今回は鳥貴族の話題です。
鳥貴族と言えば全品280円均一のジャンボ焼き鳥で有名な居酒屋だ。
知らない人はさすがにいないとは思うが。
この度、鳥貴族が298円に10月から値上げすると発表した。
これを受けて株価は上がりました。
値上げするのに上がるとは?と思う方もいるでしょう。
ちなみにネット上では値上げに賞賛の声の方が多いようだ。
そもそも鳥貴族は安い。
298円でも充分、現在の居酒屋事情からすれば安すぎるくらいだ。
同じくらいの量を有名居酒屋チェーンで食べたらいくらかかるんだというくらいだ。
そして鳥貴族は駅前のほとんどの店ではかなり繁盛している。
ピーク時には常に満席で待ちがいることすらある。
つまり、これはどういうことかと言うと、
鳥貴族に行きたくても行けない人もたくさんいるということでもある。
値上げによる客数減少がほとんどないだろうということだ。
本来、食べられなかった人がこれによる食べることが出来るかもしれないくらいですね。
ちなみに鳥貴族はキャベツ食べ放題が人気でもある。
今年は野菜が高くなっている現状もこれを後押ししてますね
値上げしないとキャベツも維持できないでしょう。
18円高くなったところでお客さんはキャベツ食べますからね。
ということで、客数減らず、値上げによる売上がオンするので、
会社としての売上は上がります。
ということは利益も増えることが想定できるでしょう。
今後、外食産業は値上げをどんどんしてくると思います。
むしろ、しない方が厳しくなっていきます。
これはなぜだかわかりますか?
ひとつは原料の高騰。
ふたつめは人件費。
アルバイトの最低賃金は毎年右肩上がりに上がっている。
そこに来て、最近は社員の労働規則が厳しくなる一方だ。
過労死などが多いですからね。
サービス残業が減り、有給消化や大型連休など利益を蝕むものばかり。
これらを回収するには値上げしかないでしょうね。
消費者にとっては厳しくなるいっぽうですね。
まぁ、だから消費者は賃金上げろとか言うんでしょうが、
これって無限サイクルですよね。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image