その理由はこうです。小学校のテストは、授業を受けてから2,3週間のうちにテストを済ませてしまいます。実技教科は少しその授業の期間が長くなるだけですし、用語などもそれほど難しい、こみいった単元も多くないです。授業をしっかり聞いてさえいればほとんど解ける問題です。
しかし、中学校の期末テストはそうはいきません。授業を習ってから、長い場合には2ヵ月たってから、試験があることになります。したがって授業を聞いただけではほとんど忘れてしまいます。小学校のときのように試験をうけたのでは難しいと感じる理由はそこにあります。
ポイントをつかんでいく
ではどうすればいいか。「う〜ん、どうすればいいかな。」それにはコツがあります。ポイントだけをしっかり理解していけるように、簡単なポイントをつかむ練習をふだんにするといいです。そして理解できているかの点検作業です。点検に一番いいのは、学校でもらっているワークやまとめのノートやプリントなどです。
それにはきっと、ポイントを理解するために簡単な問題がついているでしょう。「うん、たしかあったような…。」それを時間をかけないで解いてみます。
そういう学校のテキストなどがない場合には、市販の「まとめ上手」や「ひとつひとつわかりやすく」などの問題集でポイントが理解できているかチェックします。
そのとき時間をかけないのがコツです。実技教科にそれほど学習の時間をかけることは必要ないです。1週間の授業ごとにポイントさえつかんでおけばいいです。1週間で5分〜10分の時間でいいです。「小さな塾」の生徒の実技教科についてはそのようにアドバイスし、生徒たちは実行しています。
高価な教材は必要か
それさえしておけば試験が近づいてもあわてることはないはずです。何か、通信教育や訪問販売によっては、試験対策のために、大量の演習問題をこなしたり、独自の問題集を手に入れてそれをやるようなことが書いてあったりすることもあります。しかし、かならずしも自分にそれが合っているとは限りません。
そして、これらでは自分でポイントをつかんでいく勉強が身についていかないこともあり得ます。
したがって、上に書いた方法で、自分の力で90%ほどの内容はつかめると考えます。
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