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スキル無しのシステムインストラクターから、システムエンジニアへの転身日記。
◇◆◇ 2013年取得資格
LPICレベル1
LPICレベル2
LPICレベル3 Core
LPICレベル3 Speciality 302
LPICレベル3 Speciality 303
LPICレベル3 Speciality 304

Cisco CCENT
Cisco CCNA

Java SE 7 Silver
Java SE 7 GOLD

OSS-DB Silver

◇◆◇ 2014年取得資格
HTML5 Professional レベル1

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30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 番外編




番外編として実際に面接にたどり着くまでの面接の準備についてご紹介します。


1.求人サイトに登録する

とにかく、求人の案件を探すのが第一。
まずは、1社登録して自分の履歴書、経歴書をWeb上で作ります。
そして検索条件を登録して、毎週メールにて検索条件に一致する条件が送られてくるようにします。

流れとしては、

求人サイトに登録

他求人サイトに登録(基本は1つ前の求人サイトのコピペ)

これを繰り返して、最初は3社。幅を広げるのであれば5社くらい登録してもいいと思います。
数社登録する理由は、基本的に複数のサイトに同じ企業が広告を掲載することは、まずありえません。
数十万という広告費を出して求人サイト1社に1か月間掲載するので、企業としても出費が大きいのです。

また、求人サイトの更新頻度は、週1から週2。更新日はバラバラです。
複数登録することによって、毎日のように新着求人をチェックすることができます。


とにかく、まず1社。自分の履歴書を登録することから始めましょう。

2.お勧めの求人サイト

私は恥ずかしいことですが、転職回数がとても多いです。
基本、転職活動に1月以上かけたことはありませんでした。
それは、求人サイトの媒体利用が上手だったからだと自分では思っています。
IT求人におすすめのサイトをご紹介します。

リクナビNEXT

言わずと知れた大手求人サイトです。広告料も高いですので、
企業も求人のたいしての力の入れ方が違います。

一回履歴書と職務経歴書を作ってしまえば、他のサイトへはコピペしてしまえばいいと思います。

スカウト登録などもできますので、まず登録して、他のサイトへコピペ作業をしている間に
企業があなたの履歴書に目を通し、オファー、スカウトを実施してきてくれます。

一通り、転職サイトへの登録を増産してしまえば、あとは新着求人のメールを待つ。
オファー、スカウトのメールを待つ。といった守りの態勢でいいと思います。
もう、退職した後であれば、自分で検索条件を調整しながら案件を探す努力も大事です。

3.エージェントを利用する

自分の力だけで勝負するのは、ちょっと・・・という場合は、
エージェントに任せてしまいましょう。

転職成功実績の一番高いエージェントは、 【リクルートエージェント】
です。

エージェントは、履歴書や職務経歴書、あなたの経験を鑑みて案件を紹介してくれるサービスです。

メリットとして一番大きいのは、非公開求人の紹介です。
基本的にインターネット上で検索できる求人数は全体求人の1割ほどと言われています。
人気企業や、急募案件、新規立ち上げなどの求人は残りの9割として
非公開求人として扱われることが多いです。

メリットの二つ目としては、
希望する業界や職種に特化している担当者がつくこと。
担当者も、エージェント登録した人材を企業に紹介してこそ、企業に利益が出ますから
本気で探してくれますし、現在の業界の人材の需要に関しても把握してますから、
情報の提供や、アドバイスなども受けることができます。

私の陰ながら感じるメリットとしては、面接の練習ができる。というのもあります。
実際に、エージェントと面談するケースもあるので、
面接をする際に、どういう技術が求められているのか、
また自分の経験を客観的に見てどうかというのを遠慮なく聞ける場だと思います。

4.IT特化型の転職エージェントを利用する

例えば、IT/Webエンジニア転職専門エージェントなら 【レバレジーズテック】
があります。

IT・Webの業界や技術に精通した専任のスタッフがつきます。
特に昨今HTML5などが普及して、Javaなどもバージョンが上がり、Web技術も進歩を遂げています。
今は、どこも技術者不足です。
会社だけの事情ではなく、私たちも技術進歩が早いため、将来を見据えたキャリア検討が必要となります。

やはり自分が独学で勉強をするだけでは、今後どのようなキャリア形成を行っていけばいいか
わからなくなってしまうことが多いです。

特に、このサイトはWebアプリケーション開発のプロいグラマーを目指す管理人のサイトなので、
同じような目標を持つ人には、ぜひ利用してほしいエージェントです。

5.最後に

ちょっと管理人の偏見もありますし、他に利用したサービスも沢山あります。
また別の機会にご紹介します。今後目標のキャリアが積めるよう、
これから転職される方も、これから自分のキャリアについて考えていく人も
自らの目標に向かって一緒に頑張っていきましょう。

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その6

このシリーズも、今回で最後です。

9.半年かかった転職期間

今まで転職をする際にひと月以上かかることがありませんでした。
それは正社員での雇用形態ではなかったり、運が良かったりといったことでしょうか。

今回の転職は、動きはじめてから約半年かかってしまいました。
今までにこんなに期間がかかったことはなかったので、とても焦りました。
今思えば、それにはいろいろ葛藤があったからです。

・「IT向いていないんじゃないか」思想

これは、もともと非IT企業経験が長いのと、芸能という分野を目指した時期があったからです。
ITと同等に興味があったのが芸能や広告業界。
3か月ほど、こちらもITと平行して面接を受けていました。
採用を勝ち取ることはできたかもしれませんが、
募集要項には書いていない、それこそブラックと言われる労働条件を面接時に提示してくるのが、
芸能や広告業界です。結婚して、転職は自分だけの問題でなくなった今、
何でもやりますとは、嘘でも言えない自分がいて、結局あきらめることにしました。

そして、IT以外の業界は、ほんと未経験だし、志望動機もいまいちだし、
やっぱり合格しないのです。私だって、面接官だったらいらないと思うと思います。

・痛すぎる履歴書

IT業界に50社ではきかない応募をしましたが、面接までたどり着いたのは、10社程度でしょうか。
履歴書を手書きするたびに、もう書くところがない…とテンションが下がり、
両面2面印刷にしても3枚になる職務経歴書の長さ。
これは、もう、何がしたい人なのかわからないよな。
痛い人です。とアピールする書類を自ら作り上げて提出しなければならないとは。。。という思いでいっぱいになりました。

・圧迫面接

痛い履歴書を持ってくる人間を面接してくれる面接官は、
やはり一筋縄ではいかない人が多かったです。
それでも、圧迫してきた企業ほど、2次面接に進んだり、内定をもらえたりしたものです。

私は面接慣れしているというのは変ですが、そこまで緊張しないのと、
真面目さと誠実さをアピールするのは得意ではあります。
(それを邪魔するのは現実を示す痛い履歴書ですが)

それに負けじと、圧迫してくる人が多かったです。
10分間自己紹介しろと言われて8分で切り上げて、あと2分続けてと言われたところもありました。
基本的にテスト結果とコミュニケーション能力だけで採用を決めようとしていた企業です。
君の言っていることは凄い。でも履歴書を見るとそれも嘘っぽい。とまではっきり言った企業でした。
それでも、最後は認めてくれたのか、2次の面接に通してくれました。
認めたのか、もう一人に判断させようとしたのかはわかりませんが。
そこは、プログラミングではなく、ITエンジニアとして採用をしたがっていたので、こちらから辞退しました。

・ほとんどが人売り企業

人売り企業を悪いとは言いませんが、面接後の対応は、非常に悪かったです。
基本的に合否はありません。
面接後に、その人のスキルが通用しそうな企業への面接の橋渡しをして、
そこで採用が決まれば、その企業の正社員(ほとんどは契約社員)として採用。といったパターンです。
企業としてデメリットをなるべく持たないようにするパターンです。

人売り企業は、3社受け、仕事の紹介(面接)を促されましたが、どれもひどかった。

1.紹介しておいて、金銭的な労働条件を交渉すると音信不通
2.プログラマー志望なのに、インフラ運用を紹介してくる(ないなら紹介いらないし、自己利益しか考えていない)
3.明らかに未経験では対応できない内容でも面接をさせようとする

1は最低です。企業なのに連絡を無視する。
 実際ここは、面接時間に企業に行ったら全員でゴミ出しに行っていた最悪な場所でした。

2は、親身に面接をしてくれましたが、1か月間連絡がなく、
 全く話にも出なかったインフラ運用を提示してきました。

3は、未経験プログラマ志望という条件は守ってくれましたが、数うちゃ当たるというような感じで、
 明らかに客先の求めるスキルと書け離れた案件をバンバン提示してきました。
 そして片道2時間半の通勤であることも気にしていませんでした。

ろくなことなかったです。ただのIT派遣会社です。

10.私のたどり着いた今の状況


私が今の企業に採用された理由は、会社の求める人物像と、
私のやりたい方向性が近かったからだと思います。

正直、周りの社員のスキルと、私のスキルは月とスッポンです。お話になりません。

私の当時の目標は、インフラ経験を活かしたプログラマー。
開発経験は必須であると考えるが、インフラの知識も活かせる人材でいたい。

会社では、インフラと開発の両方を募集していましたが、
裏の背景として、両方できる人を育てたいね。というのがあったようです。

Webアプリケーション開発となると、プログラミングだけできればいいかというと、そうではありません。
ミドルウェアの性能を最大限に生かせること、アプリケーションを動かすための設定や、サーバの構築ができること。
この辺をインフラ屋さんにやってもらおうとすると、アプリケーションの動きを理解できないのと、
Webアプリケーション特有のミドルウェアの知識を持っている人を探すのが困難です。

なので、両方できる人として育成を含めて採用をしてもらったのです。

現状、1年が経ちそうですが、プログラム案件にはかかわれていません。
正直、育成という育成はなかったです。

現在、インフラの構築と運用の案件を担当しています。
今後のWebアプリケーションの開発を担当する際に、インフラの経験はプラスになりますが、
プログラミングを実務でまったく経験していないので、かなり焦り始めています。

さぁ、いざプログラムを組んでくれとなった時に、コードが全くかけないという状況にならないために、
日々プログラムの勉強もしています。でも、やっぱり浅い勉強になってしまうのですよね。


11.最後に


これが今の状況です。
ちょっと整理もかねて、未経験でのプログラマへの転職についての1例を挙げてみました。
実際は、もっとほかの業種を経験しているわけですが、ITと関係ないので割愛しています。
まとめてしまうと、最終的には自分の意思と覚悟になるのですね。
どんな、仕事でもそうですが、なぜこの仕事をやりたいのかの本気度です。
全てを犠牲にして、やるという人を採用しない企業は、そうないと思います。
しかし、人間生きていくには、そうはいかないのが現状。
自分の覚悟の具合を改めて認識して、どれくらいやりたいのか、いったん整理してみるといいと思います。

かくいう私も、就職前と就職あとでは、プログラミングやりたい!と意識は雲泥の差で、
今のほうが断然勝っています。このくらいの勢いがあれば、転職活動も、もっと楽勝だったことでしょう。

また、具体的な面接の体験談を記事にさせていただきます。
1から読まれた皆様、お疲れ様でした。

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その5

前回の続きです。

7.IT業界に入るもIT経験として認識されない2年間

過去にも書いたことがあるのですが、私は監視・運用からIT業界に入りました。
24H365Dで、8時間、12時間など交代制で働いていました。
IT経験のない人間を誰彼かまわず採用し、現場に送り込む企業でした。

もちろん、そんな人たちで組織された職場ですので、
ITのことなんて殆どわかってない人達で構成されており、現場のトップですら
初級シスアド(今のITパスポート)すら受からないといった状況でした。

とはいえ、業務は運用と監視なので、仕様書と手順書通りに作業をすれば
誰でも作業をできる内容で構成されており、基本はIT未経験者でも問題はないのです。

しかし、イレギュラー作業というものはつきものなので、そういった事態が起きると、
誰も障害に関する知識や理解がないので、状況が解消されず、仕事も何をするにも人力。
今の環境が何が悪くて、どうすればいいといった改善もできない状況でした。

勿論、私もそんな中の一人でした。他の人と違うのは、この現場はおかしい。と感じていたこと。
みんな、「ここはおかしい」と言っていましたが、
その原因が自分たちのIT知識の低さにあることを認知していなかった。

そして、自分なりに勉強をして初級シスアドを取得し、当時のセキュアドを勉強し始めました。
その頃には、その現場で働くのが苦痛で仕方なかったです。
今まで働いてきたこの場所は、ITの現場ではない。と真の意味で理解したからです。

もっとITの知識を成長させられる現場に異動したい!と言い続けました。
最初は、抜けられると困ると言ったふざけた理由で断られましたが、
その人より権限のある人を巻き込み言い続けることで異動の切符を手に入れました。

そして、Linuxの運用現場に異動になりました。
ここに至るまでの2年間の経験は、正直、今、ITとしては何も活かせるものはありません。
よって経歴書を読む面接官も経験として認知しないのでした。

8.唯一ITの経験と呼べる半年間 初めてのLinuxの経験


監視・運用の現場を後にした私は一か月間Linuxの研修と題した
CentOSの参考書の自習を行いました。
今となっては、viを練習したくらいの経験しか現場で活きませんでした。

ここも365D24Hの現場で、8時間と16時間の組み合わせでした。
ベテランと2人一組で新人が組んで毎日回していました。

運が良かったのか悪かったのか、私と組んだ人は一番権限のあるベテランでした。
基本、私はこの人のする作業の2者確認、作業証跡作成、SE連絡といった、
サポートに徹することが多かったです。
それでも少しずつ簡単なことをさせてくれましたが、
なんといっても彼が職人だったので、たいしたことはできないままで、
彼がいなくなったらどうしようという恐怖におびえる日々でした。

実際、ここで身についた作業は、サーバの障害の原因を探る方法や、
プロセスの再起動。ファイルの整理など、一時対応的な内容でした。
仕様書からネットワークを特定し、特定のロードバランサからサーバを
切り離すだけの作業でも、「間違ったサーバ切り離してしまったらどうしよう」
という恐怖感ばかりつのります。

運用の作業は、「オペミス」との戦いで、なぜミスをしたのかとの追及が半端ない世界です。
これでIT業界を嫌になる人はたくさんいるでしょう。
私も、判断を迫られた結果、間違った解釈をしオペミスとして責められることがありました。

時間がかかれば、障害影響が大きくなるため、短時間で判断し、ミスを絶対にしない。

そんな職人の現場も、少々苦痛に感じ始めます。
そして、今までの監視・運用がいかにゆるくITの仕事とかけ離れていたかを強く実感するのです。

ここの現場を最後に、この会社を去るのですが、その原因は雇用形態が改善されないことでした。
正社員志望で面接を受けましたが、契約社員での採用でした。
そして、正社員への転換を認めてもらえるよう言い続けましたが、結局それを認められなかったのです。

今、思えば、もう2年ほど我慢すれば正社員になれたかもしれません。
けど、結婚をすることが決まっていた私は、何より正社員での採用を望んでいたのです。
そして正社員として採用すると言ってくれた親族の非IT企業に転職をするのです。

こうしてIT企業、非IT企業の転職経験を重ねていくことになります。


まだ続きます。

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その4

5.管理人のITの技術

今の職場に入るまでの私のIT経験としては、

オペレーター2年半&Linux運用 半年

(非IT企業)

システムインストラクター2年

といったところです。この内容で2社分です。

実際、今の職場に来て活かせている内容は、
Linux運用 半年
これにつきると思います。

どれくらいの知識かと言うと、LPICレベル1にも至らない知識です。

これで開発に挑むのですから、経験を売りになんて転職はできないのです。

6.プログラマーへ転職するきっかけとなった経験

IT業界って不思議で、開発かインフラエンジニアという括り以外の仕事も
ITと呼ばれていて、実際はIT知識がない人が、そのまま身に着けないまま業務を進めることができるのです。
実際に自社開発したソフトを、企業に営業が売り込み、
サポートや指導をするのがインストラクターですが、
このインストラクターは使い方は教えられるけど、
ソフトウェアやミドルウェアの障害には対応できません。
システムインストラクターとは名ばかりで、現場に行って冷や汗かきながら開発スタッフと電話をしながら
あーでもない、こーでもないと作業することが多かったです。

私は、これに耐えられませんでした。これってITなの?
ソフトがエラーを出しました。
→わからないけど現場へ
→見てみるけどわからないから、開発スタッフ助けて。

これを毎日のように繰り返し、はい。ひと月ご苦労さん。お給料だよ。

これを毎月繰り返し…。

システムインストラクターって、システムに関与してないよね。
どちらかというと、ごめんなさい。ご迷惑をおかけしております。と現状を伝えるスタッフでした。

ITがわからない。けど、インストラクターやりたい!という人には、
よかったのかもしれません。ヒューマンスキルで仕事をしたいと来たのですから。

でも私の場合は、ミスマッチでした。
ITスキルを伸ばしたかった。人との折衝は人並みにできるが、好きではなかった。

まぁ、細かいことを言えば愚痴は止まらないが、
IT色はほとんどなかった。もちろん、開発関係者以外の周囲の人間も
同じようにIT知識はないわけだから、会議などをしたって、まとまるわけもない。

やはり、根本がわからないとだめだなと思い、プログラマーを目指すのです。
正直、この時点では言語はどうでもよかった。

というより、言語の違いも分からなければ、何から勉強すればいいのかわからなかった。
ただ、これ以上しっかりITスキルをつけるには、インフラか開発かだなということだけ理解した。
ITという名の非ITは避けようと思った。

続く・・・。(しばらく続くよ)

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その3

4.管理人の加点と減点について

管理人は、減点の3(適性検査)はそこそこできると自分で思い込んでいますが、
逆に減点の1.2.4は当てはまります。というか、私の面接時に高確率で突っ込まれるところを書いたようなものです。

やりたい!という強い意志はあって、それを面接では伝えられるんです。
逆に、履歴書や職務経歴書が、その勢いについてこれないんですよね。
悲しくも、結果、嘘っぽい。となってしまうのですね。

となると、加点ポイントでカバーするようになりますが、
基本、減点の逆が加点なので、減点ポイントを持っていると加点にひっくり返すのは困難。

私の場合の加点ポイントは、
3.今までの職歴で、ある程度ITを万遍なく触ってきている人。
4.志望動機が明確で、企業の募集の意図をくみとれている人。


この辺でしょうか。ここに全力投球。
ITと呼べる経験があった。かろうじてLinuxを触っていた。
業務内容としては大したことないですが、全くの未経験ではないから土台は薄いけどある。
この土台を厚くしたいという思いが大事。
私の場合は、この土台の薄さを逆手に取り、プログラミングのように一つの技術を
深い技術として持ち、広く浅い知識と合わせて業務を行えるようにしたいという思いがあります。
これは嘘ではなく事実であり、私の経歴書からも読み取れる内容です。

あとは、加点の4番が大事です。これは大逆転のチャンスです。
面接って一方的に質問を受ける場ではありません。自分を売り込む場面であり、
仕事を勝ち取る場所です。もらいに行っているわけではなく、取りに行っているのです。
なので、企業がどういう人が欲しくて、どういう場面で使いたいのかを全力で探る必要があります。

人間思っていることを、先に相手に言われると、心が動くものです。
面接での会話の中から、今回の募集の本当の目的を理解し、
そういうポジションで働きたくて応募したということをアピールする必要があります。

広く浅いといった経験を武器にしているようですが、実際大したことありません。
ITとは言えないのに、ITエンジニアという肩書で仕事をしてきました。
今となっては、その経験はITにカウントされません。

どんな仕事をしてきたのか。

また続く・・・。

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その2

前回に引き続き・・・。

2.未経験者の加点

先ほど、未経験だけど欲しくなる人というものを考えましたが、
私は以下のような人と考えます。

1.独学で学習をしてきて、それを成果物としてアピールできる人。
2.他業種でも一途に仕事を頑張ってきた事がわかる人。
3.今までの職歴で、ある程度ITを万遍なく触ってきている人。
4.志望動機が明確で、企業の募集の意図をくみとれている人。


上記にあげた人は、他の未経験者よりも加点がつくと思います。

1は、ITに限りません。その人が今後どのくらいできそうかというのは、
その業務に関する成果物をあげるのが手っ取り早いです。
多少、粗削りだったり間違っていたとしても、できる。やれる。といった言葉だけ発するより、中身があります。

2は、5年とか10年同じ企業に勤め、いろんなプロジェクトに参画してきて、
沢山の知識や経験を経て一途に働いてきた。というところは、とても評価されます。
そして、業界は違っても未経験でも、今後同様にまじめに働いてくれると思えるでしょう。

3は、今回のケースはプログラミングですが、オペレーターやインストラクターのように
ユーザーサイドに近いところで働いたことのある人。こういう人が、「上流」という
言葉に憧れて、開発やインフラの設計・構築をやりたく転職を志す人は多いでしょう。
全くの未経験者よりは、ミドルウェアに多少触れている人の方が、入りやすいでしょう。

4は、未経験でも、企業の求める人物像というのを理解していて、
そこに進んでいこうとしている人は、育ててみようと思うはずです。
ここが、少しずれている人だと、
それをやりたいなら、うちの会社じゃないんじゃないかな。とか企業が不安に思ってしまいます。


3.未経験者の減点


加点があるということは、減点があるということです。
以下は、あくまで私が感じた減点ポイントです。

1.学習しているとは言うが、学習内容に中身がない人。
2.転職回数の多い人、ブランクの長い人。
3.プログラミングを理解できなさそうな人。
4.履歴書や経歴書を盛って書いている。


加点との逆パターンですね。

1.プログラマとして面接を受けると必ず聞かれることがあります。
「今、プログラミングで何か勉強をしていることはありますか?」
ここで、ないです!ときっぱり言えば、じゃあ、なんでプログラミングやりたいと思っているの?
という風になりますし、Hello!Worldと出力するプログラミングをしただけで、
多少できる。と答えてしまうと、突っ込まれれば、努力が足りないことは露呈します。

2.これは私なのですが、転職回数が多い人は、続かないんじゃないか。と思わせます。
IT業界を渡り歩いているならまだしも、IT以外の経験を挟んでいると、
またプログラミングも続かないんでしょ。となり、いくら猛アピールしても説得力がなくなります。
ちなみに、私は通常の履歴書にはすべて書ききれないほど転職しています。
とっても不利です。面接までたどり着けないパターンが多いです。

3.プログラマだと、プログラマ適性検査が必ずと言っていいほど行われます。
規則性のテストですね。1.◇ 2.□ 3.◆となった場合、4.?に当てはまる記号は何か?
といったようなものが、50問くらい続くようなやつですね。
これができないからなれないわけではないですが、未経験でも、多少すらすら解けないと
適性がないのではないかと思われます。

4.これは私に限らず、多いと思います。
例えば、インストールしただけで、構築と書いたり、
経験として、Oracle、SQLServerなどと書いている割に、プロセスの再起動くらいしかしていない。
などなど。これをあたかも職務経歴書で経験したかのように書いていると、
面接のときにボロが出て経験には入らないと判断されます。

減点は、他にもたくさんあるでしょうが、私自身が上記をよく感じました。
では、私自身は、この加点減点どうなのか。

次回へ続く・・・。

30代 × 未経験 × プログラマー 転職の道 その1

もうすぐ、転職して1年が経ちます。
プログラマーになるべく、30歳を過ぎてプログラム未経験で入社したい。
と、強い意志で挑んだ結果、散々な目にあいました。

今の会社も、プログラマーとして応募したわけではなく、
運よくプログラマーとして採用されたという経緯があります。

やはり、開発経験のない若くない人間を採用するには、
開発経験のある多少若い人と戦える何かがないと、いけないのですね。

私が転職をするうえで感じたことを書いてみます。

1.未経験でプログラマー志望として面接

未経験で募集をかけている企業は、ある程度育ててもいいから人材が欲しい。
という思いがありながらも、人材を募集しているくらいなので、
今の開発や、今後予定されている開発に人を投入したいと思っているのです。

よって、開発経験がない人よりも、ある人が優遇されるのは当然です。

それでも経験がある人なんて、そうそう採用できません。
経験がある人で転職をしたいと思っている人が、今働いている環境と同等、
またはそれ以下の企業で働きたいと思うのでしょうか。
普通であれば、条件面のアップや、新たにやりたいことがあって、
それに挑戦できる環境がある企業を選ぶのです。

よって、経験者を採用することが難しいので、未経験可と書いているのです。

未経験だけど欲しくなる人。それはどういう人でしょう。

続く・・・。

ITへの転職で失敗しないために気を付けること

転職活動をしていて思ったことが、面接を受けるまで、
会社に就職するまで気づかない罠というのがあったので、共有しておこうと思います。
求人情報を見て応募するときには気づかないかもしれませんが、
インフラでも、開発でも同様で2パターンあるかなと思います。

1つは、社員として採用し今後の自社プロジェクトや、現在動いている案件にあてて
時には一から研修もし、末永くキャリアアップをしながら育てていく。

2つ目は、とりあえず自社の面接を受けさせて、その人のスキルを図り、
採用する前に、他社での求人にバンバン面接させて、その面接に受かったら採用。

この2つ。

1つ目のほうは、人柄採用+最低限の一般常識&プログラム脳での採用です。
開発系の面接では、法則性のテスト( http://saisokuspi.com/cab/housoku_mondai1/
をやるケースが多く、いくら人柄が素晴らしく、前職まじめに仕事をしてきても、
プログラミングが全く身につかない・・・なんてこともあるので、
プログラミングのテストとかをするケースは、ほぼなく、一般常識と法則性のテストを置こうケースが多かった。
なので、最初からスキルは求めてない代わりに、スタートの給料は低め。
最初は、あまり大きい仕事をさせず、研修をしながら少しずつステップアップしていく。

2つ目のほうは、少しでもITの経験があれば、ちょっと難しいかなというところでも、
とにかく相手先企業の面接に、バンバン当てていく。
最初から仕事を持っているケースは、ほぼなくその人材で仕事を取り、人件費を引いた分を収益とするやり方。
会社としてリスクが低く、面接した人材のスキルや希望収入と照らし合わせて仕事を取っていく。
こちらはスキルがあり、収入をある程度見込んでいて、フリーランスのように働きたい方にはおすすめだが、
研修とかをやる余裕はないので、面接で仕事が決まらなければ採用もされないし、スキルも派遣される企業で自分で磨くスタイル。

どちらがいいというのはないかもしれません。
ただ、私は1つ目をお勧めしたい。
研修期間があり、自社案件に手伝いという形で実際に関わることで、実務に関する知識がつく。
そして参加してない期間は研修に充てられるので、給与をもらいながら学習もできる。

2つめは、契約社員・派遣社員同様の働き方になるので、正社員としての採用は会社側としても求めておらず、
最初は契約社員として契約してほしいと会社側に言われるケースが多い。
実際は、正社員にする前に、契約満了。待期期間も収入なしで自然消滅といったパターンも想定できる。


では、この2つ、どう見抜けばいいのか。
これは面接前に見抜くのは難しい。私自身は、面接後の返事をもらうまではわからなかった。

それは、1次面接・2次面接(最終面接)のあとが、内定かどうか。
内定が入る前に取引先の面接が入った場合は、2つ目のケースに属すると考えてよい。
その案件が通らなければ、社員としていらないと考えているから。
長い目を見て自社で活躍できるとかんがえるなら、1つ目のほうでの採用になり、
相手先の面接が受かろうが受かるまいが、採用できるからである。

ITってプロジェクト単位で動いているので、一般的な企業の契約社員よりも短いスパンで動いていて、
1か月・3か月・半年・1年など様々であり、スキルがないうちは、正規雇用でないと待期期間が発生してしまい、
生活も困難となる。

そして、経験がないまま、ITなら何でもいい!!と考えている人は、
2つ目のほうで採用されると、たいてい運用・監視のフェーズからスタートになると思う。
私自身、2つ目のケースの企業の最終面接をパスしたところは、開発希望だったにもかかわらず、
監視・運用フェーズの仕事の紹介がほとんどであった。
私が苦戦している通り、監視・運用からのフェーズ変更は、なかなか難しく、
特に監視などはITの知識がない人でも行えるレベルまで仕様書が落とし込まれているケースが多いので、
ITの知識もつかないまま年数だけが過ぎて行ってしまう。

運用に至っては、そうとも限らず対応の中では、ほぼ構築じゃないか。設計の修正の日々で、
これはもう、上流からやっているのとは一緒ではないか・・・といったパターンもあれば、
安定していて、サービスの再起動程度しか発生せず、スキルもあがらない運用もある。

就職するまでも難しいが、就職後、どういうキャリアを詰めるのかは、よく考えたほうがいい。
ITの世界って、飛び込むと大会すぎて、自分に必要なスキルはなに?え?想像と違う・・・
といったことが、多々ある。

ということで、今日は2種類の就職の仕方をご紹介しました。
これは、あくまで私の経験からなるもので、これがすべてではございませんので、あしからず。

私のIT業界への第一歩 その4

そして、ご迷惑にも転職しよう!と思い立つのです。
ITではないですが身内の会社にお誘いを受けていたので、この際、ITとお別れしよう。
と思い、転職の意思を伝えました。

仕事ぶりは、真面目だったので、管理者を大変困らせてしまいました。
それでも、今の仕事を始めるときには、正社員雇用前提での契約社員だったのを盾に、
仕事を日勤にして、かつ正社員として雇用できないなら、飲んでほしい。
とごり押しで、辞めさせていただいたのです。

これが、私のITの初めての経験です。
4話にもわたりひっぱってきました。

この経験が、どこかで通用するかというと、通用しません。
全く同じようなところなら、通用しますが、未来はありません。

やはり、転職をするうえで、ITの経験を重要視している企業は中身が重要です。
履歴書をどれだけ文字数で埋めても、経験としては浅いのです。
Linux 経験1年 と書いたとしても、何もできないのです。

構築・設計の経験者が求められるのは、こういった理由が多いかもしれません。
運用や監視は、ローカル色が強く、あまり経験が活かせない。
実際面接してみたり、職務経歴書によっては経験を判断できて、採用につなげることができるかもしれません。

実は、ITの第一歩を踏むことは難しくないのです。
しかし、次の転職の時に財産となる経験を残せるかが問題ですね。

わたしは、面接が苦手でないのは役者の経験があり、
面接で好印象を持たれることが多いので、そこで乗り切っているだけで、
経験としては評価されたことはないのです。

なので、これからITに飛び込む方、目先のものにとらわれず、
自分の方向性や将来性を見極めて転職活動に挑まれることをお勧めします。

私のIT業界への第一歩 その3

そして、ITの資格を手にした私は調子に乗ります。
正社員にもなれないんだったら、せめてIT職の強い現場に回してくれないか?
こう、上司に直談判すること半年。Linuxの現場に異動が決まりました。

Linuxの経験なんて、入社時によくわかんないままCDからインストールした経験しかありません。
1か月は、本社に戻り研修しますとのこと。
そして、本社で渡されたのは2年前人勇者したときにLinuxをインストールした本。
げ、またこれかよ!と内心思いつつ、おとなしくDUALブートでインストールし、
わけもわからず、apacheをインストールしたり、viでhjklのキーを使ってキーカーソルを移動したり。
本当に、意味も分からず、本に書いてある通りにするだけの一か月。
Linuxに慣れる。といった目的。いや、本当に意味がなかった。

そして、現場に送り出される。
一番経験の長いリーダーと組まされる。Linuxサーバの運用監視が仕事で、隣の島では
別会社がネットワークを見ている。ウェブサービスの運用監視であることを知らされる。
ここでは、一日中障害対応。主に、ウェブサーバのapache再起動、サーバ再起動、
現地と連携してHDDやサーバ交換。
それでも、ITレベルの低い自分は、リーダーが頑張るのを、報告書にまとめるたり、
指示を受けたサーバにログインして、apacheとtomcatを手順書の順番で再起動。
それでも、規模が大きいので、ヒィヒィ言いながらやっていました。

ここでは半年くらい。Linuxの経験をつめたかというと、全くでした。
どちらかというと、サーバのHDDのこととか、報告書のまとめ方とか業務に特化した部分ばかりしか知識として残っておりませんでした。

仕事が一番できるリーダーと組んでいたから、何とか成り立っていました。
しかし、こんな夜勤生活も3年目。正社員に慣れない契約社員・・・不安はつのります。
このまま、この仕事続けてていいのかな・・・。

そして、結婚の話も進んできていて、週休2日、毎日定時で帰れる彼女と、
日勤夜勤を繰り返し、土日も関係ない自分。
とても不安に思っている様子であり、そろそろ潮時かな・・・。
と思うのでした。

つづく
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