1年ほど前の話になるのですが・・・。
2019年の3月中旬の晴れた日、母と物置の整理をしました。
このときは、もう使わない多くのものを処分するのが目的。
物置にはタイヤも保管していたのですが、気が付くと毎年のタイヤ交換の際、足の踏み場も限られるほどスペースが無くなり、タイヤを取り出すのに一苦労状態となっていたため母と、「もうかなり多くのものを捨てないとまずい」となり、予定を決めて取りかかったのです。
物置の中にはウン十年以上、使わない古い物がたくさんありました。
こういうのはこれだけの年数が経っていれば、「もう使わない」とスパッと判断できるため、スムーズに作業は進みました。
中には父が買って使っていたらしき、時代を感じさせる容器に入った車のオイルなどもありました。
が、これも父がいなくなった今となっては、完全な不要品です。
中身を新聞紙や布に染み込ませ空にして潰すなど、片っ端から処分しました。
他には俺が20〜30代に熱中したスポーツ用品も、まとめて処分しました。
そのスポーツの道具や施設利用料に投じた金額は、トータルで100万円以上。
下手くそなくせに物を買うことで上手くなった気になるというか、満足感を得る困ったタイプの人間でした(笑。
そのスポーツをやらなくなって9年。
やらなくなった当初は、「またそのうちやりたくなるかもしれない」と未練がましく取って置きましたが、さすがに今は「もうやることはない」と悟りました。
だからそれらの道具も一気に処分。
このときは、モノにならなかったとはいえ、一時は真剣に打ち込んだものを捨てるということもあり、思っていた以上にグッと心にくるものがありました。
かけたお金の大きさも相まって。
それと最後の方では母が古ぼけた木箱を発見。
二人で「なんだろ、コレ」と思って開けてみると・・・。
中には父が大学生時代に読んだであろう分厚い本が20冊近く入っていました。
奥付を見ると、今から50年以上前に発行された本。
父もすっかりしまったことを忘れていたのでしょう。
これを見て、やはり「本」などは、普段見えない場所に保管してはいけないと再認識しました。
普段から見ない=数年経てば記憶から消える。
俺が蔵王の屋根裏にしまっていたマンガ本とまったく一緒で(笑、能力とか生き様には天と地ほどの差がありましたが、ここらへんは俺も父も一緒なんだと思いました。
と、そんなことを感じながら片付けを進めること1時間半。
母の車に積み込みました。
かなりガッチリと詰め込んで、葛岡工場へ。
葛岡工場に着いたのは13時30分ごろ。
受付をするための順番待ちの車が15台。
思っていたよりも多く驚きましたが、 ルールに則っていればこれだけ捨てても1,500円と格安。
(*このときは100キロまで1,500円でした)
母としばし待ち、受付を終え工場内へ。
作業員の方に指示や協力をしてもらいつつ、どんどんと投げこみ処分しました。
帰りの道中は母と二人で、「すんげぇ軽くなったw」なんて言いながら家に帰りました。
と、そんな感じでまとめて物置のゴミを処分し、整理したのですが・・・。
適度なスペースが出来て、タイヤなどを取り出すときにもかなり楽になりました。
この快適さには俺も母も感動。
今後も定期的に物置を片付けていくことを誓いました。
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