「なんかいろいろと書いてあるけど、いつもこれって何だろうと思ってた。」そうですか。では説明しましょう。
みなさんがよく使うノートのサイズはセミB5ではないでしょうか。よくみるとノートの表紙にはA罫(けい)とかB罫というふうに書いてあります。ただ単にAとかBとしめしているノートもあります。{あっ、たしかにこっちのノートにはAって書いてある。」
また、合わせて7mmとか6mmと書かれています。くどいですが、30行とか35行とあるものもあります。「ほんとだ、いろいろ書いてあるけど、これってどういう意味なの?」
これは横罫線の幅のちがいです。A掛は7mm、B掛は6mmです。かぞえてみると、それぞれA罫は30行、B罫は35行あります。「へえ〜そうなんだ。」
私が教えている教室ではひとつの中学校の生徒が多いのです。ノート1ページ分に指定する教科の学習をしてくるという毎日の宿題に「宅習」というのがあります。教室ではその日の教える内容が済めば学校の宿題をやっていいことにしています。
学校からノートについてはとくに指定がないようです。ですから大きな文字が書けるA罫のほうが15%ほど行数がすくなくて、宅習に費やす時間がみじかくなります。日づけを通し番号で入れるので、途中でそのちがいに気づいてもノートをとりかえられません。毎日のことですから15%の積みかさねのちがいは大きいです。
ノートの定番となっているKOKUYOのCampus。昔から人気のノートで品質がよく、シンプルですが書き味がすぐれていてコストパフォーマンスのよいノートです。
このCampusシリーズのノート発売から42年になるそうです。すでに私が中学生のときにはありました。デザインはすこしづつ変わっていますが、このノートを見ると懐かしい感じがします。
最近はノート代の節約ということでまとめ買いできます。このノートだけでなくさまざまなメーカーのノートが5冊、10冊の束で売られています。
「うん、見たことがあるよ。とても重たいよ。」そうですね。そうなるといよいよ注意して買ったほうがいいです。そうしないとずっと、その罫線の細かいB罫のノートを使わないといけなくなる羽目になってしまいます。「ああ、恐ろし。」
したがってノートを購入するときは要注意というお話でした。
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コクヨ カラーキャンパス セミB5 A罫30枚 紫×5冊
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