ジョンの息子さん
最近ラジオを良く聴いています。
FM高知です。 周波数は81.6Hz。
高知では ハイシックスという名前で親しまれています。
FM高知から流れてきた最近かっこいいなと思った曲は Nora Jonesの "Just A Little Bit"
音を限りなく削ぎ落としたような、小さいボリュームのドラム。管楽器。変拍子。
ミニマルな感じで実験的でもあり、カッコ良くグッときましたね。
どんどんスタイルを変えていっている彼女ですが、この方も時代に合わせてどんどんスタイルを変えてアップデートしています。
そう。今回のグッとくるアルバムはSean Lennon "into the sun"
1998年リリース
【収録曲】
1.Mystery Juice
2.Into the Sun
3.Home
4.Bathtub
5.One Night
6.Spaceship
7.Photosynthesis
8.Queue
9.Two Fine Lovers
10.Part One of the Cowboy Trilogy
11.Wasted
12.Breeze
13.Sean's Theme
みんな大好きなアルバムですね!
ショーンのデビュー作。プロデューサーは元ガールフレンドのチボマットの本田ゆか。
実験的でもあり荒削りでもあり、静かな野心を抱いているような、大変意欲的な印象を受ける内容です。
当時のショーンの交友関係が色濃くでている作品で、チボマットの羽鳥美保とのデュエットのタイトル曲"into the sun"はとってもグッドです。
Sean Lennon
ショーン・タロー・オノ・レノン(Sean Taro Ono Lennon, 日本名:小野 太郎、1975年10月9日 - )は、アメリカ生まれのミュージシャン。ジョン・レノンの次男。母は前衛芸術家のオノ・ヨーコ。チボ・マットのサポート・メンバーとして1990年代後半に活動し、2006年までにソロ・アルバムを3枚、ミニ・アルバムを1枚発売している。 ( wikiより抜粋)
いいお顔をされています。
お父さんのジョンにも似ていますが、どことなく若い頃の志村けんさんにも似ていますね。
フレンドー・ファイア頃かな
Grand Royalレコーズ
ビースティ・ボーイズ主催のレーベル グランド・ロイヤルレコーズからリリースされています。
ビースティ・ボーイズはもうみなさまご存じ、90年代を代表するHIP HOPユニットであります。
音楽シーンを牽引してきました。名曲サボタージュですね。素晴らしくかっこいい曲です。
ビースティが大好きな20代の半ば頃ショーンのファンになりました。
2ndアルバム "フレンドリー・ファイア"の "デッド・ミート"という曲を聴いて、哀愁で溢れたそのメロディーの良さにグッと心を掴まれました。
それから後追いで聴いていって どっぷりハマりました。
何がいいか。何が僕の心魅了するのか。
それは歌メロです。群を抜いて良いですね。
決して言い過ぎではないと思います。
哀愁があって爽やか。曲のテイストは、お父さんジョンの遺伝子を見事に受け継いでいるような感じがします。ポールの遊び心も引き継がれているような感じです。
あとは曲の構成ですね。
"into the sun"も構成が複雑だったり、コード進行が目まぐるしく変わって行ったり。
不安定なお天気
天気で例えると、『あぁー、 今日は曇りかぁ、どんよりしてるしなんか 雨降りそう。。あっ!やっぱ降ってきてよー....。うわー 結構降るな。。。うーん。。。。。お? 小雨になってきたか?傘もういらないかも。おぉ、上がった上がった!雨上がったよー! わーい晴れてきた!!完全に晴れたよ!うわ太陽まぶしっ! 嘘みたいな天気やん 笑』
これです!これがショーンの醍醐味です!
天気で例えるのが一番しっくりきて分かりやすい例えだと自負しております。
暗い印象で明るい。明るくなって不安定になって。
コード進行のマジックですね。
まさにビートルズの "ペニー・レイン"です。ビートルズあまり詳しくないですが。。
名曲揃いのアルバム "into the sun"
その中でも個人的に好きな曲をいくつかご紹介します。
"Home"
まさにオルタナそのもです。ゴリゴリのギターに繊細な歌声。コード進行はグランジ。
この時代の空気感が好きです。カッコいい一曲です。
"Queue"
これぞショーン節炸裂。軽快な曲調、爽やかですが、後半グランジ。
まさに先ほど書いた不安定なお天気そのものです。
後にCMソングとしてリリースされる、 "ホンダフリード"のテイストにも似ています。
好きな曲です。
"Spaceship"
この曲もかっこいい曲です。好きです。
"into the sun"
オープニングにふさわしいボサノバ調のナンバー。
チボマットの羽鳥美保とのデュエット曲。爽やかでグッドです。
最後に。
このアルバムは本当に 素晴らしい作品だと思います。時代を超えて長く愛される、名を残すそんなアルバムだと思います。良さがわからない方もたまにおられますが。どんな音楽でも聴けば聴くほど自分のものになっていくと思います。苦手かもと思った曲も "聴く修行"をしていればいつか聴けるようになると思います。
僕も恥ずかしながら、色んな音楽を "聴く修行"をしてきた身なので笑
今回はショーンの魅力に溢れた素晴らしいアルバム"Into the sun"でした。
また次回!
1stアルバム"into the sun"
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