後転については、まずやさしめの開脚後転をスムーズにできるようになることが大切です。
というのも、後の発展技はいずれも開脚後転ができることが前提になっているからです。
開脚後転
開脚のまま後転します。閉脚よりも安定して回転できます。
特に後方に回転する際に、前屈して後方に倒れるようにしながら(1)、マットに手を確実につけます。そうして体をしっかり支持できるようにしてから上体がスムーズに後方に回転するようにします。
(1)の際に、腰はかかとのそばに下ろします。そのまま腰を伸ばして足をしっかり伸ばします。
足の位置が頭の位置を越えたら、その足の回転運動が後方へ足を突き出すようにします。両手でマットを押しつつ、足を素早くマットにつけると、勢い良く上体が起き上がり立つことができます。
上体においては手をしっかりつくこと、下半身については腰を伸ばして頭を越すところがポイントになります。そこに意識をもっていきます。
ここまでの動きが流れよくできるようにあれば、次の発展技に移ることができます。
伸しつ後転
閉脚のまま前屈しつつ、足を伸ばしたまま後ろ向きに倒れていきます。マットに腰がつくその直前に腰を伸ばします。腹筋に力を入れて足を頭の方に引き付けます。
(*)
マットに手を確実につけます。そうして体をしっかり支持できるようにしてから上体がスムーズに後方に回転するようにします。
足の位置が頭の位置を越えたら、その足の回転運動が後方へ足を突き出すようにします。両手でマットを押しつつ、足を素早くマットにつけると、勢い良く上体が起き上がり立つことができます。
上の文をよく見てください。手をつくところ(*)以降の動きについては足を閉じているところ以外は開脚後転と同じですね。
他にも後転倒立などの発展技があります。後転しながら逆立ちの姿勢になります。
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