アンド ゴーがスムーズにできません。
もたついていると電車は無情にも走り去って行きました。
最大の難関、通勤ラッシュの満員電車。
他のみなさんも身動きが取れません。
視界も限られた中で、自分の松葉杖に気づいてくれる人は、周りの人たちだけ。
優先席に座っている人が気づいてくれたとしても、
その人は身動きが取れず、譲りたくても譲れない状況です。
座れません。電車は揺れます。
自分の左足に許されているのは1/3荷重。
かなりのハードミッションです。
何度か「ヤベッ」っとなりました。
満員電車は降りるときも危険です。
人の波に押されコントロールできません。
全力で松葉杖アピールして、周りに気を遣ってもらいました。
そんなこんなで、最初の通勤は通常の2倍かかりました。
思い出すだけで疲れました。
会社に着く頃には、冬なのに暑くて仕方なかったです。
出勤当日の朝だとしても「こりゃダメだ」と思ったら、
ちゃんと説明して、
勇気を出して休んでしまってもいいと思います。
もし、入院前にこの状況が分かっていたら、
退院からプラス1週間後に出社って言っていたな…。
もう一度、
どうか出来るだけ休んでください!!
一番怖いのは再断裂です。
□折りたたみのイス
…靴を履く時、脱ぐ時、松葉杖ではなかなか難しく、倒れそうになります。
玄関に場所を取らないイスがあると便利です。
価格: 2,380円
(2017/12/1 00:29時点)
感想(285件)
2017年12月10日
シーズン2
Body Feels EXIT
ここからきっといつか動くよ
安室さんの歌に乗せて、
シーズン2に参りたいと思います。
ここからきっといつか動くよ
安室さんの歌に乗せて、
シーズン2に参りたいと思います。
2017年12月04日
リハビリプロトコール 入院中編
ここでは、本来の予定通りで進んだらということで書いていきます。
自分は出血と貧血により、予定より遅れてしまいました。
リハビリの進行は人により、状態により、前後すると思いますので、
焦らず靱帯と半月板と向き合ってください。
前十字靭帯だけだともう少し、テンポが早いかもしれません。
リハビリは手術前から始まっています。
損傷状態で手術前に何ができるのか。
とにかく 筋肉を落とさないようにすること です。
自分は半月板がロッキングしてましたが、テーピングをして引きずりつつ極力歩いていました。
手術後は本格的に動けなくなり衝撃的に筋肉が落ちます。
とはいえ、過度な筋トレはNGです。
体に繋がる管が諸々取れたら、
ニーブレースを装着して車椅子に乗ります。
トイレに行くにも車椅子です。
(自分は出血があったため筋トレはすぐには始められませんでした。)
歩行:非荷重、車椅子(短距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲不可(固定ニーブレース)
歩行:非荷重での両松葉杖歩行許可(短距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲不可(固定ニーブレース)
筋トレ:朝昼晩10回ずつ
?@膝に力を入れる練習
?A仰向けの足上げ
?B横向きの足上げ
+パテラ(膝の皿)マッサージ
?A?Bは手術した足の股関節から上げる動きですが、
最初はどうやって上げたらいいかわかりませんでした。
でも、何回かトライしてるとスッと上がるようになりました。
動けるようになったのが、嬉しくて
回数多めにしたり、腹筋とかもしてみたところ
貧血のせいか、信じられないくらい疲れ、
ベッドにのめり込むかと思いました。
相当体力が落ちていることを認識してください。
(でもスポーツをやっている人が多いと思うので、
動きたくなってしまうと思いますが)
少しずつ鍛えて体力をつけていきましょう。
ここでドンジョイが登場。(あとで説明します。)
歩行:非荷重での両松葉杖歩行(長距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲60度(装具装着)
筋トレ:同上を継続
+パテラ(膝の皿)マッサージ
+ヒールスライド
20〜60度の間の膝の屈曲の練習は、
かかとを床につけたまま滑らせて行います。
曲がらなくて結構痛いです。
パテラマッサージと周りの筋肉を少しずつ解していくと
本当にすこーしずつ曲がるようになります。
無理は禁物です。
ちなみに足の腫れはまだまだ引いていないので、
装具がかなりきつめです。
足が地面につけられるようになります…!
歩行:1/3荷重での両松葉杖歩行(長距離)+階段昇降
伸展/屈曲:伸展15度/屈曲90度(装具装着)
筋トレ:同上を継続
+パテラ(膝の皿)マッサージ
+ヒールスライド
装具の角度制限を変更します。
1/3荷重はイメージ的に「休め」の感じです。
松葉杖での歩行で1/3荷重の感覚を掴むのが結構難しかったです。
階段昇降は初め不安になりますが、
両足ついて良いんだと割り切れると、安心です。
松葉杖を落としても大丈夫です。
落ち着いて一歩ずつ確かめながらいけば、問題ありません。
急に90度にも曲がりません。
膝回りをマッサージをしながら1週間かけて毎日少しずつ屈曲できるようになります。
自分はこの段階で退院しました。
退院後は通院して、最初に駆け込んだ診療所でのリハビリとなります。
それについては、また進捗まとまってから、書こうと思います。
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自分は出血と貧血により、予定より遅れてしまいました。
リハビリの進行は人により、状態により、前後すると思いますので、
焦らず靱帯と半月板と向き合ってください。
前十字靭帯だけだともう少し、テンポが早いかもしれません。
リハビリは手術前から始まっています。
手術前
損傷状態で手術前に何ができるのか。
とにかく 筋肉を落とさないようにすること です。
自分は半月板がロッキングしてましたが、テーピングをして引きずりつつ極力歩いていました。
手術後は本格的に動けなくなり衝撃的に筋肉が落ちます。
とはいえ、過度な筋トレはNGです。
手術翌日
体に繋がる管が諸々取れたら、
ニーブレースを装着して車椅子に乗ります。
トイレに行くにも車椅子です。
(自分は出血があったため筋トレはすぐには始められませんでした。)
歩行:非荷重、車椅子(短距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲不可(固定ニーブレース)
手術後2〜7日
歩行:非荷重での両松葉杖歩行許可(短距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲不可(固定ニーブレース)
筋トレ:朝昼晩10回ずつ
?@膝に力を入れる練習
?A仰向けの足上げ
?B横向きの足上げ
+パテラ(膝の皿)マッサージ
?A?Bは手術した足の股関節から上げる動きですが、
最初はどうやって上げたらいいかわかりませんでした。
でも、何回かトライしてるとスッと上がるようになりました。
動けるようになったのが、嬉しくて
回数多めにしたり、腹筋とかもしてみたところ
貧血のせいか、信じられないくらい疲れ、
ベッドにのめり込むかと思いました。
相当体力が落ちていることを認識してください。
(でもスポーツをやっている人が多いと思うので、
動きたくなってしまうと思いますが)
少しずつ鍛えて体力をつけていきましょう。
手術後8〜14日
ここでドンジョイが登場。(あとで説明します。)
歩行:非荷重での両松葉杖歩行(長距離)
伸展/屈曲:伸展20度/屈曲60度(装具装着)
筋トレ:同上を継続
+パテラ(膝の皿)マッサージ
+ヒールスライド
20〜60度の間の膝の屈曲の練習は、
かかとを床につけたまま滑らせて行います。
曲がらなくて結構痛いです。
パテラマッサージと周りの筋肉を少しずつ解していくと
本当にすこーしずつ曲がるようになります。
無理は禁物です。
ちなみに足の腫れはまだまだ引いていないので、
装具がかなりきつめです。
手術後15〜21日
足が地面につけられるようになります…!
歩行:1/3荷重での両松葉杖歩行(長距離)+階段昇降
伸展/屈曲:伸展15度/屈曲90度(装具装着)
筋トレ:同上を継続
+パテラ(膝の皿)マッサージ
+ヒールスライド
装具の角度制限を変更します。
1/3荷重はイメージ的に「休め」の感じです。
松葉杖での歩行で1/3荷重の感覚を掴むのが結構難しかったです。
階段昇降は初め不安になりますが、
両足ついて良いんだと割り切れると、安心です。
松葉杖を落としても大丈夫です。
落ち着いて一歩ずつ確かめながらいけば、問題ありません。
急に90度にも曲がりません。
膝回りをマッサージをしながら1週間かけて毎日少しずつ屈曲できるようになります。
自分はこの段階で退院しました。
退院後は通院して、最初に駆け込んだ診療所でのリハビリとなります。
それについては、また進捗まとまってから、書こうと思います。
ドンジョイとは
アメリカのDonJoy社の可動式硬性装具のことです。(鋼製ではないです。)
先生も理学療法士も看護師もみんな、装具のことを
ドンジョイと呼びます。
お値段10万円ほど。
最初は現金払いで、入院時現金を持参しました。
あとで会社等の保険組合にきちんと申請すれば7割返ってきます。
とはいえ3万円くらいです。
結構な買い物ですね。旅行いけちゃいます。
レンタルではなく、買取です。
https://www.djoglobal.com/our-brands/donjoy
実は自分はドンジョイではなく、
アメリカのBREG(ブレグ)社製の装具でした。
https://www.breg.com/
アメリカのDonJoy社の可動式硬性装具のことです。(鋼製ではないです。)
先生も理学療法士も看護師もみんな、装具のことを
ドンジョイと呼びます。
お値段10万円ほど。
最初は現金払いで、入院時現金を持参しました。
あとで会社等の保険組合にきちんと申請すれば7割返ってきます。
とはいえ3万円くらいです。
結構な買い物ですね。旅行いけちゃいます。
レンタルではなく、買取です。
https://www.djoglobal.com/our-brands/donjoy
実は自分はドンジョイではなく、
アメリカのBREG(ブレグ)社製の装具でした。
https://www.breg.com/
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2017年12月03日
まとめ:SEASON1 −受傷から手術、退院まで−
こうして、こうすると、こうなります。
という負傷してから、手術して退院するまでの
SEASON1 をハイライトを早送りで振り返ります。
自分の一喜一憂、一切カットです。
3回の大きな負傷と、ダンス中や日常生活での幾度とない膝崩れを経て、
左前十字靱帯は消滅していました。
そして、内側半月板まで損傷し、手術に至ります。
1回目の負傷
2008年10月。
週3でダンスに励んでいた大学2年の秋。
ダンス中ライダーキックにチャレンジしたら、着地に失敗し負傷。
応急処置:
氷などがなかったため15分程流水で冷やす。
治療:
整形外科受診。レントゲンによる診察。
整骨院で電気・超音波治療。湿布テーピング。
※9年前のため、一部記憶が曖昧。
2回目の負傷
2015年11月。
自転車で走行中、歩道に乗り上げていた車のドアが開き、
そのドアに衝突。事故です。自転車から吹っ飛び、同じ箇所を負傷。
応急処置:
救急車で緊急外来。
治療:
整形外科受診。(1回目とは異なる診療所)レントゲン、MRI、ラックマンテスト他による診察。
赤外線治療。装具購入。湿布。
膝の水を抜く。
3回目の負傷
2017年10月。
余興のダンスの練習中、軽く動いていたときに膝崩れをし負傷。
同時に内側半月板も損傷。ロッキング。
応急処置:
診療所に駆け込む。
治療:
スポーツ整形外科受診。レントゲン、MRI、ラックマンテストによる診察。
湿布。松葉杖歩行。
前十字靭帯の消滅と半月板損傷が認められたため、
手術決定。
【注意したい膝崩れを起こしやすいシーン】
1.曲がり角
2.急な屈曲
3.正座
4.スライド(ダンスなど)
5.歩行
【再受傷の予防】
・膝関節周りの太ももの筋トレ(状態によりメニューが異なります。かかりつけの整形外科でリハビリについてご確認ください。)
・サポーターの使用(運動時必須。できれば日常生活もあると安心)
・テーピングの使用(サポーターとの併用で安定感UP)
・ストレッチ
入院期間は通常2週間、最短1週間。
自分の場合、出血による貧血のため、15日間入院でした。
10/31 入院
11/1 手術
11/14 抜糸
11/15 退院
【1日のタイムスケジュール】
6:00 起床 血圧・体温測定
8:00 朝食 *前後で回診
12:00 昼食 血圧・体温測定
18:00 夕食 血圧・体温測定 *前後で回診
22:00 消灯
より専門性の高いところでの手術ができると安心です。
■前十字靭帯再建術
…腿裏の腱を採取し、腿の骨とふくらはぎの骨に小さい穴を開け、
採取した腱を穴に通して固定。
■半月板縫合
…膝関節に挟まった裂けている半月板を正しい位置に戻し、
縫い合わせる。(場合によっては切除)
所要時間:3時間程度
麻酔:全身麻酔
(一例です)
水も食事もNG。
手術翌日から車椅子に乗ることができ、食事は普通食で、完食もOK。
出血が順調に止まれば、7日後松葉杖歩行が、免荷(足をつけない)で可能になります。
(自分は貧血のため、遅れました)
14日後、松葉杖が1/3荷重可能となり、階段昇降ができるようになります。
そして、抜糸し傷口がふさがっていればシャワーが許可されます。
(シャワー許可までの間、シャンプー、体拭きは1日置きです。)
15日後、退院しました。
手術した足は「怠さ」「重さ」「熱さ」を感じ、脛の一部感覚が消えます。
この後から、退院した後の生活についてのSEASON2を
投稿していきたいと思いますが、以下の予定になっています。
長いですね。
・外来通院、リハビリ通院
・5ヶ月後ジョギング
・7ヶ月後ランニング・縄跳び・ジャンプ
・10ヶ月後スポーツ復帰
・1年後抜釘(靭帯を固定してた金属を抜く。おすすめされているレベル)
・2年後完全成熟
という負傷してから、手術して退院するまでの
SEASON1 をハイライトを早送りで振り返ります。
自分の一喜一憂、一切カットです。
負傷
3回の大きな負傷と、ダンス中や日常生活での幾度とない膝崩れを経て、
左前十字靱帯は消滅していました。
そして、内側半月板まで損傷し、手術に至ります。
1回目の負傷
2008年10月。
週3でダンスに励んでいた大学2年の秋。
ダンス中ライダーキックにチャレンジしたら、着地に失敗し負傷。
応急処置:
氷などがなかったため15分程流水で冷やす。
治療:
整形外科受診。レントゲンによる診察。
整骨院で電気・超音波治療。湿布テーピング。
※9年前のため、一部記憶が曖昧。
2回目の負傷
2015年11月。
自転車で走行中、歩道に乗り上げていた車のドアが開き、
そのドアに衝突。事故です。自転車から吹っ飛び、同じ箇所を負傷。
応急処置:
救急車で緊急外来。
治療:
整形外科受診。(1回目とは異なる診療所)レントゲン、MRI、ラックマンテスト他による診察。
赤外線治療。装具購入。湿布。
膝の水を抜く。
3回目の負傷
2017年10月。
余興のダンスの練習中、軽く動いていたときに膝崩れをし負傷。
同時に内側半月板も損傷。ロッキング。
応急処置:
診療所に駆け込む。
治療:
スポーツ整形外科受診。レントゲン、MRI、ラックマンテストによる診察。
湿布。松葉杖歩行。
前十字靭帯の消滅と半月板損傷が認められたため、
手術決定。
【注意したい膝崩れを起こしやすいシーン】
1.曲がり角
2.急な屈曲
3.正座
4.スライド(ダンスなど)
5.歩行
【再受傷の予防】
・膝関節周りの太ももの筋トレ(状態によりメニューが異なります。かかりつけの整形外科でリハビリについてご確認ください。)
・サポーターの使用(運動時必須。できれば日常生活もあると安心)
・テーピングの使用(サポーターとの併用で安定感UP)
・ストレッチ
入院
入院期間は通常2週間、最短1週間。
自分の場合、出血による貧血のため、15日間入院でした。
10/31 入院
11/1 手術
11/14 抜糸
11/15 退院
【1日のタイムスケジュール】
6:00 起床 血圧・体温測定
8:00 朝食 *前後で回診
12:00 昼食 血圧・体温測定
18:00 夕食 血圧・体温測定 *前後で回診
22:00 消灯
手術
整形外科の分野の中にさらに専門領域があり、膝関節外科という領域があります。より専門性の高いところでの手術ができると安心です。
■前十字靭帯再建術
…腿裏の腱を採取し、腿の骨とふくらはぎの骨に小さい穴を開け、
採取した腱を穴に通して固定。
■半月板縫合
…膝関節に挟まった裂けている半月板を正しい位置に戻し、
縫い合わせる。(場合によっては切除)
所要時間:3時間程度
麻酔:全身麻酔
(一例です)
手術後
手術当日のみ、完全安静のためベット上で過ごします。水も食事もNG。
手術翌日から車椅子に乗ることができ、食事は普通食で、完食もOK。
出血が順調に止まれば、7日後松葉杖歩行が、免荷(足をつけない)で可能になります。
(自分は貧血のため、遅れました)
14日後、松葉杖が1/3荷重可能となり、階段昇降ができるようになります。
そして、抜糸し傷口がふさがっていればシャワーが許可されます。
(シャワー許可までの間、シャンプー、体拭きは1日置きです。)
15日後、退院しました。
手術した足は「怠さ」「重さ」「熱さ」を感じ、脛の一部感覚が消えます。
退院後の予定
この後から、退院した後の生活についてのSEASON2を
投稿していきたいと思いますが、以下の予定になっています。
長いですね。
・外来通院、リハビリ通院
・5ヶ月後ジョギング
・7ヶ月後ランニング・縄跳び・ジャンプ
・10ヶ月後スポーツ復帰
・1年後抜釘(靭帯を固定してた金属を抜く。おすすめされているレベル)
・2年後完全成熟