こんにちは、ちょみおの介護コミュニティです^^
コミュケーションって意外に難しいと感じる方は多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「コミュニケーション技術」をメインに書いていきたいと思います。
コミュケーションって意外に難しいと感じる方は多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「コミュニケーション技術」をメインに書いていきたいと思います。
コミュニケーション技術とは、相手の気持ちやニーズを理解し、適切な言葉や態度で対応する能力のことです。介護福祉の現場では、利用者や家族、同僚などと円滑にコミュニケーションをとることが重要です。コミュニケーション技術を身につけるには、実践的な練習が効果的です。ロールプレイングは、想定される場面を演じて、コミュニケーションの方法や改善点を学ぶ手法の一つです。
ロールプレイングを行う際には、以下のポイントに注意しましょう。
• ロールプレイングの目的やテーマを明確にする
• ロールプレイングのシナリオや役割を事前に決める
• ロールプレイングの時間や回数を設定する
• ロールプレイングの後にフィードバックや振り返りを行う
ロールプレイングの例題を3つ提案します。
利用者が入浴を拒否する場面
o テーマ:利用者の気持ちを尊重しつつ、入浴の必要性やメリットを伝える
o 役割:介護職員(A)、利用者(B)
o シナリオ:
A:こんにちは、Bさん。今日はお風呂の日ですよ。一緒に入りましょう。
B:いやだ、いやだ。お風呂なんか入りたくない。寒いし、疲れるし、面倒くさい。
A:そうですか。お風呂に入るのは嫌ですか。でも、お風呂に入ると体も心もスッキリしますよ。汗や汚れを落とすことで、肌トラブルや感染症の予防にもなりますし、血行も良くなります。お風呂に入って、気持ちよく過ごしませんか?
B:だから、いやだって。お風呂に入ると、体が冷えるし、痛いし、怖いんだ。誰かに見られるのも嫌だ。一人で入りたい。
A:そうなんですね。お風呂に入ると、体が冷えたり、痛かったり、怖かったりするんですね。それは辛いですね。Bさんの気持ちは分かります。でも、お風呂に入らないと、体にも心にも良くないことが起こるかもしれません。私たちは、Bさんの体と心の健康を守るために、お風呂に入っていただきたいと思っています。見られるのが嫌なら、プライバシーに配慮して、目隠しやバスローブを用意します。体が冷えるのが嫌なら、温度や時間を調整します。痛いのが嫌なら、優しく洗ってあげます。怖いのが嫌なら、一緒に入ってあげます。Bさんが安心して入れるように、できる限りのことはします。どうか、私たちにお任せください。
B:・・・
A:Bさん、お風呂に入ってくれると嬉しいです。私たちは、Bさんのことを大切に思っています。Bさんも、自分のことを大切にしてください。一緒に入りましょう。よろしいですか?
利用者の家族が介護費用に不満を言う場面
o テーマ:家族の不満や不安を聞きながら、介護費用の内訳や支援制度を説明する
o 役割:介護職員(A)、利用者の家族(B)
o シナリオ:
・ A:こんにちは、Bさん。今日はお時間いただいてありがとうございます。お父様の介護費用についてお話ししたいと思います。
・ B:はい、こんにちは。介護費用って、毎月どれくらいかかるんですか?
・ A:こちらが、お父様の介護費用の明細書です。ご覧ください。今月は、食費、入浴費、送迎費、レクリエーション費などを合わせて、約10万円になります。
・ B:えっ、10万円も?!それって、高すぎませんか?こんなに払えるわけないじゃないですか。どうしてこんなにかかるんですか?
・ A:Bさん、驚かれましたね。介護費用が高いと感じるのは、ごもっともです。でも、この費用は、お父様の介護に必要なサービスや物品を提供するためにかかるものです。それぞれの内訳を詳しく説明しますね。食費は、栄養バランスのとれた食事を提供するためにかかるものです。入浴費は、お父様の体を清潔に保ち、血行を良くするためにかかるものです。送迎費は、お父様を安全にデイサービスセンターまでお迎えし、お送りするためにかかるものです。レクリエーション費は、お父様の心の健康を保ち、楽しく過ごしていただくためにかかるものです。これらの費用は、お父様の生活の質を高めるために必要なものです。私たちは、お父様に最善の介護を提供するために、努力しています。
・ B:そうですか。でも、それでも10万円は高いと思います。他のデイサービスセンターはもっと安いと聞きましたよ。どうして、こんなに違うんですか?
・ A:Bさん、他のデイサービスセンターと比べて高いと感じるのは、分かります。でも、介護費用は、デイサービスセンターによって、提供するサービスや物品の内容や質によって、異なります。私たちは、お父様に合わせた個別のプランを作成し、専門的なスタッフが対応しています。また、最新の設備や備品を揃えています。これらのことが、介護費用に反映されています。
• A:Bさん、介護費用の内訳をご理解いただけましたか?
• B:まあ、なんとなくは分かりました。でも、それでも納得できないことがありますよ。例えば、レクリエーション費って何ですか?お父さんはレクリエーションなんか興味ないですよ。無駄なお金を払ってる気がします。
• A:そうですか。Bさんは、レクリエーション費が無駄だと感じていらっしゃるんですね。それは残念です。レクリエーション費は、お父様に楽しんでいただくためにかかるものです。お父様は、どんなことが好きですか?
• B:お父さんは、昔から将棋が好きでした。でも、最近は誰ともやらなくなりました。認知症が進んでるからかもしれません。
• A:そうなんですね。お父様は、将棋がお好きなんですね。実は、私たちのデイサービスセンターでは、毎週金曜日に将棋教室を開いています。お父様も参加していますよ。他の利用者さんと一緒に将棋を楽しんでいます。将棋教室は、レクリエーション費に含まれています。
• B:えっ、本当ですか?お父さんが将棋をやってるなんて、知りませんでした。将棋教室って、どんな感じなんですか?
• A:将棋教室は、ボランティアの先生が来てくださって、利用者さんに将棋の指導をしてくださいます。初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて楽しめます。お父様は、とても上手ですよ。先生からもほめられていましたよ。
• B:そうなんですか。お父さんが将棋をやってる姿を見てみたいです。将棋教室に見学に行ってもいいですか?
• A:もちろん、大歓迎です。ぜひ、見学にいらしてください。お父様の様子をご覧になって、レクリエーション費の意味や価値について、少しでも理解していただければと思います。
利用者の家族が介護職員の休暇に不満を言う場面
o テーマ:家族の不満や不安を受け止めつつ、介護職員の休暇の必要性や代替対応を説明する
o 役割:介護職員(A)、利用者の家族(B)
o シナリオ:
A:こんにちは、Bさん。今日はお父様の様子をお伝えしたいと思います。お父様は、今日も元気に過ごされていますよ。朝食もしっかり召し上がって、レクリエーションにも参加されました。
B:そうですか。お父さんが元気で良かったです。でも、ちょっと聞きたいことがあるんですけど、あなたはいつもお父さんの担当をしてくれてるんですよね?
A:はい、そうです。私は、お父様の担当をしています。
B:じゃあ、あなたはいつもお父さんのことを見てくれてるんですよね?お父さんは、あなたに慣れてるし、信頼してるんです。だから、あなたがいないと困るんです。
A:そうですか。Bさんは、私がいないと困ると感じていらっしゃるんですね。それは、お父様にとっても私にとっても嬉しいことです。私も、お父様のことを大切に思っています。
B:だったら、あなたは休まないでください。あなたが休んだら、お父さんはどうなるんですか?他の人に任せるなんて、できません。あなたがいないと、お父さんは不安で仕方ないんです。私も心配でたまりません。
A:Bさん、休まないでとおっしゃいますが、私は人間です。私も、仕事をするためには、休息やリフレッシュが必要なんです。私が休むことで、お父様の介護の質を保つことができるんです。私が休んでも、お父様のことは他のスタッフがしっかりと見てくれます。私は、他のスタッフと情報を共有して、お父様の状態や好みを伝えています。他のスタッフも、お父様にとって良い介護を提供するために、一生懸命に努力しています。私がいなくても、お父様は安心して過ごせるように、できる限りのことはします。どうか、私たちにお任せください。
以上で、デイサービスセンターのロールプレイングで「コミュニケーション技術」についてする方法についての資料を終わります。この資料は、ロールプレイングの目的やテーマ、シナリオや役割、注意点やポイント、例題を紹介しました。ロールプレイングは、介護職員として必要なコミュニケーション技術を身につけるための有効な手法です。実際に演じてみることで、相手の気持ちやニーズを理解し、適切な言葉や態度で対応する能力を養うことができます。ロールプレイングを行う際には、本気で取り組み、率直なフィードバックを行うことが重要です。この資料が、ロールプレイングの参考になれば幸いです。
最後に・・・
コミュニケーション技術とは
相手の考えや感情を理解し、自分の考えや感情を伝える能力のことです。1 コミュニケーション技術は、仕事やプライベートで人との関係を築くために必要なスキルです。
コミュニケーション技術を身につけるには、以下のようなことを意識すると良いでしょう。
• 相手の話をよく聞く
o 相手の話に耳を傾けて、興味や関心を示すことで、相手の気持ちやニーズを理解できます。2 相手の話を聞くときには、目を合わせたり、うなずいたり、相槌を打ったりすることで、聞いていることを伝えましょう。
• 相手に合わせて話す
o 相手の声のトーンや話すスピード、声の大きさ、動きに合わせて話すことで、相手との一体感や親近感を高められます。相手の興味や関心、場の雰囲気に合わせて話題や言い回しを選ぶことも大切です。
• まずは相手の言うことを受け入れる
o 相手の考えや感情に対して、すぐに否定したり、反論したりするのではなく、まずは受け入れることが重要です。相手の考えに賛同できる部分があれば、それを認めてから、自分の考えを伝えましょう。
コミュニケーション技術は、練習や経験によって向上できるものです。 ぜひ、この資料を参考にして、コミュニケーション技術を磨いてください。
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