2.クラフトビールの原料
通常のビールの原料と同じで
「モルト」「ホップ」「酵母」「水」の4つになります。
原料には様々な産地や種類があり、
どれを使うかで味わいが大きく変わるのです。
興味深いですね。
一つ一つ見ていきましょう。
?@モルト(麦芽)
発芽させた大麦のことで
発芽により酵素が生まれ、
糖化しデンプンになることで発酵しやすくなります。
乾燥や焙煎の温度によってビールの風味や色の濃淡が違ってくるのです。。
?Aホップ
ハーブの一種で毬花(きゅうか)と呼ばれる受粉前の雄花のみ使用します。
酵母の作用をもっており、苦味と香りを付けし、
さらに殺菌の?殖を抑える効果があります。
?B酵母
糖質をアルコールと炭酸ガスに分解して発酵させる菌の一種です。
ビールのスタイル(種類)を作り分ける重要な働きをします。
?C水
ビールの原料の90〜95%は水です。
ミネラル成分を含んだ良質な水はビールの出来に大きく左右されます。
例えば、
エールというスタイルのビールは硬水、
ラガーは軟水が多く使われています。
?D副原料
4つの基本原料以外に
風味や味わいを調整するため
「トウモロコシ」「ジャガイモ」「米」「着色料(カラメル)」なども使われています。
ただし、酒税法により指定されていない副原料を少しでも使用すると発泡酒扱いになります。
次回は、
「3.クラフトビールの種類(スタイル)」についてご紹介しますね。
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