先日、サンバーバンをパワーウインドウ化した時にはベージュ系の内張(ドアインナーパネル)が付属していたので、バン純正のまっ平らなビニール張りに比べると、とても乗用車的になって満足していたのですが、リアドアはそのままなのでアンバランスになってしまいました。
そこで今回はリアの内張を交換してみます!
オークションにて落札後、翌日に届きました。(感謝します)
早速開封しました。
サンバーディアスワゴン純正のドア内張(ドアインナーパネル)はこのようなベージュ系です。
フロントに合わせたかったので良かったです。
多少の使用感はありますが、汚れやすい色の割には奇麗と言えそうな感じです。
また付属品がありました↓。
ドアロックピンとウインドウの全開を選択できるダイアルです。
サンバーバンのドアロックのボタン(?)は丸い形状ですが、ディアスワゴンは四角いドアロックピンです。
また、サンバーのリアドアのウインドウは半分位までしか開かないのですが、ディアスワゴンは制限を解除して全開に出来るダイヤするような仕掛けが付いています。
この全開または半開のダイヤルは全開にして子供などが車外に落ちてしまうことを防ぐための仕組みであると思われます。
余談ですが、以前からディアスワゴンにこの仕掛けがあるのは知っていたのですがバンにはそのダイアルがありません。
そのため、バンにはリアウインドウを上下に動かす手動式のウインドウレギュレーターに物理的にストッパーが付いているのでは?と思い一度分解してみたことがあります。
すると、予想通りレギュレーターの途中にストッパーが取り付けてあったので削り落としてみました。
しかし結果としてはストッパーを外してもウインドウを上下させるワイヤー自体が短いため、全開には出来ないことが分かりました。
どうやらウインドウレギュレーター自体をディアスワゴンのものに交換しなければならないようです。残念
話が逸れましたが、内張を交換しましょう。
とは言っても、作業は左右ゆっくりやっても30分もかかりません。
今回の使用した工具はこの2つだけです。
(上)引っ掛け工具と(下)内張外しです。
引っ掛け工具はインナードアハンドルとウインドウ開閉ハンドルを取り外すのに使用します。
使い方は↓下記の記事に説明がありますのでご参照下さい。
≫ 参考:純正部品『ドアハンドルプロテクター』の取り付け
インナードアハンドルとウインドウ開閉ハンドルが外れれば、あとは引っ張ればサンバーバン純正の内張は外れるのですが、ちょっと注意があります。
バンの内張は段ボールを圧縮したような、非常に弱い素材の上にビニールクロスが張り付けてあるような構造です。そのため、内張を引っ張るように外そうとするとドア本体に固定するためのピンが内張からちぎれて外れてドアに残ってしまいます。
バン純正の内張を処分してしまうのであれば問題はありませんが、再利用したい、あるいはオークションなどで処分したいのであれば内張外し工具でピンの根元から一つづつ丁寧に外すことをおすすめします。
バンの純正内張が外れたら、最初にドアロックピンを交換します。
ドアロックピンは手で緩めて外せますので交換は簡単です。
続いて、リアサイドウインドウ下側のモールを外しました。
ディアスワゴン用のリアドアの内張はモールと一体型でドアをカバーしますのでバンのモールは不要になります。
モールは引っ張るだけで外れました。
そして、ディアスワゴン用の内張にドアロックピンを通してモール部分を引っ掛けるようにすれば出来上がりです。
ドアハンドルなどをもとに戻せば完成です。本当に簡単でした。
フロントと同様に乗用車的になりました。
バンのインナーパネルにカーボン風シートでも貼ろうかと考えていましたが、やっぱり純正はいいですね。
先日交換したフロントドアの内張りと一緒になりました。
≫ 参考:サンバーバンTVにワゴンTWのパワーウィンドウを移植してみました