電力には、複数の種類があります。
一般家庭で使うものからお店などで使うものまであり、すべてが同じではないのです。
低圧電力、動力、高圧電力、特別高圧といった4つの電力について紹介します。
一般家庭で使用される低圧電力
一般家庭や小規模の工場や飲食店で使われるのは、ほとんどが「低圧電力」です。
契約電力は50kW未満の契約で100ボルトと200ボルトがあります。
はじめに高圧電力から順番に送電され最後に一般家庭や小規模の工場に送られます。
発電所から電柱に設置されている柱上変圧器で100ボルトと200ボルトに変圧されて届けられます。
業務用の電化製品に使用される電力
業務用の電化製品は、三相200ボルトという規格になっています。
動力を家庭や事業者側で変圧することはできません、低圧電力と一緒に契約する必要があります。
大口契約で結ばれる高圧電力
工場や病院、オフィスビル、大型商業施設など、電気使用量の多い法人施設で一般的に使われているもので契約電力が50kW以上のものを「高圧電力」といいます。
高圧電力は300ボルトを超えるものがあります。
また、高圧電力は、低圧電力の単価より安いことがほとんどです。
そして、高圧電力は、キュービクル(変電設備)という設備を通して利用されるのです。
工場の敷地内などで、白色の箱型設備がよくあると思います。
それは変電設備です。
高圧電力の有無はキュービクル(変電設備)あれば高圧電力です。
特別高圧
電圧が7,000ボルト以上は「特別高圧」で、電鉄や工場でよく使われます。
設備費や維持費などのコストは、低圧電力や高圧電力に比べて、非常高くなっています。
最後に
電力には、家庭で使う低圧電力の他に、動力、高圧電力、特別高圧と全部で4種類あります。
電力を切り替えていくうえで新電力は、特に電気使用量が大きい事業者向けのサービスが多く、大手電力会社と直接契約するよりも電気料金をお得にすることができます。
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