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2021年10月22日
「日本人」の定義について思うこと
こんにちは。
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年10月10日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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今回は、「日本人」の定義についてです。
私は基本的には、国籍によって◯◯人と考えていると思います。
それに対して、日本のマスメディアや社会での「日本人」は、誰々は「日本人」ではないと言うのに
誰々は「日本人」と捉えるのだな、と常々不思議に思ってきました。
上手くまとまっていないかもしれませんが、そんな私の思うところを紹介したいと思います。
広辞苑によると、日本人は次のような意味だそうです。
?@日本国に国籍を有する人。日本国民。
?A人類学的にはモンゴロイドの一つ。皮膚は黄色、虹彩は黒褐色、毛髪は黒色で直毛。言語は日本語。
これを踏まえると、社会の呼ぶ「日本人」は、?@かつ?Aが当てはまる人に近いのかなと思いました。
例えば、大学でスコットランド出身の教授がいたのですが、来日して約30年、日本で家庭も持ち、
定住しているにもかかわらず、訪日観光客等と変わらないような外国人として見られることを
嘆いていました。
また、その子は、日本人の両親の元に生まれた子供と同じように、日本で生まれ育っているのですが、
見た目が完全にイギリス人なせいか、尚、外国人として見られると言います。
一般的にも、ミックスルーツの日本人が外国人と間違えられたり、差別を受けたりするケースは
聞いたことがあると思います。
日本国籍であると周知されている著名人でさえ、バスケットボールの八村塁選手と八村阿蓮選手や
テニス選手の大坂なおみ選手など、「日本人なのか?」といった人種差別を受けています。
このような人たちを「日本人」とみなさないような差別の根底には、
広辞苑記載の定義の?@だけではなく?Aも満たすべきという考え方があるのではないでしょうか。
一方、私が更に不思議なのは、日本国籍を持つ「日本人」の認定はとても厳しいにもかかわらず、
外国籍を持つ日本ルーツの人たちは抵抗なく「日本人」とみなしがちなことです。
つまり、広辞苑記載の定義?@を満たしていない場合にも、往々にして「日本人」として扱われるのです。
例えば、直近では、ノーベル物理学賞受賞された真鍋淑郎氏を既に米国籍にもかかわらず、
日本人の受賞として大々的に祝福し、報道しました。
また、スケートボード英国代表のスカイ・ブラウン選手(現在は日英の二重国籍)や
フィギュアスケート米国代表の長洲未来選手、マラソンカンボジア代表の猫ひろしさん等も、
「日本人」とまでは言われないまでも、日本ルーツに起因する親近感と仲間意識が持たれています。
勿論、外国籍を取得した途端に日本人ではないからと無関心になるのも冷たすぎる気がします。
しかし、このような「内」と「外」に対する考え方を見ていると、「外」にいる日本ルーツへの親しみと
同じくらい、「内」にいる外国ルーツへの許容力を持ったら良いのにと思ってしまうのです。
皆さんは「日本人」の定義にモヤモヤしたことはありますか?
また、皆さんが考える「日本人」はどのような定義でしょうか。
ハフポスト日本版、「八村塁さんと八村阿蓮さん、インスタグラムでの人種差別の被害を告白
⇒『本当に許せない』と反響広がる」、 https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_60933972e4b0ccb91c39f86f/ 、2021年5月6日公開。
日刊スポーツ、「真鍋淑郎氏、日本人最年長90歳ノーベル賞 温暖化研究パイオニア物理学賞」、
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/202110050001227_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 、2021年10月6日公開。
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