苦しみながらもしっかりと勝ち点3を積み上げられたという試合だったと思います。
栃木は前半は仙台のボランチ2枚を消すための作業をしてきていたと思います。
攻撃の核は遠藤だけれども、そこに入れさせないためのやり方をしてきたと感じました。
ボランチ2枚の立ち位置が悪かったというのもあり、機能不全に陥っていたと感じました。
ボランチが前を向いた状態でほとんどボールを触らなかったためなかなか前進出来なかった。
それを後半はサイドを個で剥がしていける加藤と氣田に、遠藤を真ん中に置いてより自由度を与えたこと、ボランチがセンターバックとサイドバックの間に立ち位置を取ることで少しずつリズムが生まれたこと。
ハーフタイムでしっかりと修正をすることができたことは収穫なのかなと。
勝ち越し点では皆川の出足の良さが現れた得点だったこと。
一度頭の上を通り越したボールに対しての立ち位置を取り直す反応の速さ。貪欲さが詰まった得点だったと思います。
気温が高く、苦しい試合でも物にできたこと。まだまだ伸び代があり、課題もある。そんな試合だったと思います。
次の試合は6月1日にホームで天皇杯ホンダFC戦です。
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